700人を支援してわかった、集客相談でいちばん多い勘違い
「どうしたら集客できますか?」
Webマーケターとして15年。
700人以上の方を支援してきて、いちばん多かった相談です。
そして、いちばん多かった勘違いもセットでお伝えできます。
それは、集客がうまくいかない原因を「道具」のせいだと思っていること。
「インスタグラム(Instagram)をがんばっているのに売れない」
「ホームページを作ったのに問い合わせが来ない」
道具は悪くありません。
困っている方のほとんどは、道具ではなく「順番」でつまずいていました。
毎日投稿しているのに、売れない
支援の現場で、何度も同じ光景を見てきました。
サロンを経営している方が、インスタグラム(Instagram)を毎日投稿している。
写真もきれいで、フォロワーも少しずつ増えている。でも、予約は増えない。
別の方は、何十万円もかけて立派なホームページを作った。
でも、問い合わせはゼロのまま。
どちらの方も、努力が足りないわけではないんです。
むしろ、がんばりすぎているくらいでした。
問題は、投稿を見て「いいな」と思ったお客様が、そのあとどこへ行けばいいのか、道が用意されていなかったこと。
きれいなホームページがあっても、そこへたどり着く道が存在しなかったことでした。
つまり、「点」はあるのに「線」がなかったんです。
虫の目から、鳥の目へ
私はこれを「虫の目と鳥の目」で説明しています。
虫の目は、目の前のひとつの媒体だけを見ている状態。
インスタグラム(Instagram)の投稿をどうするか、ホームページのデザインをどうするか。
近くはよく見えるけれど、全体は見えていません。
鳥の目は、お客様があなたを知ってから申し込むまでの道のり全体を、空高くから眺める視点です。
鳥の目で見ると、集客には順番があることがわかります。
まず知ってもらう
次に思い出してもらえる関係を作る
それから信頼してもらい
最後に申し込んでもらう
この流れのどこか1か所が切れていると、他がどれだけ立派でも、お客様はそこで止まってしまいます。
最近は市場全体でも、「バズる投稿の作り方」のような単発のテクニックより、「稼ぎ続けるための長期戦略」への関心が高まっている傾向があります。
みなさん、点のがんばりだけでは続かないことに、気づき始めているんだと思います。
順番が決まれば、やることは減ります
意外に思われるかもしれませんが、鳥の目で設計すると、やることはむしろ減ります。
全部の媒体を同時にがんばる必要はないからです。
道のりのどこが切れているかがわかれば、直すのはその1か所だけでいい。
私が個人事業主の方におすすめしている順番は、このような流れです。
認知を集める
ファンになってもらう
信頼を作る
地域で見つけてもらう
長期的な資産を育てる
最初からすべてを作り込むのではなく、入り口から順番に、1本の道としてつなげていきます。
自分の集客導線を確認する3ステップ
今日からできる確認方法です。
紙とペンだけあれば大丈夫です。
ステップ1:お客様の道のりを紙に書く
あなたのお客様が、あなたを「知る」ところから「申し込む」ところまで、どんな道を通るのか、矢印でつないで書き出してみてください。
ステップ2:途切れている場所を探す
そもそも知られていない?
投稿は見られているのに次の場所がない?
問い合わせの直前で止まっている?
道が切れている場所は、たいてい1〜2か所に絞られます。
ステップ3:切れている1か所だけを直す
全部を一度にやらないでください。
いちばん手前で切れている場所をひとつ直すだけで、流れは変わり始めます。
直し終わってから、次の1か所へ進みます。
さいごに
集客の相談に来る方は、みなさん口をそろえて
「私、SNSが苦手で」
「機械に弱くて」
とおっしゃいます。
でも、700人以上を見てきて断言できます。
うまくいかないのは、あなたの能力のせいではありません。
ただ、順番を教わる機会がなかっただけです。
まずは今日、お客様の道のりを紙に書くことから始めてみてください。
