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PROTOCOL 16 |非所有プロトコル

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READING|本ノートは未収束状態を含有する。結論化・統一解釈は行わない。接続および読解は各自処理に委ねる。

LAYER|土星・制約系 
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STRUCTURE|構造


定義

・対象を自分の構造へ回収せず、
 発生した状態のまま接続のみを維持する挙動


構成要素

・非所有
・非固定
・非意味化
・感知停止


動作フロー

  1. 感知が発生する

  2. 解釈・意味化へ移行しない

  3. 所有・関係化を行わない

  4. 接続のみ維持される

  5. 状態が未定義のまま持続する


特徴

・純度が保たれる(外部混入なし)
・投影・期待が発生しない
・状態が固定されないため変質しない
・欠乏として認識されない


発生条件(構造的背景)

・キロン保持(未処理維持)
・海王星的逃避の不成立
・土星的固定の非発動
・冥王星的終結の未完了


対象領域

・愛(関係)
・豊かさ(価値)
・感情
・認識


リスク / 誤認

・外部からは「関与していない」と見える
・所有しないため「欠如」と誤認される
・意味化しないため「理解していない」と見られる


出力形態

・静的
・非主張的
・非物語的
・高透明度





NARRATIVE|物語


触れているが、持ってはいない


――


それは、いつからそこにあったのか分からない。
気づけば、ただ在った。


手を伸ばせば触れられる。
確かに感じられる。
けれど、それを掴もうとは思わなかった。


掴めば、それは形になる。
形になれば、名前がつく。
名前がつけば、それはもう別のものになる気がした。


だから、ただ触れていた。
ただ、感じていた。


それは誰のものでもなく、
どこにも属さず、
ただそこに在るままで満ちていた。


近づいても変わらず、
離れても消えない。


持たないまま、失うこともない。
その状態だけが、静かに続いていた。





GAP|差分


構造の相

・非所有・非固定・非意味化
・感知で停止する挙動
・接続は維持されるが回収されない


物語の相

・静的・低干渉
・行為や変化がほとんど発生しない
・状態そのものの描写に終始


差として残るもの

・「触れているのに持たない」という非直感性
喪失が成立しない構造
状態=価値としての存在





NOTE|余白


・所有しないことで、対象の純度が維持される

・関係を定義しないことで、接続は開かれたままに
 なる

・不確定性は問題ではなく、前提として扱われてい
 る

・欠乏ではなく「未固定状態」としての安定




CORE |核


・接続は維持されるが、回収は行われない

・状態は存在するが、定義されない




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