押入れタイムカプセル(022)
1. 昭和12年の電話料金
1937年の電話料金告知書です。支払期限は1月27日。
当時の生活に電話が根づきつつあった様子が見えてきます。
2. 電話料金の仕組み
但し書きには「第四期分 定期電話料」と明記され、四半期ごとに16円50銭を支払う制度だったことが分かります。1年間で66円。今の物価に直すと決して安くはありませんが、特別に高級品というよりも「商売を営む人が使う道具」として定着していたようです。
四半期ごとに前払い(16円50銭)
年額にして66円
市内通話は定額で自由、市外通話は時間単位で加算
3. 船具商と電話
当時、曾祖父は三崎で船具商を営んでおり、電話は遠方の仕入れや取引先とのやり取りに使っていたのでしょうか。ちなみに1920年代の市外通話は局に出向き、長距離通話の申し込みをして、繋いでもらって話していたようで、その様子を記した文書も残っています。店屋物を電話で注文して5分で届いたとか、そんな作文もあります…。とにかく電話は当時、商売道具として貴重だったでしょう。電話番号は「136番」。番号3桁というのが時代を感じさせます。

