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【人生初!】文学フリマ東京40にエッセイ集を出店しての学び・失敗

先日初めて、合同で文学フリマ東京に出店しました。
想像以上に多くの方に買ってもらい、ほぼ完売と嬉しい結果になりました…!

南3-4ホール そ67
プロいく第1期有志『偏愛!』

元は「文フリって何…? 」くらいの認識だった私が、 誘われるがままに突然出店してみた学び・失敗を書きます。

素直にまたやりたいと思うほど楽しかったです。
出てみたいけど…と迷っている方は参考にしてください!


まず、ざっくり文学フリマとは?

小説、詩、エッセイ、評論…などの文学作品を展示し、出店者が自ら売るイベントです。
全国で年に9回開催されているんだって。

公式サイト:https://bunfree.net/

学び①文フリに出店する面白さを知った

もともと私はどちらかといえば「文学フリマ」を恐れていたタイプです。

何やってる会かよく分からないし、小説を書くわけでもないし、うーん、なんか内輪感強いし…

…と避けていました。
初心者にとって文フリへの出店は、なんなら現地に行くことすらもハードルが高いと思っています。

それでも一度出てみて、「良い空間だったな、また売りたい!」と思うのはこんな面白さを感じたからかなあと。

  1. 書いた原稿が紙の冊子になる

  2. ZINEを作り上げる期間がわいわい文化祭みたい!

  3. 作家と読者がリアルで会って話せる

  4. 売れて、読まれるとうれしい

  5. 知らない作家やジャンルとの出会いがある

1に関して、普段noteをよく書いている私ですが、やはり紙で手に取れる喜びは大きいと感じます…!

実際の誌面。
紙はめくるワクワクがある

2について、今回我々は2025年5月当日に向けて、2024年12月に企画スタートし、ゆるゆる書き進めたスケジュール感で制作しました。
その間ライター仲間8人でもくもく執筆会をやったり互いの原稿に意見を伝えたりして、関係が深まったと思います…♡

会場で買ったZINEとポストカード

学び②複数人で作るメリットがある

今回8名でZINEを作って感じた、複数人で1冊を作る良さはこんな点でしょうか。

  1. 方針を壁打ちできる

  2. TODOを分担できる

  3. それぞれの友人が読者になる

  4. 担当ページ数を減らせて気軽

メリット❶方針を壁打ちできる

我々はテーマを「偏愛」と決めて書き始めたあと、渋谷のレンタルスペースを借りたりDiscordで執筆もくもく会をやって意見交換をしました。

Discordはじめて使った

1人で書くと、迷うし気付けないことも多いです。壁打ちできる相手がいるのは良いことだなと。

メリット❷TODOを分担できる

今回は主催のyoyoさんが企画・申し込み・組版など進行をほとんどやってくださったのですが…私も原稿の校正、当日の設営・売り子を担当しました。

原稿に赤入れを。
誤字脱字チェックは得意

ZINE制作のTODOは山のようにあるので、得意に応じて複数人で分担できると楽だなと。

当日も、設営1時間・開場が5時間と長いです。私たちは1時間ごとの交代制でしたが、もし1人だったら疲弊し切っていただろうな想像できます。

メリット❸それぞれの友人が読者になる

今回販売してみて知ったのが、

  • お客さんの多くは知り合い

  • 狙いを定めて買いに来る人が多い

ということ…!
人気作家は別ですが、一般のライターは互いの冊子を買い合いっこするケースも多く、文フリの活動は友人同士のコミュニケーションの場でもあると気付きました。挨拶代わりというか。

友人のゆいさん(久々に会えてHAPPY!)と皆久保ヨリちゃん(開始すぐ駆け足で来てくれた!)、そして夫&夫の友人が遊びに来てくれたり、寄稿者それぞれの友人が買いに来てくれたり。
皆さま、本当にありがとうございました…!😭

序盤ってガチ勢が多いからなかなかお客さんが立ち止まってくれなくて、そんなときに夫、そのあとゆいさんが立て続けに顔を見せてくれて心が緩まった…!

目立ったほうがいいのかなと
赤い服をチョイス

ゆいさんは事前にメモしてくださっていて(大感謝)。
ブースはこうやってメモしておくと良いんだと学び&「友人が来てくれる」って、当日が楽しみになるパワーの元なんだと知った…!

ちなみに「それぞれの友人が読者に」の点、買う側の視点で言うと、私の意見ではこう。

  • 複数人でも1人でも特別印象は変わらない

  • 複数人なら、好きな書き手が1人でもいれば「買おうかな」と思う

  • ということは、人気ライターが1ページでも寄稿していると目を引くかも

メリット❹担当ページ数を減らせて気軽

ちなみに私のパートは4,000字弱の原稿ですが、のんびりテーマ検討に数週間、がっつり執筆に3日はかかりました。これが1冊作るとなると、数ヶ月はかかりそうな…

〆切前はカフェに引きこもった。
最後は紙に出力して推敲。

学び③複数人でやる難しさもある

もちろん良いことばかりでなく、複数でやるデメリットもあるはずです。思いつくのはこんなところでしょうか。

  • 責任があやふやになる

  • それによるモチベーションの低下

  • 原稿内容や文体がズレる

  • やりたいこと、理想が違って揉める

  • スケジュール等を守らない人が出てくる

と言いつつ私は次も、複数人で出たいです。

学び④テーマ自体のファンも買ってくれるかも?

続いてこちら。
各々の友人やファンに加えて、テーマに興味を持った人も読者になり得るなと思いました(※当たり前か)。

今回我々は、三宅香帆さんと谷頭和希さんのライタースクール「プロ育成講座」の第1期生として出店しました。スクールの感想もまとめていたため、途中、三宅さん・谷頭さんのファンの方が立ち寄ってくれたり買ってくれたり…!

現地で見たテーマはたとえばこんな感じ!

  • きぬた歯科看板マップ

  • イラストスクールに通った話

  • 闘病日記

  • SNSの伸ばし方

  • …など

今回は8人が共通で書けるものとして「偏愛」を選んで私は港区暮らしを書いたのだけど、次はテーマを狭めてみたいな〜。

学び⑤SNSでは丁寧に告知すべし

来場者の多くはSNS経由で買いたい冊子を決めてから来ているようでした。なので事前にSNSで告知するのがとっても大事!

できそうなこと書いておきます。
読者目線で、出店者情報を調べるの結構手間だったので、告知はなるべく親切に、頻回に、分かりやすいのが良さそうでした。

  • SNSポスト(日付、時間、場所、ブース番号、タイトル、書影、WebカタログURLを明記する)

  • X、note、Instagram…と打てるとGOOD

  • そのポストをアカウント上部に固定しておく

  • なんならアカウント名に告知入れちゃう

  • 前日も当日も、徹底的に告知する

  • 今回は主催者のyoyoさんが申し込んでくれ、無名人インタビューさんに取材もしていただきました!

記事にしていただきありがとうございました。

告知についてはこちらのnoteも大変勉強になりました。

学び⑥ブースは見やすく立体的に目立たせるべし

文フリ会場を回るのって、正直疲れます。
今回の文フリ東京40は今回2,750店と超大規模で、東京ビッグサイトの2フロアがブースとお客さんで埋め尽くされていたほど…!

客として回った時間で思ったこと。

  • 疲れる。人が多い!笑

  • 通路をすり抜けるのに精一杯で、ブースは一瞬しか目に留まらない

  • 出店者と顔を合わせるとやや気まずい&作品を見たいので、自然に視線が下に向く

  • ぱっと見で誰が、何を売っているのか、何円か?が分かるとGOOD

  • 立体的なブースは目に留まる、そのプロぽさに、作品もちゃんとしてそう、と思う

  • 作品が価格違いで2種類〜あると選びやすい

ブースの目立たせ方は、いろんな人を盗み見て工夫できそう…!

文フリ準備・当日での失敗

事前の失敗

  • やはり普段からのファンの方、友人がいないと売れない。まずは日常の活動が大事…!

  • ざっくりテーマを設定したので、「偏愛」の捉え方が良くも悪くも人それぞれで8つのエッセイ・コラムにに統一感がなかったかも。何かしら共通要素があったほうが通して読みやすそう

  • 1冊が文章ばかりだと若干疲れるので挿絵とかデザインが入るページがあるとうれしい。読んでいて「おっ」となる

  • 宣伝が雑だった。直前ギリギリすぎた

当日の失敗

  • 営業が不慣れすぎて「こんにちは〜」を喋るbotになってた→何喋るか、スクリプト準備しておくと良かった🥺臨機応変に喋れないタイプなので…

  • 8人の寄稿なので、ほかの人のパートをうまくプレゼンできるか自信がない→もちろん内容は知っているんだけど、前夜にも読み込んで熱く語れるようになっておくべきだった

  • フリーペーパーを配ってる人がいた、結構受け取ってもらえるみたい。印象も良い

  • 買ってくれた人に立って渡すか?みたいな基礎から迷ってまごまごしてしまった→こういうのも苦手。。脳内シミュレーションとかマナーの把握が必要

  • 途中、席を立ったあとに自分のブース番号を忘れて迷子→疲れてスマホ見るのも辛いので何かにメモすべきだった(メモ帳?)

  • 出店者リストバンドをつけて買いに行くと声をかけてもらえる。→宣伝ビラは持ち歩くと良さそう!

さいごに

以上、初めての文学フリマ出店の記録でした。

今回参加したきっかけは、ライタースクール「プロ育成講座」での出会いでした。同期のyoyoさんが発案で始まった企画です。
最初に書いたように、元は文フリの内容すらよく知らなかった私。無事原稿を書き切り、楽しめたのはyoyoさんのおかげです。
今回が無かったら、たぶん一生やらなかったと思う。

「今回の経験を経てみんながまた出店してくれたら嬉しい。そのときはサポートしますよ」と言う彼女がと〜ってもかっこいい!!

▼yoyoさんのnote♡

初回の参加ハードルが高い文学フリマ。
もっとこうすれば…と後悔している箇所、ほかにも正直いっぱいあるし、列の絶えないブースを見てこんなにファンがいてさすがだなあと焦った気持ちもある。
営業も下手すぎて全然活躍できなかった。

でもひとまず、今回の出店は楽しかったし、本当に貴重な時間だった。新しいことをやるって、むずかしいけどワクワクする!アウトプットは楽しい。

ビッグサイトって遠いし文フリは去年から入場料がかかるようになったとかで、お客さん側の負担も少なくない。
そんななか立ち寄ってくださった方、声をかけてくれた方、購入してくれた皆さま、本当にありがとうございました。

そして一緒に作ってくれた、yoyoさん、B面さん、大平美弥さん、白川穂先さん、格言さん、キモトハルさん、ドラジさん、きっかけを提供してくれたライタースクール講師の三宅香帆さん、谷頭和希さんに心より感謝を申し上げます…!

ぜひまたZINEを作りたい。
最近カメラを買ったから次は写真も入れたいなと妄想したり。次回さらにブラッシュアップして出せると良いな。

この記事が、出店を迷っている人の後押しになれば嬉しいです!

関連するnoteを貼っておきます。

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