【設計思想 #11】noteタイトルが弱くて選べない人へ。読者の目が留まる「入口」を作るプロンプトと設計意図
タイトル案を15個出したのに、結局どれも選べない(涙)
これ、あるあるですよね。
どうも、メンタルツヨシです。
僕はAIを「丸投げの道具」ではなく、壊れずに働き続けるための「補助輪」として使い分けている実務者です。
複数のオウンドメディアをAIライティングで受託しながら、制作フローそのものを設計する仕事をしています。
僕がどんな試行錯誤をして、どういう地図を持って発信しているのか。
その全体像はこちらのプロフィール記事にまとめてあります。
さて、今日は「タイトル」の話です。
AIを使えばタイトル案を出すのは一瞬。
でも、出てきたものを見て「なんか弱い」「どれも似たような感じ」と手が止まってしまう。
この記事では、そんな「書けているのに刺さらない」という詰まりを、設計の問題として整理します。
読者が一瞬で「自分事だ」と気づける入口の作り方を、具体的なプロンプトと判断軸とともに共有しますね。
タイトルが出ているのに、なぜ選べないのか
「AIにタイトルを15個出させて、一番マシなものを選ぶ」
これ自体は、今の時代、誰でもできることです。
でも、画面に並んだ案を見て、こう思うことはありませんか?
「なんか、クリックされる気がしない……」
この詰まり、実はあなたの表現力の問題ではないんです。
もっと手前、「設計の問題」なんですよね。
タイトルが選べない、あるいは弱いと感じる理由は、だいたいこの3つに集約されます。
タイトルが「内容の要約」になっていて、誰向けかが見えない
書籍紹介のタイトルが「〇〇を読んで学んだこと」で終わっていて、記事を読む理由が出てこない
ターゲットの主語がないまま、言葉のテクニックだけで整えようとしている
僕も昔は「100点満点のコピー」を書こうとして、1時間くらい画面の前でフリーズしていました
これ、設計ができていない状態で言葉をこねくり回しているから、エネルギーだけが漏れていくんです。
「誰の、どんな詰まりに応答しているか」
これが先に立っていないと、どんなにAIが綺麗な言葉を並べても、読者の心には1ミリも引っかかりません。
「誰の話か」が先に立つと、タイトルは別物になる
タイトル設計を「表現」から「型」に変えると、何が変わるのか。
そこを先に整理しておきますね。
まず、読者が「これ、自分のことかも」と足を止めてくれるようになります。
「誰に向けた、何の解決策か」が一行で伝わるからです。
たとえば書籍紹介でも、単なる本の要約ではなく「自分なりの読み替え」として提示できるようになります。
「〇〇という本の紹介」ではなく「〇〇という本を、××で困っている僕らの武器として読み替える話」になる。
これ、地味だけど、発信の「回る形」を作る上では超重要です。
書籍だけでなく、映画でも、日々の気づきでも、AIツールの話でも、同じ型でタイトルが組める。
すると、量産してもタイトルのトーンが揃い、発信全体に一本の筋が通るようになるんです。
なぜそうなるのか。
それは、今回渡す型が「誰向けか」「何がきっかけか」「どう読み替えたか」という3点を、毎回強制的に揃える設計だからです。
この型は3つの判断で動いている
プロンプトの全文を渡す前に、まずは骨格(ロジック)だけ先に見せておきますね。
AIに丸投げする前に、この3つの判断順序を頭に入れておくと、出力の精度が劇的に上がります。
STEP1:「誰が止まっている状態か」を先に言葉にする
「悩んでいる人へ」では、今の時代、誰も止まりません。広すぎるんです。
「書くことが後回しになる人へ」
「AIで書けるのに仕上がらない人へ」
このように、生活や実務で起きている
具体的な「困りごと」に寄せるのが鉄則。
ここが曖昧だと、後のステップをどれだけ頑張っても台無しになります。
STEP2:「題材名があるなら、それを入口に使う」
書名、映画名、ツール名などは「何についての記事か」を一瞬で伝えるための強力なフックになります。
ただし、長すぎて不自然になるなら「あえて入れない」という判断も必要です。
あくまで「入口」として機能させる。
STEP3:後半は「要約」ではなく「読み替え」で締める
ここが一番のミソです。
「〇〇を学んだ」ではなく、「〇〇は、実は△△の話だった」と断定する。
「〇〇について考えた」ではなく、「〇〇より先に、××を整える話だった」と言い切る。
自分なりの「ズレ」や「気づき」を一行で出すことで、読者が「中身を読まないと損だな」と思う理由を作るわけです。
この順番で判断を積み上げれば、毎回同じクオリティでタイトルが生成できるようになります。
この3STEPは、あらゆる題材に応用可能です。
いくつか例を見てみましょう。
例1:書籍
題材:『7つの習慣』
Before:「7つの習慣を読んで気づいたこと」
After:やることに追われるのに大事なことが進まない人へ。『7つの習慣』は時間管理ではなく、優先順位の置き方を問い直す本だった
例2:ゲーム・映画
題材:ゲーム『8番出口』
Before:「8番出口をやってみた感想」
After:「違和感があっても判断を先送りしがちな人へ。『8番出口』は脱出ゲームではなく、見過ごす癖の怖さを体で覚える体験だった」
例3:AIツール・実務ネタ
題材:ChatGPTの使い方
Before:「ChatGPTを使って感じたこと」
After:「AIで書き始められるのに最後まで整わない人へ。ChatGPT活用の詰まりは文章力ではなく、工程を分けずに書いていることだった」
例4:日常の気づき・違和感
題材:更新が止まる感覚
Before:「更新が続かない理由について考えた」
After:「記事は書けるのに更新だけ続かない人へ。継続できない理由は根性不足ではなく、続けやすい運用設計がないことだった」
どうでしょうか?
題材の種類が何であっても、「ターゲット提示 → 入口 → 読み替え」の順番は変わりません。
この「型」の強さは、どんな話題でも自分の発信軸に引き寄せられるところにあります。
型の骨格はここまで。有料部分では「なぜその順番か」を分解します
さて、無料部分でお伝えしたのはここまでです。
タイトルが弱いのは表現力ではなく「設計」の問題であること
「ターゲット → 題材 → 読み替え」の3STEPで動く型があること
あらゆる題材に応用できること
ここから先の有料部分では、実際に僕が使っているプロンプトの全文を公開し、その「中身」を詳しく解説していきます。
有料部分の内容はこちら。
プロンプト全文(そのままコピペして使える形)
なぜ「ターゲット提示」を前半に固定したのかの設計意図
「題材名の入れ方・入れないときの判断軸」の詳細
後半が「要約」になってしまう原因と、それを防ぐ修正指示
自分用に改造するための4つの変更ポイント
型を崩しやすい場所と、それを防ぐ「保険」の入れ方
正直に言います。
プロンプトをもらうこと自体には、あまり価値はありません。
AIは日々進化しますし、流行り廃りもあります。
本当の価値は、「なぜその構造にしたか」という判断基準を手に入れることです。
出力が弱かったときに、「どこを、どう直せばいいか」が自分でわかるようになる。
その「目」を養うための解説を、厚めに用意しました。
ツールを売ることが目的ではありません。
「なぜこの設計が必要だったのか」という、僕の苦行の記録そのものです。
僕と同じように、「AIを使っているのに、なぜかタイトルで詰まってしまう」という実務者の方に届いてほしいと思っています。
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