③「私なんて」と思っていた私が気づいた|かすり傷だらけの私を愛せるなら
プロローグ: この人こそ違う
そういえば、
いつも最初はとびきり優しかった。
だから勘違いする。
この人こそ違う。
毎回そう思ってた。
第1章: 心の自傷
わざとだったのか、たまたまだったのか。
どちらにせよ、よく2番目を選んでいた。
最初からわかっていた。
傷つく関係だって。
それでも選んでしまう。
本当の意味で傷つくことが怖いから。
かすり傷くらい我慢する。
"心の自傷"
私は自分を守る。
第2章: 見窄らしいシンデレラ扱いしないで
本当に好きな人は作らなかった。
どうせ私なんて、1番にはなれないんだから、
そんな自分を卑下するような考えが、
こびりついて離れない。
だから2番目を選んだ。
いつでも離れられる。
いつでも自分が選べる。
傷つかない、傷つけない。
お互い都合が良かった。
そう言い聞かせて。
見窄らしいシンデレラ扱いしないで。
虚勢を張っていた。
そのはずだった。
でも気づいたら、
帰り道に顔が浮かんでいた。
傷つく準備はできていない。
心を許しすぎたことに、後悔しても、もう遅い
本当に好きになってしまった。
はっとする。
今までのパターンはなんだったの。
3章: バグったOSは、しぶとい
笑えてきた。同時に泣けてきた。
今まで自分は何をしていたんだろう。
かすり傷だらけの私を見せるのがまた怖い。
やってきたことに後悔。
いくら相手が1番でも、私が何も変わっていない。
もしかしたらその人を2番目に格下げしてしまうかもしれない。
やっぱり何も変わってない。
そんな馬鹿げた妄想をしながら、
ふと思う。「お前はダメだ」
私のバグったOSは、しぶとい。
エピローグ: 初めて大切にされて
気づいた日が、
変化の始まりだった。
かすり傷だらけでもいい、
そう言ってくれるなら。
私のボロボロのOSは、それでも
誰かのために動きたくて、必死に変わった。
初めて大切にされて。
OSは書き換えられる。
でも、1人ではやらなくていい。
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「器は作り直せる」
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「私なんてと思っていた頃の話」前提シリーズ
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