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来年1月にも再稼働するという柏崎刈羽原発6号機は燃料プールが満杯で取替用の新燃料を入れられない!?


関電が管理容量の定義を変えていた

関電は、原発の燃料プールの管理容量を以前は「貯蔵容量引く1炉心と1取替分(関電の場合は3分の1炉心)」としていたのに、2010年(2011年?)から1取替分を差し引引くことをやめて「管理容量=貯蔵容量ー1炉心」としてしまったこと、1取替分を引いてみたら、関電の見直しロードマップが破綻したことを以下のnoteに書きました。詳細は以下のnoteを。
すこし燃料プールの管理容量について簡単におさらいしておきます。(既にお読みいただいた方は「東電の管理容量はずっと『貯蔵容量ー1炉心』」まで飛ばしてください)

新燃料はいったん燃料プールに入れてから原子炉内に入れる

取り替える新燃料はいったん燃料プールに入れてから、原子炉内にいれます。そのため、燃料プールには、炉心に入っている核燃料を定期検査時に取り出すための1炉心分の空きと、定期検査時に交換する新燃料のために1取替分の空きが必要なはず!です。関電の1取替分は3分の1炉心、東電の1取替分は4分の1炉心。PWRとBWRで核燃料を使う年数が違っていて、PWR(関電)は3年間、BWR(東電)は4年間で交換します。

規則の解釈では「取替燃料に加えて」となっている

技術基準の規則の解釈の当該部分

実用発電用原子炉及びその付属施設の技術基準に関する規則の解釈」第26条では、同規則の「第2項第3号に規定する「燃料体等を必要に応じて貯蔵することができる容量を有する」とは、発電用原子炉に全て燃料が装荷されている状態で、使用済燃料及び貯蔵されている取替燃料に加えて、1炉心分以上の容量を確保すること。」となっています。
関電も東電もこの規則の解釈にある「取替燃料に加えて」の部分を無視していると思います。
「実用発電用原子炉及びその附属施設の技術基準に関する規則の解釈」について次のように定める。P69 第26条第2項第3号
平成25年6月19日 原子力規制委員会
https://www.nra.go.jp/data/000069274.pdf

東電の管理容量はずっと「貯蔵容量ー1炉心」

関電の状況については、関電の「ランチタイムの女たち」で質問を出してもらっていますが、東電にも、管理容量の定義について質問を出し、12月18日の東電と共に脱原発をめざす会で以下の回答をもらいました。以下回答を貼り付けます。
=当社は管理容量の定義は変わっておらず,「貯蔵容量から 1 炉心分を引いたもの」です。
なお,従来は電力間で定義が異なる場合もありましたが、2025/2 の使用済燃料対策推進協議会幹事会に て、「貯蔵容量から 1 炉心分を引いたもの」に統一することとなっております(当社は変わらず)=
として以下のHTMLが示されていました。これを読むと
=「管理容量」について、従来は各社で異なる定義 を用いていたが、今後は法令要求である「貯蔵容量から 1 炉心分を差し引い た容量」とした「法的要求容量」を記載することで統一する=
とあり、2025年の2月から、東電や関電の管理容量の定義「貯蔵燃料ー1炉心」に、他の原子力事業者の定義も統一されてしまったことがわかります。

第5回 使用済燃料対策推進協議会幹事会 議事要旨
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/shiyozumi_nenryo/pdf/k_005_gijiyoshi.pdf

柏崎刈羽6号機は101%

東電からもらった回答をもとに、管理容量から1取替分を引いてみたら、貯蔵率が柏崎刈羽1号は100%、来年1月にも再稼働すると言われている6号は101%になりました。
6号機がもし再稼働した場合、次の定期検査までに使用済核燃料を搬出しないと、取替用の新燃料を燃料プールに搬入できない状態です。

表−1 柏崎刈羽原発の使用済核燃料貯蔵量(タイトル画像も)

新燃料はいつ燃料プールにいれるのか

新燃料には専用の新燃料置き場があって、定検に間に合うように燃料プールに入れているようです。
東電は「プールに余裕があれば、新燃料を搬入したら、燃料プールにいれます」と回答。「余裕がなかったら?」と聞くと「号機間輸送をするとか」と回答しました。6号機は次回定検までに、使用済核燃料を号機間輸送をするのでしょうか。それともむつ市のリサイクル燃料貯蔵へ搬出するのか。
原発を動かせば、核のごみがたまります。核燃料サイクル計画は破綻しています。原発は再稼働すべきではありません。

柏崎刈羽原発再稼働反対!!


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