うつくしい断絶
ふたりのあいだに
そっと 風が吹いて
なにも 壊れたわけじゃないのに
なにも つながっていないと
気づいてしまった
その瞬間
あたりの世界は
とても きれいだった
でも きれいなものは
いつも すこしだけ
さみしい
ー御影 柩ー
『黙読の回廊──虚空の詩美術館』第53篇より
【次の詩へ→】──こわさとひかり
【マガジン一覧 →】『黙読の回廊──虚空の詩美術館』
いいなと思ったら応援しよう!
灯火の一滴を、そっと。
静かな共鳴を、形にできます。
詩の余韻に、あたたかさを。
感じてくれたあなたへ、感謝を。
心に残った何かがあれば――