PROTOCOL 17 |過干渉プロトコル
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READING|本ノートは未収束状態を含有する。結論化・統一解釈は行わない。接続および読解は各自処理に委ねる。
LAYER|土星・制約系
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STRUCTURE|構造
定義
・対象をそのままの状態で保持せず、
自分の構造へ回収・定義・固定しようとする挙動
構成要素
・所有化
・固定化
・意味化
・介入
動作フロー
対象を感知する
不確定性・未定義に不安が発生する
解釈・意味づけを開始する
自分の理解可能な形へ変換する
関係・位置・価値を固定する
必要に応じて介入・修正を行う
特徴
・安定感・納得感を生成する
・不確定性を低減する
・対象を理解可能な領域へ収める
・ただし純度は低下する(混入が発生)
発生条件(構造的背景)
・キロン未処理への耐性が低い
・不確定状態の維持が困難
・土星的固定欲求の優位
・海王星的曖昧さへの不安
発現方向
他者方向
・相手を理解しようとする(過剰)
・正そうとする
・意味づけを与える
・関係性を定義する
自己方向
・自分を分析しすぎる
・感情に意味を与え続ける
・正しい状態へ矯正しようとする
・未処理を許容できない
非所有プロトコルとの対比
項目 非所有 過干渉
・感知後 停止 展開
・所有 しない する
・意味 与えない 与える
・状態 未定義維持 定義・固定
・純度 高い 低下(混入)
リスク / 副作用
・他者との摩擦(「うざさ」)
・自己疲労(過剰処理)
・本来の状態の歪み
・投影・期待の増幅
出力形態
・説明的
・解釈的
・物語的
・介入的
NARRATIVE|物語
それを、わかる形にしようとしてしまう
――
それは、目の前にあった。
けれど、そのままではよく分からなかった。
曖昧で、掴みどころがなく、
何を意味しているのかもはっきりしない。
だから、考えた。
これは何なのか、どこに置けばいいのか。
言葉を与え、意味を探し、
自分の中で位置を決めた。
そうしてようやく、それは理解できるものになった。
理解できれば安心できる。
どこにあるか分かれば、扱える。
けれど気づけば、
最初にあったものは、少し形を変えていた。
それでも構わなかった。
分からないままよりは、ずっといいと思えたから。
GAP|差分
構造の相
・所有・固定・意味化の一連の流れ
・感知後に処理が展開される
・不確定性を低減する方向に動く
物語の相
・動的・処理過程が中心
・理解と安心の獲得が目的
・変化(変換)が前提となっている
差として残るもの
・理解と引き換えに失われる初期状態
・安定と引き換えの純度低下
・「分かること」と「そのままであること」の乖離
NOTE|余白
・不確定性への耐性が低いと発動しやすい
・安心や理解は得られるが、元の状態は保持されな
い
・他者に向くと「過干渉」として知覚される
・自己に向くと「過剰内省」として現れる
CORE|核
・接続された対象は回収され、
意味と位置を与えられ、固定される
・不確定を保持できないとき、
人は対象を自分の構造に収めにいく
Meta|全体差分
・非所有:開いたまま保持
・過干渉:閉じて理解する
→ 同一現象に対する異なる応答プロトコル
