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実績がないと生徒が集まらない、はウソでした

「実績がないと、選ばれない」

私はずっと、そう思っていました。

同級生のように、
全国大会の出場経験も、華々しい経歴もない。

だから思っていたんです。

「このままじゃダメだ」
「何か特別な実績を作ろう」
「他の先生と違うものを持たなきゃ」

そうして私は、

・海外に学びに行く
・差別化できるものを探す
・特別な存在になろうとする

そんな方向に進んでいきました。

でも今振り返ると、あの時やっていたことは、
実績を積んでいたのではなく、
“飾り”を増やしていただけでした。

そしてその飾りは、
選ばれる理由には、何ひとつなっていなかったんです。

なぜ「実績がないとダメ」と思ってしまうのか

これは、私だけの話ではないと思います。

多くの先生は、
・小さい頃から比べられる環境にいる
・選ばれることで価値が決まる世界にいる

そんな競技生活の中で育っています。

・先生に選ばれるかどうか
・大会に出られるかどうか
・評価されるかどうか

その積み重ねで、
「実績=自分の価値」

という感覚が、当たり前になっていきます。

だから、

実績がないと不安になる。
お教室も選ばれない気がする。

そして、
「実績がないなら、別の何かで埋めなきゃ」
そう考えてしまうんです。

この状態になると、
先生たちの行動は大きく2つに分かれます。

タイプ①
嫌われるのが怖くて「都合のいい人」になる

実績がない不安を、
「好意」で埋めようとしていませんか?

ママたちの顔色をうかがい、
相談に乗り、嫌われないように振る舞う。

一見、良い関係を築いているように見えますが、
それは価値を届けているのではなく、
ただの「好かれる努力」です。

相談時間やLINEのやりとりは増えても、
入会は増えるとは限りません。

タイプ②
生徒の結果で「自分の価値」を証明しようとする

・とにかく上手にさせる
・結果を出させる
・成績にこだわる

これも一見、指導者として正しく見えます。

でもその裏側にあるのが、
「実績のない自分を認めてほしい」という感覚だとしたら。

それは子どものためではなく、
自分のための指導になっています。

この2つは、まったく違うように見えます。
でも本質は同じです。

どちらも「外側の評価」で、
自分と教室の価値を決めています。

・ママにどう見られるか
・結果でどう評価されるか

実績でしか、
自分や教室の価値を測れないままでいる限り、

どれだけ頑張っても、
不安はなくなりません。

ママが求めているのは、
あなたの過去の実績ではありません。

「この教室に入ったら、うちの子はどう変わるのか」

その未来だけです。

選ばれる理由は、
あなたの中にあるのではなく、
目の前の親子の悩みの中にあります。

実績を積むこと自体は、悪いことではありません。

でも、

それが「選ばれる理由」になるとは限らない。

ここを間違えると、
ずっと同じところで悩み続けます。

もし今、

「実績がないから難しい」
そう感じているなら、

問いかけてみてください。

本当に見ているのは、
実績ですか?

それとも、
見なくていいところに
意識が向いているだけではないですか?

追伸:

お教室づくりで、
うまくいったことと失敗したことを書いてます。


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