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変化は怖い。でも、変化の先に未来がある。

人生には、できれば起きてほしくなかったことが起きることがあります。

自分は望んでいなかったこと。今のままでいたかったこと。ずっと続くと思っていた関係の終わり。

しかし、振り返れば、その受け入れざるを得なかった変化によって、人生が良い方向へ進むこともあります。

でも、その瞬間はそれなりにショックで、なかなかそんなふうには思えません。

私にとってのそれは、長らく私を支えてくれた税理士の萩原先生から、「顧問契約終了」の話をいただいた時でした。


「マジか……」頭が真っ白に。


税理士先生に顧問契約終了を告げられ、真っ先にその言葉が頭に浮かびました。

「ワークライフバランス」を見直したいとのことで、個人事業主の顧問はすべて終了し、法人だけでやっていくとのことでした。

家族、そして自分の時間を大事にされる方なので、もちろん事情は理解できます。

でも、あまりに突然の出来事で、理屈では整理できても感情が追いつきませんでした。

数年間、一緒に仕事をしてきた税理士先生です。会社の数字だけではなく、自分の考え方やプライベートのことも理解してくれている存在で、お兄ちゃんのような存在でした。

だからこそ、単なる取引先との契約終了とは思えませんでした。

むしろ、信頼していた人との距離ができてしまうような感覚。それが何より寂しかったのです。


「変化」よりも「失う」ことの恐怖


私が不安だったのは、顧問税理士を失うこと以上に、萩原先生との関係が終わってしまうことでした。

これまでのように仕事のこともプライベートのことも相談できなくなるのではないか。会う機会も減るのではないか。人としてのつながりまで薄くなってしまうのではないか。

そんなことばかり考えていました。

もしかすると人は、変化そのものよりも、「大切なものを失うかもしれない」という恐怖に苦しむのかもしれない。

その時、私はそんなことに気づきました。


新しい出会いへの期待と不安


その後、萩原先生から新しい顧問税理士として、萩原先生が信頼している高坂さんという税理士先生を紹介していただくことになりました。

あれだけ失意のどん底にいたのに、不思議と新しい税理士さんへの警戒心はあまりありませんでした。

むしろ、「萩原先生が紹介してくれる人なら大丈夫だろう」。そんな気持ちの方が強かったように思います。

ただ、それでもゼロから関係を築くことへの緊張はありました。私のような独立系の保険営業マンにとって、税理士は特別な存在です。

会社のお金の話をするだけではありません。時には家族の話をすることもあります。将来の不安を相談することもあります。

だからこそ、人として信頼できるかどうかが何より重要です。

新しい出会いはうれしい反面、「本当に自分を理解してもらえるだろうか」という不安も抱えていました。


「この人なら大丈夫だ」


高坂さんと初めてお会いした日のことは、今でもよく覚えています。

第一印象は、とても誠実な人。そして、話していて不思議と安心できる人でした。

私の兄と同じ中・高校出身だったり、家が近かったり。偶然とは思えないほど共通点も多くありました。

でも、本当に印象に残っているのはそこではありません。

高坂さんは、「私の話」をとてもよく聞いてくれたのです。

仕事のこと。家族のこと。趣味のこと。これまでのこと。そして、これからのこと。人生で大切にしていること。

ただ税務の話をするのではなく、「宮崎という人間」を理解しようとしてくれていることが強く伝わってきました。

その時に思いました。

「あ、この人なら大丈夫だ」と。

信頼というものは、特別な言葉で生まれるものではありません。

「この人は自分を理解しようとしてくれている」

そう感じた瞬間に生まれるものなのだと、身をもって感じました。


新しい出会いで、人生の流れが変わる


こうして高坂さんとのお付き合いが始まってから、たくさんのアドバイスをいただきました。

・経費の見直し
・仕事についての相談
・仕事とプライベートの両立について

どれも単なる税理士業務の範囲を超えていました。

私が感じたのは、「この人は数字だけではなく、人を見ている」ということです。

事業だけではなく、その人自身がどうしたら幸せになれるかを親身になって考えてくれる。

だからこそ、高坂さんの周りには人が集まるし、萩原先生も自信を持ってバトンタッチしてくれたのだと思いました。

そして今では、なんと顧問契約という関係を超えて、高坂さんと新しいビジネスにも一緒に取り組むようになりました。

数か月前にはまったく想像もしていなかった未来です。

もしあの時、税理士変更がなければ。もしあの時、不安だけを見て変化を拒んでいたら。

今のご縁と、今の未来は絶対になかったと言えるかもしれません。


変化の先にしか見えない景色がある


今だから言えることがあります。私はあの時、「何かを失う」と思っていました。

でも実際には違いました。

萩原先生との関係は今も続いています。むしろ前よりプライベートで会う機会が増えました。そして、高坂さんという新しいご縁もできました。

失ったのではなく、むしろ増えたのです。

仲間が増えた。信頼できる人が増えた。相談できる相手が増えた。人生の可能性が増えた。

振り返ると、あの出来事は終わりではありませんでした。

次の循環の始まりだったのです。


変化を受け入れる勇気を持つ


人は変化を恐れます。私もそうです。

できることなら今のままでいたい。慣れた環境にいたい。信頼している人のそばにいたい。

でも人生は時々、自分を次のステージへ連れていこうとするかのように変化を起こします。

その時は意味が分かりません。なぜこんなことが起きるのかと、運命を恨むこともあります。

けれど振り返った時に初めて、「あの変化が必要だった」と思えることがあります。

今回の経験は、まさにそうでした。

変化は怖い。不安にもなる。

だけど、その先には今の自分がまだ見ていない景色があります。

そして時には、自分では想像もしなかった素敵なご縁が待っています。

だから私はこれからも、不安を抱えながらでいいから変化を受け入れていきたいと思います。

あの日の不安が、新しい未来への入口だったように。

保険営業マン 宮崎 将哉

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