銅軸カヴェコスペシャルのご紹介(制作手順付き)
銅軸カヴェコスペシャルのご紹介
本記事では自作したカヴェコスペシャルカッパーの紹介と銅軸化の手順を紹介します。
2025/08/22 Written by Miyo
銅軸化までの経緯
先日、有名文房具系YouTuberがカヴェコスペシャルブラスを磨いている動画を拝見したら頭の中に、
「せっかくエージングしたのに戻してしまうなんて、あのヴィンテージ感が良いのに…」
「あれ?エージングしていくってことはカヴェコスペシャルブラスはコーティングすらない無垢の真鍮材使ってるじゃん。」
「つまり… 黄銅はCuとZnの混合物だから、電気分解を利用してZnを取り除けば銅カヴェコを生成できる!」

書いた時の指へのフィードバックの感じ方も。
ということで、0.3ミリのブラックが登場して以来、2年ぶりにカヴェコスペシャルを購入。(中古だけど)
これを銅軸にしていきます。
カヴェコスペシャルカッパー
ブラス→黄銅
銅→カッパー (ブロンズは「青銅」)
なので「カヴェコスペシャルカッパー」と名付けました。
そして、銅軸化したものがこちらです⬇︎
*作業手順は後ほど紹介します。

ヴィンテージ感のあるローズゴールド色がたまらなく良い。

ロゴもしっかり残ってます。
これは正直、ブラス本体を酸に浸すため予想不可な部分だったので良かったです。

ちなみにスペシャル用のクリップも銅にして統一しようと思ったんですが、残念ながらクリップはスチール製だったため今回は諦めました。
今後挑戦してみようと思います。

筆箱と合わせても良い。
趣味文のエクリドールビクトリアンのローズゴールド色とも合いそうですね〜
宣伝
「置換銀メッキを施したカヴェコスペシャル」
銅色ではなく銀色に加工したものです。
同様に紹介と制作手順を記ております。
書き心地
ただ滑らかでした。
2ミリ芯はたしかに書いてて楽しいです。
触り心地は新品の状態のブラスと同じ感覚です。
それと素銅なのでやっぱり手が金属臭くなります。
酸化被膜が形成されれば、グリップもしっかりしてより書きやすく、書いた時のフィードバックを心地よく受けれるようになると思います。
ブラスとの比較

全然違います。
銅軸化前の画像と比べると、こんな感じです⬇︎

ブラスの0.5と銅の0.5の書き心地を比べてみようと思ったのですが、残念ながら中身の機構が全く異なっていたため、出来ませんでした。
ちなみに暖色系の色で並べるとこんな感じ。

それと、たったの1週間でこんなにくすみました。(下の画像)
銅は性質上ブラスより酸化被膜を形成しやすいのでエージングが楽しみです。くすんだ10円玉を目指します。
今後も経年変化をお知らせしようと思いますので、是非フォローしてお待ちください。

カヴェコスペシャルカッパーの紹介はこれで以上です。
次に銅軸化の作業内容を説明します。
銅軸の制作手順
ここからは銅軸の制作手順について紹介します。
以下では、高校化学で学習する内容を扱います。専門用語、実験操作、薬品の危険性についてご不明な方は、作業をお控えください。
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