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部下を持つ前に覚えておきたいコト  #14 リーダーたるもの孤独に耐えるべし

社会人になれば、いずれは出世したいと思う人が多いのではないかと思います。出世をすれば部下を持ちます。つまり、リーダーになるわけです。
 
その多くの人が、よいリーダーになろうと思うはずです。そこで目指す姿として、部下達に交じって和気あいあいと話をする自分をイメージするかもしれません。
 
もちろん、リーダーには人望が求められます。部下に信頼され、慕われる必要があるということです。しかしです。人望を得ることと、和気あいあいすることは同じことではありません。
 
実際のところ、リーダーは人望を得るほどに孤独になるものです。矛盾するように思われるかもしれませんが、そうなのです。部下の輪の中にいては、リーダーとしての人望は得られないのが現実です。
 
部下を上から引っ張り、時には下から押し上げる。それがリーダーの役目です。叱るべきは叱り、支えるべきは支える。部下達に混ざっていては、その役目を果たすことができません。
 
反対に言えば、ひとり離れて立っているからこそ、リーダーとしての人望を得ることができるわけです。部下達と混じれば、親しみのようなものを感じてくれるかもしれません。しかし、リーダーとしては見られないのです。
 
ひとり離れて立つ。その孤独に耐えることができなければいけません。寂しさに負けて、部下達に混ざってしまえば、組織がまとまりを失います。
 
ひとり離れたところに立っていれば、各メンバーと等距離でいられます。部下達に混ざってしまうと、各メンバーと等距離ではいられなくなります。特定の部下と近くなれば、他の部下との距離が開きます。
 
距離の近い部下は自分を慕ってくれるかもしれません。しかし、距離の離れた部下が自分を慕ってくれることはありません。自分を慕う部下と慕わない部下の間にも溝が生じます。
 
結果、組織が上手く機能しなくなり、自分を慕ってくれていた部下達もストレスを感じずにはいられません。そして、そんな職場を作ったリーダーを責めるようになります。
 
リーダーたるもの、孤独に耐えなければいけません。それに負けて部下達に混ざってしまえば、リーダーとしての機能も人望も失ってしまいます。

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