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「私のこよなく愛する〇〇」

私の偏愛は、「しくみを知ること」だ。

「私のこよなく愛するものは何だろう」と考えたとき、最初はなかなか思い浮かばなかった。でも振り返ってみると、私が昔から一貫して惹かれているものがあった。

それは、物事の成り立ちや背景、つまり「しくみ」だ。

手芸が好きなのも、そのひとつだと思う。
作品そのものよりも、
「どうやってできているんだろう」「どんな工程で作るんだろう」
と知りたくなる。
最近は弟から譲ってもらったUVレジンで作品を作っているが、レジンの性質や固まる原理、作り方の工程を知ることが面白い。
先日は夫とホームセンターへ行ったときに、エポキシ樹脂について夫に質問し、ホームセンターで興奮してしまった。レジンの性質を知ることで派生した話だ。

私は完成品を見るだけでは満足できない。
どうしてそうなるのか、その裏側を知りたくなる。

仕事でも同じだった。
やり方だけを教わってもなかなか覚えられない。
でも、その仕事がなぜ必要なのか、どんな流れの中にあるのかが分かると、一気に理解できる。
だから覚えるまでに時間はかかったけれど、理解してしまえば相手に合わせて説明することもできた。

人に対してもそうだ。

誰かの話を聞くと、その人がどこでつまずいているのか、その背景には何があるのかを知りたくなる。
育った環境や経験、思い込みや価値観。
そうした積み重ねが今のその人を作っている。
その「しくみ」を紐解いていくことに、私は強く興味を惹かれる。

野球が好きなのも、もしかしたら同じ理由かもしれない。
選手の技術だけではなく、戦略や配球、チームの動きなど、さまざまな要素が組み合わさって試合が成り立っている。
その奥深さに面白さを感じる。

振り返れば、私はたくさんの手芸に手を出してきた。
でも、ひとつを極めることは少ない。
作り方が分かると、今度は別の作り方や別の技法が気になってしまうからだ。

だから、もしかしたら私は「作ること」が好きなのではなく、「作り方を知ること」が好きなのかもしれない。

人も、物も、仕事も、暮らしも。

表面に見えているものの奥にある成り立ちや背景を知りたい。

どうやってできているのか。

なぜそうなっているのか。

その問いを追いかけることこそが、私の偏愛なのだと思う。

たぶん私は、「作る人」よりも「紐解く人」なのだろう。


かぜの帽子さんのメンバーシップでお世話になっております。
今月のお題に向き合ってみました。

私は今日も頭の中で「しくみ」を理解しようとしているなぁと、この記事を書きながら思いました。



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みいけねえこ|日常の心の観察者|小さな成長を一緒に喜ぶ人 最後までお読みいただきありがとうございます。この記事でなにか感じていただけたなら嬉しいです。いただいたチップは今後の創作活動に使わせていただき、今後の学びに活用させていただきます。そして皆様に何かしら還元できたら嬉しく思います。