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【子育てエッセイ】#18 こんな未来がくるなんて〜家族ぐるみの友人との6年ぶりの再会と〜

日曜日、家族みんなで久しぶりに動物園へ出かけた。

その動物園に行くのは、じつに約3年ぶり。

まだ1歳の次女・つーちゃんが生まれる前、
いま5歳の長女・いっちゃんが2歳頃だったから、

あっという間に時が過ぎたものだとしみじみしてしまった。


自宅からは1時間もかからないけれど、

園内は広くて坂も多い。


楽しい場所なのだけれど、

子どもを連れて歩くには気合いが必要。


なので、なんとなく足が遠のいていた。



でも今回は “特別なきっかけ” があった。


関東でずっと支えてくれている
ばぁば的存在の友人たちに加えて、

長いあいだ会えていなかった友人ファミリーとも
一緒に行けることになったのだ。


思えば、彼らと最後に会ったのは約6年前。

お互い、まだ子どもがいなかった頃で、

夫婦ふたりの暮らしを楽しんでいた。


結婚式にも参加し合った仲なのに、

コロナ禍や、妊娠・出産、
その後の生活のバタバタなどが重なり、

気づけば連絡を取るタイミングを失っていた。


住んでいる家同士も、すごく遠くはないけれど、

会おうとすると “微妙にひと手間かかる” 距離感で。


学生時代からの親友というわけではなく、

どちらかが連絡をしなければ、
そのまま自然と疎遠になってしまうような関係性。


だけど、お互いにお互いを
リスペクトしていると感じられているような、

不思議なつながりでもある。


「このまま一生会わない」という未来も全然ありえる。
 でも、そうはしたくないよね」

と、そんな温度感を
共有できているような友人ファミリーだった。


ありがたいことに、

ばぁば的な友人たちとは年に数回
お出かけできる関係ができはじめているので、

「今回がいいタイミングかもしれない」と思い、

友人ファミリーに思い切って声をかけてみた。


すると、すんなりOKをもらえ、

約6年ぶりの再会が実現した。



我が家には、5歳のいっちゃんと1歳のつーちゃん、

友人ファミリーには3歳の男の子。

子どもたちはもちろん初対面。


最初の30分ほどは、男の子が照れてモジモジしていたけれど、

そこは子ども同士のすごいチカラ。


あっという間に打ち解けて、

まるで “2歳差の3きょうだい” のように走り回っていた。


もしかすると、

動物よりも、互いを追いかけ回すことに
夢中な時間の方が長かったかもしれない。


でも、そんな姿に、
僕は胸がじんわりあたたかくなった。


驚いたのは、長女・いっちゃんの変化だ。

初めての場所や、初めて会う相手には
少し距離を置くことの多い子なのに、

この日は最初から自主的に男の子にも
友人(初対面の大人)にも話しかけていく。


頼もしさを感じつつ、

もしかしたら、彼女なりに育ててきた

「ママやパパの友だちは、
 やさしくて子どもが好きな人たち」

という信頼が、

背中を押してくれたのかもしれないと思った。


もちろん子ども同士なので、

ぶつかったり、うまくいかなかったりする瞬間もある。


でも、相手の人格を

丸ごと否定したり、拒絶したりはしていない。


そこに、いっちゃんの成長を感じられて嬉しかった。


そして、末っ子のつーちゃん。

もう、信じられないほどあちこち走り回るし、

食事中でも平気でテーブルから脱走するし、

こちらはこちらで “末恐ろしい” ほど
頼もしいパワーを発揮していた。



久々の動物園は、

動物を見る以上に、

子どもたちの “いま” を感じられる一日になった。


まさか、こんな未来がくるなんて。


家族ぐるみの友人との再会が、

過去と現在をやさしくつないでくれたような、

そんなあたたかいおでかけだった。






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