【超絶技巧練習曲関連】フランツ・リストのピアノ曲紹介
この記事では超絶技巧練習曲の関連曲を紹介します。
12の練習曲 "12の課題による練習曲" S.136
後に「大練習曲 S.137」へと改訂され、最終的に「超絶技巧練習曲 S.139」へとなる作品。リスト自身は2度自分の作品群を作品番号(Opus)で整理しようとした。最初の作品番号付けではこの曲集をOp.6としたが、2度目の作品番号付けではOp.1となった。結局その2度の作品整理は諦めることになる。それがこの曲集がOp.6と言われたりOp.1と言われる所以で、後世のリスト研究家たちを混乱させる原因となる。なお11番のみ後の曲に転用されていない。当初発表されたタイトルは「48の課題による練習曲」であり、全ての長短調で48の曲を作る予定だった。おそらくバッハの平均律を意識してのことだが、結局12曲のみとなった。1826年作。
演奏はイディル・ビレット。
第1番 アレグロ・コン・フォーコ S.136/1
第2番 アレグロ・ノン・モルト S.136/2
第3番 アレグロ・センプレ・レガート S.136/3
第4番 アレグレット S.136/4
第5番 モデラート S.136/5
第6番 モルト・アジタート S.136/6
第7番 アレグレット・コン・モルト・エスプレッシオーネ S.136/7
第8番 アレグレット・コン・スピリト S.136/8
第9番 アレグロ・グラツィオーソ S.136/9
第10番 モデラート S.136/10
第11番 アレグロ・グラツィオーソ S.136/11
第12番 アレグロ・ノン・トロッポ S.136/12
12の大練習曲 S.137
初期の「12の練習曲 S.136」を元にして演奏会用の性格を強めたもの。そして後の「超絶技巧練習曲 S.139」の前身となるもの。1837年完成、1838年出版、ツェルニーへ献呈。発表当初のタイトルは「24の大練習曲」だったが、結局12曲しか作られず。その難技巧ゆえに現代でもほとんど演奏されない。
第1番 プレスト S.137/1
演奏はジャニス・ウェーバー。
第2番 モルト・ヴィヴァーチェ・ア・カプリッチオ S.137/2
演奏はジャニス・ウェーバー。
第3番 ポコ・アダージョ S.137/3
演奏はジャニス・ウェーバー。
第4番 アレグロ・パテティコ S.137/4
演奏はイディル・ビレット。
第5番 エグアルメンテ S.137/5
演奏はジャニス・ウェーバー。
第6番 ラルゴ・パテティコ S.137/6
演奏はジャニス・ウェーバー。
第7番 アレグロ・デシソ S.137/7
演奏はジャニス・ウェーバー。
第8番 プレスト・ストレピトーソ S.137/8
演奏はジャニス・ウェーバー。
第9番 アンダンティーノ S.137/9
演奏はマリアム・バタシヴィリ。
第10番 プレスト・モルト・アジタート S.137/10
演奏はジャニス・ウェーバー。
第11番 レント・アッサイ S.137/11
演奏はジャニス・ウェーバー。
第12番 アンダンティーノ S.137/12
演奏はジャニス・ウェーバー。
マゼッパ 〔中間稿〕 S.138
「大練習曲 第4番」を改訂しマゼッパというタイトルを与えたもの。後に更に改訂され「超絶技巧練習曲 第4番 マゼッパ」となる。1840年作。
演奏はジャニス・ウェーバー。
● 楽譜紹介
新リスト全集の楽譜では今回ご紹介した楽曲は以下のものに収録されています

・12の練習曲 "12の課題による練習曲" S.136

・12の大練習曲 S.137
・マゼッパ 〔中間稿〕 S.138
それではみなさま良い一日を
