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【心の城】初めてコメントが付いた日

その日、noteからの通知が鳴った。
「コメントがつきました」

ーーー

城主
「え?何、コメント?」


初めてのことに戸惑う城主。
その様子に周囲に武将たちが集まってくる。


張飛
「どうした?」

城主
「コメントっていうのがきた」

張飛
「なんだ?そのコメントって」

城主
「記事を読んだ人からのメッセージみたい」

劉備
「なんと書いてあるのだ?」


みんなでコメントを覗き込む。


城主
「お返事したほうがいいよね?」

関羽
「それは、そうだろう」

城主
「どうすれば返事できるのかな?」

諸葛亮
「確か操作方法がそこに……」


城主がスマホをピコピコ。


城主
「やり方は、分かったの。
あとは、お返事の言葉だけ」


城主が頭を悩ませる。


張飛
「感謝の言葉だけで十分だろ!」

城主
「でも、せっかくコメントくれたし。
何かもっと伝わりやすい言葉があるかも」

劉備
「では、こういう言葉はどうだ?」

関羽
「ふむ、それではこれは?」

諸葛亮
「それならば、もっとこのようにしたほうが」


城主も含めた、コメントありがとうの
文章会議が始まる。


リアン
「どうしたの?みんなして」

城主
「コメントが来たから、返す言葉を考えてたの!」

張飛
「シンプルなのが一番だよな?」

劉備
「いや、それよりももう少し丁寧に」

関羽
「それならば、少し整えて」

諸葛亮
「この言葉をこちらへ持ってきたほうが」


決まらない。

みんなの声で、城主の頭がパンクしそうだ。
初めての記事を書いたときと似た光景が
その場に広がっていた。


リアンが呆れたように、
でも楽しそうに口を開く。


リアン
「城主が思う、そのままの気持ちを
言葉にするだけで大丈夫だよ」


リアンのその言葉に、
城主の気持ちが定まった。

そして、城主はコメントに返信をする。

「コメントありがとうございます!
私もあなたの記事を、
楽しみに読ませていただいています」


ポチッとコメントに返信をする。


張飛
「今日も宴か?」

城主
「うん!初コメントまつり!!」


その言葉に、城中が活気づく。

コメントが一つ。
初めての灯りが一つともった日。

城は一晩中楽しげな雰囲気に包まれ、

その小さな灯りは、
城の中でやわらかく揺れていた。



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