たぶん、ラナンキュラス
昔、SNSで知り合ったおねえさんが、
「あなた、ラナンキュラスのような人だね」と言った。
そのとき、わたしはラナンキュラスを知らなくて、
幾重にも重なる花びらが美しい花だと、
「とても魅力的」という花言葉を添えて教えてもらった。
これまでの人生で、
花に例えてもらったことはなかったから、
とびっきりうれしかった。
向日葵のような笑顔、なんて表現は聞くけど、
ラナンキュラスは、きっと世界中でわたしだけだ。
現実的に似ているかどうかはさておき。
春になり、ラナンキュラスの花が店頭に並ぶ。
可愛く咲うから、そのまま連れて帰ってきちゃった。
淡い黄色の「てまり」と、名前のない濃い黄色と、淡いピンクの子。
でも、わたし。
恥ずかしながら、ナランキュラスなのか、ラナンキュラスなのか、
いまだに、どっちだかわからなくなる。
毎回、「ラナンキュラスだね」と口にするとき、
どっちだっけと、身構えるのよね。
正しくは、ラナンキュラス。
うん、たぶん、また次も迷う。
それじゃ、おやすみ。
むにゃむにゃ
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