ショートカットを置かない暮らしーなくても平気だったもの
※この記事を書いたあと、「ショートカットに頼ること」について、
もう少し考えが深まりました。
“ないと不安になるもの”は、
モノだけじゃなくて、考え方にもあるのかもしれない。
続きはこちらに書いています(メンバー向け)
“ないと不安になるもの”、ありませんか?
私たち夫婦にとって、それは炭酸水でした。
一時期ハマって、箱買いが当たり前になっていたんです。
「ある」のが“普通”になるとき
ノンアルコールビールも同じでした。
お得な6缶パックを買うと、
「たくさんあるから」と毎日飲んでしまって。
なくなると、なんだか寂しい。
そして、また買ってしまう。
その繰り返しでした。
最初はどちらも“特別”だったのに、
毎日あると、
それが「基準」になるんですよね。
基準になると、
「ない」が不安になる。
“あるはずのもの”が、ない。
それだけで、
少しイライラしている自分に
気づきました。
いつもそこにあると、
選ばなくていいから、楽です。
「今日は飲む?飲まない?」と
一瞬立ち止まる時間が消える。
気づいたら、考える前に手が伸びている。
「飲む?」じゃなくて、
「もう飲んでる」みたいな感覚。
考えなくていい。
選ばなくていい。
それは一瞬、心地いい。
でも同時に、
私は自分の問題を、
自分で引き受けていませんでした。
疲れたら飲む。
モヤモヤしたら飲む。
本当は何に疲れているのか、
何にイライラしているのか、
ちゃんと見ないまま。
自分で選んでいるつもりで、
ほとんど反射でした。
それを自覚した時、
少し気持ち悪くなったんです。
「ショートカット」という安心
今振り返ると、
炭酸水やノンアルビールは、
私にとってただの飲み物じゃありませんでした。
スカッとする装置。
疲れをリセットするボタン。
問題が一瞬どうでもよくなるスイッチ。
感情の処理を、代わりにやってくれる存在。
スカッとすること自体が悪いわけじゃなくて。
適度に取り入れるなら、リセットにもなります。
けれど、ショートカットが常備されると
それが基準になるんですよね。
本当はなくても大丈夫だったかもしれないのに、
「これが普通」になってしまう。
そして、何もない状態が、
どこか物足りなく感じる。
「これを飲めば、楽になれる」
そう思い込んでいた。
けれど、24本入り炭酸水の
最後の一本に手を伸ばした時、
ふと、我に帰りました。
実際は、不安も、疲れも、問題も、
消えてはいなかった。
目の前には、散らかった部屋と、山積みの皿、
独りよがりで満たされない、変わらない現実。
ただ、一瞬見えなくなっていただけだと、
気づいたんです。
なくしてみたら、平気だった
きっかけは、ほんの些細なこと。
ある日、体調が悪い中買い出しに行って、
炭酸水の箱がやけに重く感じたんです。
「ないと困るかも」
いつもならそう思って、
無理してでも運んでいました。
でもその日は、どうでも良くなってきて
もういいや、と買わずに帰ってきました。
すると気づいたんです。
「あれ、なくても平気じゃん」
夫も、「あれ?炭酸水は?」と聞いただけで、
事情を話すと「そっか」とそれだけ。
その後は、焦って買いに行くこともなく、
ネットスーパーで宅配してもらうこともなく、
そのまま日常に溶け込んでいきました。
今では、二人して
「あるのもいいけど、なくてもいいね」
と言っています。
欲しいときに、欲しい分だけ
今でも、炭酸水とノンアルビールは
変わらず好きです。
でも、
欲しいときに、欲しい分だけ買う
ようにしています。
お財布的には、
ちょっともったいないかもしれない。
でも、習慣にならなくて、
欠乏症にもならなくて、
いい感じのメンタルが保てている私がいます。
常備しないぶん、
考えるようになりました。
何に疲れているのか。
何にイライラしているのか。
どうすれば整うのか。
ショートカットがないぶん、
遠回りだけれど、自分で向き合う。
そのほうが、
ゆっくり整っていく感じがあります。
あれは炭酸の話だけじゃなかった気がしています。
家の中に“当たり前”に置いているもの。
なくなると少し不安になるもの。
それは、本当にないと困るものだったのか。
今でも、ときどき考えます。
だから今は、
欲しいときに、欲しい分だけ。
少し面倒でも、その都度、
選ぶようにしています。
今日も、“ちょうどいい”を探してる🪴
最後まで読んでくださってありがとうございました🌿
🪴このテーマについては、
メンバーシップでも引き続き、考えていこうと思います。
出入りは自由です。気になる方だけ、どうぞ。
追記:引き続き考えてみたことを
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