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「人脈づくり」に疲れた人へ――本当に大切なのは“相手の得”を考えられるか

研修講師、手話通訳士の横山熊太郎です。

AIを活用しながら、シニア向けの情報や、書籍やガジェットの紹介などをしています。

何をやるにしても、人とのつながりは大事だと思います。

仕事でも。
趣味でも。
情報発信でも。
地域活動でも。

結局、人は一人では生きていけません。

特に、自分で何かを始めたり、仕事を広げたりするときほど、「誰とつながるか」は大きな意味を持ちます。

しかし最近、「つながること」そのものが目的になっている場面も増えたように感じます。

名刺交換をたくさんする。
フォロワーを増やす。
交流会に行く。

もちろん、それ自体が悪いわけではありません。

ただ、“自分の思いだけ”で人とつながろうとすると、どこかで苦しくなる気がするのです。


「この人に何を渡せるのか」が大事

自分の仕事を展開したい。

もっと活動を広げたい。

そう思うことは自然なことです。

私自身も、本を書いたり、研修をしたり、情報発信をしたりしています。

しかし、その時にいつも考えたいのは、

「自分は相手に何を渡せるのか」

ということです。

相手にとって得になるものがあるか。

相手が欲しいと思えるものを持っているか。

これは、ビジネスだけの話ではありません。

一緒にいて安心できる。
話を聞いてもらえる。
役立つ情報をもらえる。
勇気が出る。

そういうことも含めて、「価値」なのだと思います。

逆に言えば、

「自分を知ってほしい」
「応援してほしい」
「買ってほしい」

だけが前面に出ると、人は少し距離を感じてしまいます。

一方通行のつながりは長続きしない

人とのつながりは、キャッチボールに似ています。

こちらが投げるだけでもだめ。
相手に投げさせるだけでもだめ。

お互いが心地よくやり取りできることが大切です。

ところが、時々、

「自分の話だけをずっとする人」
「自分のやりたいことだけを押し続ける人」

に出会うことがあります。

悪気はないのだと思います。

でも、それでは関係が一方通行になってしまう。

人との関係は、「熱量が高い人」が勝つわけではありません。

むしろ、

「相手が何を求めているのか」
「どうしたら相手が心地よくいられるか」

を考えられる人のほうが、結果的に長く信頼されるように思います。

「つながり」は数ではなく温度

SNSの時代になって、「人とのつながり」は可視化されやすくなりました。

フォロワー数。
登録者数。
いいねの数。

数字は分かりやすい。

しかし、本当に大切なのは、そこに“温度”があるかどうかではないでしょうか。

困った時に声をかけられる。

何かあった時に思い出してもらえる。

「この人なら大丈夫」と思ってもらえる。

そういう関係は、一朝一夕ではできません。

日々の積み重ねです。

だからこそ、人とのつながりを「利用するもの」と考えてしまうと、どこかで崩れていく気がします。

相手を大切にできる人は、結果的に広がっていく

不思議なもので、本当に相手を大切にしている人の周りには、自然と人が集まります。

無理に広げようとしていないのに、結果として広がっていく。

それはきっと、「この人と関わると気持ちがいい」と感じてもらえるからです。

人とのつながりは、テクニックではないのだと思います。

もちろん、発信力や営業力も大切です。

でも最後は、

「相手のことを考えられるか」

そこに戻ってくる気がします。

自分の思いだけを押し通すのではなく、

「相手にとって、自分はどんな存在でいられるだろう」

そう考え続ける人でありたいと思います。

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