【内製化 #8】「最初に何を書けばいい?」で止まる前に。記事棚ジェネレーターの使い方
AIで記事は書ける。
ChatGPTでもGeminiでもClaudeでも、プロンプトを渡せば、それなりの文章が出てくる時代になりました。
でも、止まるんですよね。
「……で、最初に何を書けばいいんだっけ?」
ここで止まる。
書く技術の問題じゃないんです。書く前の設計が、まだ手元にないだけなんです。
僕はツヨシと名乗って、Webライターを本業にしているフリーランスです。
AIは「丸投げして楽になる魔法の道具」ではなく、発信軸・構成・導線・更新フローを整えたうえで使う補助輪だと考えています。
僕がどんな立ち位置で発信やAI活用を整理しているのかは、プロフィール記事にもまとめています。
この記事では、設計キットに収録している「記事棚ジェネレーター」の使い方を解説します。
記事棚ジェネレーターは、「記事を書くツール」ではありません。「何を書くかを設計するツール」です。
記事が積み上がっているのに、記事棚になっていない
noteやブログに記事を出している人は、けっこういます。
10本、20本、中には100本以上。書いている。出している。続けている。
でも、読者がどの記事から読めばいいか分からない。
記事同士がつながっていない。固定記事を開いても、どこへ進めばいいか分からない。サービスページへの道順が見えない。
これ、記事の数が足りないんじゃないんです。
記事の設計がないんです。
僕自身、noteに1500本以上の記事を出してきました。でも、長いこと「記事の山」であって「記事棚」ではなかった。
読者が来ても、迷って帰るだけの状態が続いていました。
量を書いても、記事に役割がなければ、読者は次に進めない。
ここが、記事を「出す」ことと「設計する」ことの違いです。
「何を書くか」で止まる、本当の理由
「何を書けばいいか分からない」。
この言葉の裏には、いくつかの詰まりが隠れています。
・発信軸がまだ言語化できていない
・読者像がぼんやりしている
・記事に役割があることを意識していない
・入口記事、信頼記事、導線記事をごちゃまぜにしたまま書いている
これは書く技術の問題じゃないんです。
根性の問題でもない。
設計の問題です。
記事には役割があります。
読者と出会うための入口記事。
考え方を伝えて信頼を作る記事。
サービスや相談へつなぐ導線記事。
相談前の不安を減らすFAQ記事。
この点は、この回でまとめましたね。
この役割を分けないまま「とりあえず書く」を続けると、読者はどの記事を読んでも「で、次はどうすれば?」が分からないまま離れていきます。
この詰まりを整理するのが、記事棚ジェネレーターの役割です。
記事棚ジェネレーターとは何か
記事棚ジェネレーターは、AIを使って「最初に作るべき12本の記事リスト」を設計するツールです。
大事なことなのでもう一度書きます。
記事を書いてくれるツールではありません。
何を書くかを設計するツールです。
使い方はシンプルです。設計キットに入っているプロンプトをAIに貼り、自分のメディア憲章を渡す。
AIがいくつか質問してくるので、ざっくり答える。
「#実行」と入力すると、12本の記事リストが出力されます。
出力されるのは本文ではなく、設計図です。
記事タイトル案、記事の役割、想定読者、読者の悩み、記事の結論、末尾導線、次に読ませる記事、内部リンクの流れ、公開順
まで含まれています。
使えるAIサービスは、ChatGPT・Gemini・Claudeのいずれでも大丈夫です。
「何を書けばいい?」で止まっていた状態が、「まず固定記事と入口記事3本から始めよう」に変わる。
その変化を作るためのツールです。
使う前に必要なもの:メディア憲章
記事棚ジェネレーターを使うには、メディア憲章が1つあれば始められます。
メディア憲章は、設計キットの最初の工程で作るものです。
自分の発信の土台になる情報(誰に向けた発信か、どんな悩みを持つ人に届けたいか、どんな商品やサービスがあるか、読者に最終的にどこへ進んでほしいか)を整理したものです。
まだ憲章を作っていなくても、完全に止まるわけではありません。
メモ書きレベルでも、AIが不足情報を質問してくれます。「まだ決まっていない」「だいたいこのくらい」という答え方で進められます。
完璧に仕上がっていなくても大丈夫です。まずは手元にあるもので始めてみてください。
使い方の全体像
全体の流れは3ステップです。
STEP1:設計キット内のプロンプトをコピーして、AIに貼る(ChatGPT・Gemini・Claudeどれでも可)。
STEP2:メディア憲章を貼り、AIの質問に答える。一度に聞かれるのは3〜5問。ざっくり回答で進められます。AIが仮まとめを出したら確認する。
STEP3:「#実行」と入力すると、12本の記事リスト・各記事の詳細設計・内部リンクの流れ・公開順が出力される。
設計キット全体の中での位置づけとしては、メディア憲章を作ったあと、記事構成や執筆に入る前の「地図を作る」工程にあたります。
実践パートでは、実際の入力例・出力例・うまくいかないときの修正方法・自分の発信への組み込み方まで解説しています。
AIで記事は作れます。
でも、発信軸・記事の役割・導線が整っていないと、noteの記事は単発で流れていきます。
入口記事なのか。
信頼記事なのか。
サービスにつなげる記事なのか。
読者に次に何を読んでもらう記事なのか。
そこが決まっていないと、毎回ゼロから迷ってしまいます。
その詰まりを整理するために、オウンドメディア内製化設計キットを用意しています。
買い切りで、自分のペースで進められる設計資料です。
ここから先は、設計キット購入者、または併走設計サポート参加者向けの実践コンテンツです。
この先では、考え方の紹介だけで終わらせず、実際に自分の発信や記事制作へ落とし込むための使い方を整理していきます。
大事なのは、正解を一つに決めることではありません。
今あるやり方のどこで止まりやすいのか。 どこをAIに任せるのか。 どこを人間側で判断するのか。
その確認材料として読んでください。
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