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家計が楽になる!『この保険、解約してもいいですか?』から学ぶ、ムダな保険を手放す考え方

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書籍紹介

この保険、解約してもいいですか?

タイトル:この保険、解約してもいいですか?
著者:後田 亨(うしろだ・とおる)
出版社:日経BP
発売日:2023年10月19日
ページ数:184ページ



はじめに

「保険って、本当に必要なの?」
「解約してしまって、もしもの時に困らないかな?」
「家計を少しでも軽くしたいけど、何から始めたらいいかわからない…」

そんな悩みを持つ方におすすめなのが、後田亨さんの著書『この保険、解約してもいいですか?』

お金の勉強を始めたばかりの私がこの本を読んで一番驚いたのは、

「本当に必要な保険は、意外と少ない」

という事実でした!

私自身、結婚を機に将来の不安からたくさんの保険に加入していた時期がありました!
生命保険や医療保険など合わせて2万円以上は支出していましたが、現在は生命保険、医療保険を見直して5000円程度に改善されました!

この記事では、書籍の学びをベースに、公的保険制度の基本と、保険をどう見直すかを解説していきます。


保険は「不安のための安心グッズ」ではない


「なんとなく不安だから…」という理由で、保険に入りすぎて家計を苦しめていませんか?(保険貧乏なんて言葉もあるくらいです…)

本来、保険とは“貯金でまかなえない大きなリスク”だけに備えるもの”なのです!

少額医療費や、想定できる入院費までカバーしようとすると、毎月の保険料が家計を圧迫します。


保険の原理原則を考える


保険とは万が一の損失に備えるものです。
保険会社は私たち加入者からお金を集めて、損失を被った人にお金を出すという構造となっています。


保険が必要なタイミングとは?

保険が必要になるタイミングとは、私たちが損失に対して『自己資金』で対応できない時になります。
逆に言えば、『自己資金』で対応できるものは、保険が必要ないのです。

保険を検討するのに必要な3つの要素

  • めったに起きないこと

  • 自己資金で解決できないこと

  • いつ起きるかわからないこと

この3つの要素を含むことに保険をかけましょう!
例:子育て中の世帯主の死亡、自動車事故、火災】

保険会社のマネタイズから知る保険の仕組み

保険会社も民間の営利企業、つまり儲けが出ているのです。
保険は加入者からお金を集めて、損失の出た方々にお金を出す仕組みです。
つまり、損失が多くでるとその分だけ保険会社からお金ーーつまり、利益がなくなります。

要するに、

めったに起きないこと = 保険料が安い
頻繁に起きること = 保険料が高い

という構図になります。

この『めったに起きないこと』で『自己資金で解決できない(損失が莫大)』ことが保険の効力をもっとも引き出せていることなのです。


まずは公的保険でカバーできる範囲を知ろう


健康保険(会社員・公務員など)

  • 医療費の自己負担は原則3割。

  • 傷病手当金(病気で働けない間の収入補償)

  • 出産手当金・出産育児一時金も対象。

健康保険(被用者保険) – 会社員や公務員ら企業・官公庁に勤める人とその扶養家族が対象の医療保険です。被保険者(労働者)は毎月給与に応じて保険料を支払い(協会けんぽでは標準報酬の約10%、労使折半)、企業や組合・政府が折半しますkyoukaikenpo.or.jp。加入者は医療機関を受診する際、健康保険証を提示して治療費の 自己負担(原則30%) を支払うことで診療を受けられますkyoukaikenpo.or.jp。主な給付には外来・入院治療、薬剤費の負担(3割負担)に加え、傷病手当金(病気・ケガで仕事を休んだときに給付)や出産手当金(出産前後の休業中の給付)、出産育児一時金埋葬料などがあります。扶養家族(収入の少ない配偶者・子など)は保険料不要で加入できます(扶養認定要件あり)。資格取得・喪失や扶養追加は勤務先経由で届出し、保険証を受け取ります。給付例: 診療費の7割を保険が負担するほか、長期休業には標準報酬日額の約3分の2相当が支給されるtmn-anshin.co.jp。協会けんぽの資料には「被保険者が医療機関で健康保険証を提示し、自己負担(3割)を支払うだけで医療を受けられる」仕組みとして説明されていますkyoukaikenpo.or.jp
ポイント: 被用者保険には国民健康保険にない給付が2つあります:傷病手当金・出産手当金tmn-anshin.co.jp。これらは国保にはありません。


国民健康保険(自営業・無職など)

  • 自己負担3割(高齢者は1〜2割)

  • 原則として傷病手当金・出産手当金はなし

  • 保険料は所得に応じて決定(世帯単位)

国民健康保険(国保) – 自営業者、農林漁業、退職者、無職者など被用者保険未加入者が対象です。保険者は市区町村または国民健康保険組合で、加入・保険料納付は居住自治体で手続きします。保険料は 世帯単位 で算定され、被保険者ごとに「所得割・資産割」(応能割)と「均等割・平等割」(応益割)を合計して決められますmhlw.go.jp。所得に応じて負担が重くなりますが、世帯の合計が一定額を超えると年間上限(2025年度は109万円)に達しますsmbiz.asahi.com。この改正で高所得世帯の上限が年3万円引き上げられましたsmbiz.asahi.com。自己負担割合は基本的に30%(高齢者は原則20%または10%)で、保険証提示で診療を受けます。給付内容は診療・薬剤費の負担軽減(外来・入院の3割負担)で、被用者保険とほぼ同等です。ただし、傷病手当金・出産手当金は原則なく(出産育児一時金は支給)。保険料の減免・軽減制度(低所得世帯への減免、未就学児負担軽減など)もありますmhlw.go.jp世帯徴収: 国保料は世帯単位で徴収され、世帯主が代表して納めますmhlw.go.jp。保険料は自治体条例で異なり、均等割(人数割)や所得割の割合等が定められています。
負担上限: 2025年度から世帯(個人)当たりの保険料上限額が年109万円に引き上げられましたsmbiz.asahi.com。年収約1170万円以上の世帯が対象です。


高額療養費制度

  • 一定額を超えた医療費は払い戻される制度。

  • 年収600万円の人なら、1ヵ月の上限は約87,430円程度。

高額療養費制度 – 医療費が高額になった場合の経済的負担を軽減する制度です。一月間(毎月1日~末日)に支払った自己負担額が 年齢・所得に応じた上限額 を超えた場合、超過分が払い戻されますasahi.com。例えば年収約600万円の50歳で医療費100万円(3割負担30万円)かかった場合、上限約87,430円を超えた約212,570円が払い戻される計算です(実質負担9万円弱)asahi.com。高齢者や低所得者の上限はさらに低く設定されており、複数医療機関を利用した際も合算できますasahi.com。給付を受けるには加入保険者(健康保険組合、協会けんぽ、市町村国保など)に「高額療養費支給申請書」を提出しますasahi.com。また事前に医療機関に「限度額適用認定証」を提示すれば、一時的に上限額までの自己負担で受診できます。2025年8月からは政府方針で所得区分別の自己負担限度額が段階的に引き上げられる予定ですasahi.com


遺族年金

  • 子どものいる配偶者や18歳未満の子が対象。

  • 遺族基礎年金:年83万円+子ども加算あり

  • 遺族厚生年金:亡くなった人の年金報酬比例部分の3/4が支給

遺族基礎年金 – 死亡した者が国民年金の被保険者(または60~65歳未満の元被保険者)であり、原則として保険料納付済期間等が規定以上(概ね3分の2)あれば支給されますnenkin.go.jp。受給対象は「子のある配偶者」または「子」自身ですnenkin.go.jp。ここで子とは18歳年度末までの子、あるいは20歳未満で1級・2級障害状態の子を指します(配偶者が受給中は子への支給なし)。支給額は、2025年度(令和7年4月支給分)で 配偶者+子 の場合831,700円+子の加算額(第1・第2子各239,300円、第3子以降各79,800円)nenkin.go.jpnenkin.go.jp、配偶者なく子のみの場合は上記を子の人数で按分します(例:子2人の場合、(831,700+239,300)÷2円)。
遺族厚生年金 – 死亡した者が厚生年金の被保険者であった、または一定の障害・老齢年金受給者であった場合に支給されますnenkin.go.jp。要件として、被保険者期間が1年以上あることなどが必要ですnenkin.go.jp。受給対象は優先順位に従い「子のある配偶者」「子」「子のない配偶者」「父母」などですnenkin.go.jp。支給額は、故人の 報酬比例部分(老齢厚生年金で計算される額)の4分の3に当たる金額と定められていますnenkin.go.jp。例えば厚生年金加入40年の夫が亡くなった場合、その3/4相当が遺族年金として配偶者等に支給されます。遺族基礎年金の受給資格がある遺族は、基礎年金分と厚生年金分を重ねて受給できます。申請は日本年金機構(年金事務所)に遺族年金請求書を提出します。

老齢年金(年金制度)

  • 国民年金:満額で年約83万円(2025年)

  • 厚生年金:収入・加入年数により上乗せ。平均で月23万円程度(夫婦2人)

受給開始年齢: 基礎・厚生ともに原則65歳から受給できますnenkin.go.jpnenkin.go.jp。ただし、希望により60~64歳で「繰上げ」受給(満額から年0.5%×月割減額)や65歳超70歳までの「繰下げ」受給(年0.7%×月割増額)も可能です。公的年金の給付開始年齢は今後70歳へ引き上げる議論もありますが、2025年時点では65歳が原則ですnenkin.go.jp
受給要件: 国民年金は「受給資格期間(保険料納付済+免除期間)10年以上」で受給権が得られますnenkin.go.jp(従前25年→2017年から10年に短縮)。厚生年金は国民年金の資格期間を満たした上で、被保険者期間が1年以上あれば受給できますnenkin.go.jp
年金額の目安: 40年間満額加入した場合、老齢基礎年金(国民年金)は令和7年度で年約831,700円(2025年4月支給分~)となりますnenkin.go.jp。厚生年金は給与水準等で異なりますが、参考例として「平均的な収入(標準報酬月額45.5万円相当)で40年勤務した場合、老齢厚生年金(報酬比例部分)+基礎年金2人分の合計で月額約232,784円(前年+4,412円)になる」と報告されていますmhlw.go.jp。つまり、夫婦2人分の基礎年金を含めた受給額の目安は約23万円/月です(2025年度)。実際の年金額は個人の加入期間・収入によります。年金は年1回物価・賃金に応じて改定されており、2025年度は前年度比1.9%の引上げとなっていますmhlw.go.jpmhlw.go.jp
申請手続き: 65歳到達の3ヶ月前(62歳の場合は申請すれば60歳台から)に市区町村役所や年金事務所から年金請求書が送付されます。必要書類(戸籍抄本や在職証明など)を添えて提出すれば年金受給が開始されますnenkin.go.jp。海外在住者や任意加入など特例もあります。



民間保険は「本当に必要な部分」だけでOK!

本書で繰り返されているポイントは、

「自分や家族にとって“本当に必要な保障額”と“期間”を把握すること」

  • 子どもが小さい時期だけ死亡保障が必要

  • ローン返済中だけ収入補償が必要

  • 老後や貯金があれば医療保険も必要ないことも

生命保険が必要なのは子育て中の世帯主が必要な場合になります!
また必要金額も子供の年齢によって変わります。

・子供が0歳 → 0歳から自立するまでの生活費や学費等
・子供が18歳 → 大学資金や卒業までの生活費等

このように子供が成長するにしたがって保証金額は下がり、自然と保険料も下げていくべきなのです。


「貯蓄型保険」や「手厚すぎる医療保険」に注意


貯蓄型保険の落とし穴

  • 「保険」と「貯蓄」の手数料を二重で支払う非効率性

貯蓄型保険でも資産運用の手数料は発生します。
「保険」と「貯蓄」は別々に分けた方がおススメです。

医療保険の見直し基準

  • 高額療養費制度+数十万円の貯金があれば、大半の入院費はカバー可能



保険見直しのステップ

  1. 今入っている保険内容と公的保障をリストアップ

  2. 家族構成・貯蓄・ローン残高から必要な保障額を算出

  3. 不要な保険・期間終了した保障は解約を検討

  4. 解約返戻金・更新タイミングもチェック


解約が不安な人へ

「いきなり全部やめるのは怖い…」
そんなときは、まず減らす・見直す・相談するの3ステップ。

  • 最低限の保障にして様子を見る

  • 専門家(FPなど)に個別相談してみる


まとめ

✅ 保険は「貯金でまかなえないリスク」だけに備えるもの
✅ 公的保障の内容をしっかり把握しよう
✅ 民間保険は“必要最小限”でOK
✅ 家計を軽くし、自由なお金を増やすことができる!


この記事が役立つ人

  • 保険をたくさんかけすぎていないか心配な方

  • 家計の固定費を見直したい方

  • お金の勉強を始めたばかりの方(👇の記事も参考にしてみてください!!)


「スキ」やコメントであなたの保険・家計にまつわる体験もぜひ教えてください!
一緒に学んで、家計と人生を整えていきましょう。


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