すきな人のすきなもの
恋人ができると、その人の話しかしない人が嫌いだ。
だから、いつもこう思う。
「すきな人のすきなもの」は、わたしのすきじゃない、って。
すきな人のために、食の好みを変えたり、
同じ曲をすきになろうとするのも、嫌いだ。
たとえ相手が芸能人だとしても、
恋人が自分以外の誰かを「かわいい」とか「素敵」とか言うのは、
密かに許せない。
その人になれっていうの?
その人じゃないから、君のすべては愛せないってこと?
わたしは、わがまま放題のあまのじゃくになる。
ただでさえ美人たちが、
手間も時間もかけて、さらに着飾っている状態に、
平々凡々(どころか、下腹がぽよんぽよん)のわたくしめが、
同じ土俵に立てるはずもない。
なにを見たんだか苛立って、
ぬれ煎餅を、むちゅっと噛みちぎる。
とほほ
でも、この感情は卑下じゃない。
あの人と、わたしは同じ人間ではないのだから。
すきは、自由なものだ。
そういえば、かのルーズベルト大統領は
「比較は喜びを奪う泥棒だ」と言ったそうな。
誰かと比べる必要もないし、
無理に、なにかをすきになる必要もないんだからね。
自分のフィルターで、ものを映す。
すきなものを、写す。
それじゃ、おやすみ。
むにゃむにゃ
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援お願いします!いただいたチップは書籍費に使わせていただきます📚