26年4月版:Git版ComfyUIとManagerの新規インストール(Windows+CUDA)
最終更新:2026-04-30(内容は 9-2. を参照)
※ 簡易 ver. の記事を公開しました。
※ 初期リリースのため、随時、記事の修正を行う場合があります。お気づきの点があれば、遠慮無くコメントでお知らせください。
※ 関連記事は、ComfyUI の記事一覧にまとめてあります。
※ noteの質問箱 へ気軽に声をお寄せください。質問以外のメッセージの方が嬉しいかもしれません。回答は気まぐれなのでご了承ください。
■ 0. 概要
▼ 0-0. 補足
面倒な方は本項を読み飛ばして 1. へ進んでください。下記は、本記事に関する補足です。
意図的に説明を多くしていますので、適宜読み飛ばしてください。
インストール用のバッチファイルは 4-3. と 4-5. にあります。起動用のバッチファイルは 5-2. にあります。
インストール手順の中身は前回の記事(25年8月版)とほとんど変わりませんので、すでに利用中の方が改めてインストールする必要はありません。
26年4月版は、ポータブル版の ComfyUI にも対応します(準備中)。
本記事の公開後に、説明を簡略化した簡易 ver. の記事も用意しました。基本的な流れは同じです。
▼ 0-1. はじめに
本記事では、Windows PC に ComfyUI をインストールして、画像の生成(動作確認)を行うまでの手順を説明します。下記は参考のために記載しているもので、じっくりと読む必要はありません。
自動でインストールできるバッチファイルを提供します。
任意のフォルダに設置して実行するだけで、ComfyUI と ComfyUI Manager の新規インストールができます。
その他、本記事や別の記事(準備中)にて、様々なバッチファイルを用意していきます。Git版(Manual Install)を利用します。
ポータブル版(Windows Portable Package)は、別の記事でフォローする予定です。
デスクトップ版(Desktop Application)は、フォローの予定はありません。GeForce RTX(20xx~5xxx)を利用します。
GeForce GTX(750~16xx)も利用できる可能性があります。
他の GPU は、フォローの予定はありません。Git と Python が必要です。
デフォルトのパスで利用できる Python のみ対応しています。
本記事の 3. にてインストール方法を掲載しています。CUDA Toolkit は基本的に不要です。
ComfyUI の環境を手動で調整する際に必要となる場合があります。
本記事の 2-3. にてインストール方法を掲載しています。
▼ 0-2. 最小限の手順(おまけ)
不要な方は本項を読み飛ばして 1. へ進んでください。分かる方向けの、最小限のコマンドのみを記載しておきます。Git と Python はあらかじめインストールしておいてください。なお、本家のリポジトリのインストール手順には GeForce 以外の情報も掲載されています。
筆者の調べでは、「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」がインストールされていないと ComfyUI が起動しない可能性があります。下記の (1) のコマンドでインストールできます。(2) のコマンドを使用すると、リポジトリのライセンス同意や、パッケージのライセンス/EULA同意を自動で行い、一切の操作をせずにインストールが完了します。
(1)
winget install --id Microsoft.VCRedist.2015+.x64 -e
(2)
winget install --id Microsoft.VCRedist.2015+.x64 -e --silent --accept-source-agreements --accept-package-agreementsComfyUI を新規にインストールする手順です。便宜上、setuptools と wheel を独自に追加しています。GeForce GTX 750~980 の場合は cu126 に変更してください。
git clone https://github.com/Comfy-Org/ComfyUI
cd ComfyUI
python -m venv .\venv
.\venv\Scripts\activate.bat
python -m pip install --upgrade pip
pip install setuptools wheel
pip install torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/cu130
pip install -r requirements.txt次に、ComfyUI Manager を新規にインストールする手順です。続けて行ってください。
cd .\custom_nodes
git clone https://github.com/Comfy-Org/ComfyUI-Manager
pip install -r .\ComfyUI-Manager\requirements.txtComfyUI を起動するためのバッチファイルの内容です。オプションを外すと、起動後に Web ブラウザを開かなくなります。
@echo off
cd /d %~dp0
cd .\ComfyUI
call venv\Scripts\activate.bat
python main.py --auto-launch
pause■ 1. はじめに
▼ 1-1. 記事の流れ
本記事のメインとなる説明は下記のとおりで、始まりから終わりまで順番に行えるようになっています。適当に読み流す等して、必要な箇所を参照してください。
1. 記事の流れと要求スペック
2. GeForce のドライバー等のインストール
3. Git と Python のインストール
4. ComfyUI のインストール(バッチファイル付き)
5. 起動のテストと終了(バッチファイル付き)
6. ComfyUI の更新(Manager を利用)
7. 拡張機能のインストールと更新(Manager を利用)
8. 画像生成のテスト(ワークフロー付き)
▼ 1-2. 要求スペック
ComfyUI は基本的に GPU を必要とします(API 等、一部の利用方法にて例外あり)。本記事の説明は GeForce の利用者に限定していますが、現在は様々な GPU に対応しています。
必要な VRAM の容量は用途で異なるため、一概には言えません。最低でも 6~8GB はあった方が良いでしょう。12GB であれば利用可能な用途が増え、16GB ではさらに増えます。しかし、中には 24GB またはそれ以上を要求するものもあります。
メイン RAM は、できれば 32GB 以上あることが望ましいです。VRAM に読み込んだモデルをオフロード(メイン RAM に一時退避)することで、ディスクアクセスを減らして効率よく利用できる可能性があります。
▼ 1-3. 補足
ComfyUI は、下記の URL にて公開されています。
ComfyUI
The most powerful and modular visual AI engine and application.
https://github.com/Comfy-Org/ComfyUI
本記事に掲載した ComfyUI のインストーラーは2種類あります。利用する PyTorch の関係で、対応する GPU が下記のようになっています。
CUDA 12.6 版
GTX 750~16xx、RTX 20xx、RTX 30xx、RTX 40xxCUDA 13.0 版
GTX 16xx、RTX 20xx、RTX 30xx、RTX 40xx、RTX 50xx
■ 2. GeForce のドライバー等のインストール
▼ 2-1. 概要
2.では、GeForce のドライバーと、CUDA Toolkit のインストールを説明します。後者は必須ではなく、パッケージを手動でビルドする等の特殊な状況で必要になる場合があります。
▼ 2-2. GeForce Game Ready ドライバー
GeForce のドライバーは時々更新されるので、なるべく最新版をインストールしてください。同梱の NVIDIA App を利用すると、次回からの更新が容易になります。
GeForce® ドライバー
https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/drivers/
上記のURLから最新の「GeForce Game Ready ドライバー - WHQL」をダウンロードして実行します。下記の画像は手動選択の場合の例です。

インストールはそのまま進めて構いません。途中で画面が乱れたりする場合があるので、事前にすべてのアプリケーションを閉じておくと安心です。
ここで1点、補足があります。PCの利用期間が長い方は、「NVIDIA Control Panel」が常駐している場合があります。現在は「NVIDIA App」に置き換えられているので、こちらはアンインストールしてください。
▼ 2-3. CUDA Toolkit(オプション)
CUDA Toolkit をインストールしなくても ComfyUI は動作しますが、パッケージを手動でビルドする等の特殊な状況で必要になる場合があります。
NVIDIA® CUDA® Toolkit
https://developer.nvidia.com/cuda-toolkit
上記のURLから「Download Now」へ進みます。下記の表示が出た場合は気にせず「X」で閉じてしまって構いません。

下記の画像は選択の例です。インストーラーのタイプはどちらでも構いません。全体のダウンロードのサイズは、「exe (network)」の方が小さくなる可能性があります。

ダウンロードを終えたら実行します。インストールはそのまま進めて構いません。下記の画面が表示された場合は、チェックを入れてください。

■ 3. Git と Python のインストール
▼ 3-1. 概要
3.では、Git、Python のインストールを説明します。
▼ 3-2. Git
Git は、ComfyUI のダウンロード、アップデート、拡張機能のインストール等で必要になります。時々バージョンアップするので、インストールして久しい方は更新を行ってください。
上記URLへアクセスして「Download for Windows」へ進み、「Standalone Installer」の「Git for Windows/x64 Setup」をダウンロードして実行します。インストールはそのまま進めて構いません。
▼ 3-3. Python
Python は古くから存在するプログラミング言語で、現在は科学技術や機械学習の分野において活用されています。これが無いと ComfyUI は動作しません。
Python Releases for Windows
https://www.python.org/downloads/windows/
執筆時点では、バージョン 3.13 を選択するのが良いでしょう。3.13 はサポート期限が2029年10月なので余裕があります。また、3.14 は拡張機能や必要なパッケージがまだ十分に対応していない可能性があります。
なお、Python のバージョンを 3.12 から 3.13 にする等の変更を行うと、 ComfyUI が起動しなくなるので注意してください(仮想環境の再構築が必要)。逆に、3.13.12 から 3.13.13 にする等は問題なく、むしろ推奨されます。バージョンアップされていないか、時々確認してください。
【参考 - Pythonのサポート期限】
3.10:2026年10月
3.11:2027年10月
3.12:2028年10月
3.13:2029年10月
3.14:2030年10月
2026年4月時点では、「Python 3.13.13 - April 7, 2026」が最新です。バージョン番号の「3.13」で検索して、左側(Stable Releases)の一番上にあるバージョンを探します。

見つけたら、「Download Windows installer (64-bit)」のリンクからダウンロードします。実行した後、「Add python.exe to PATH」にチェックを入れてから「Install Now」を選んでください。

インストールが終わったら確認を行います。Windows のスタート(または検索)のアイコンをクリックして、「cmd」と入力して Enter を押します。

コマンドプロンプトが起動するので、「python --version」と入力してEnterを押してください。半角スペースを忘れないようにしてください。
>python --version
Python 3.13.13上記のようにバージョン番号が表示されれば正常です。コマンド プロンプトのウインドウを閉じて、次項の 3-4. はスキップしてください。
▼ 3-4. Python(ストアの対応)
Python を実行したはずなのに、Microsoft Store が表示されてしまう場合があります。こちらの対応方法を説明します。

Windows のスタートのアイコンを右クリックして「設定」を選び、「アプリ」「アプリの詳細設定」「アプリ実行エイリアス」の順に進みます。または、スタート(または検索)をクリックして「アプリ実行エイリアスの管理」を検索しても構いません。
アプリ実行エイリアスの設定で、下記の画像のように「python.exe」と「python3.exe」の部分をオフにします。これで対応は完了です。

■ 4. ComfyUI のインストール
▼ 4-1. 概要
これ以降は、ComfyUI をインストールして利用できるようにするまでの手順を、4. から 8. までに分けて説明します。
ComfyUI のインストール → 4.(本項)
起動のテストと終了 → 5.
ComfyUI の更新 → 6.
拡張機能のインストールと更新 → 7.
画像生成のテスト → 8.
▼ 4-2. 作業フォルダの作成
最初に、ComfyUI や生成 AI 関連で利用するための作業フォルダを作成します。やり方が分かる方や、既に準備済みの方は本項を読み飛ばしてください。
ここでは、作業フォルダのパス(場所)を「C:\aiwork\」とする場合の手順を説明します。筆者の他の記事にて、こちらを使用する場合があります。
【補足】
パスで用いられる記号「\」について説明します。これはフォルダの階層を表すための区切りの記号で、「\」(バックスラッシュ)で表示されることが多いですが、「¥」(円記号)で表示されることもあります。どちらであっても意味は同じで、日本語キーボードの場合は半角で「¥」を押すと入力できます。
まずはエクスプローラーを開き、ナビゲーションウインドウ(下記画面の左側)の最上部にある「デスクトップ」を選択してから、「PC」→「~~ (C:)」の順に開きます。


以上の手順で「C:\」の内容が表示されているはずです。「Windows」や「Program Files」等のフォルダがあると思います。このエリアの空白部分で右クリックしてから「新規作成」→「フォルダ」を選択して、「aiwork」またはお好みの名前を入力します。

フォルダ名を入れそびれてしまった場合は、フォルダを選択(1回クリック)して「F2」キーを押すか、間をあけて再度クリックすると名前の変更ができます。

▼ 4-3. ComfyUI のインストールを行うバッチファイル
ComfyUI のインストールを簡単に行えるよう、バッチファイルを用意しました。ただし、これが将来にわたって利用可能であることはお約束できないので、その点のみご理解ください。
下記のファイルをダウンロードして、作業フォルダに移動してください。
(Last update 2026-4-19)
▼ CUDA 13.0 … GeForce GTX 16xx 以上、RTX 20xx 以上
▼ CUDA 12.6 … GeForce GTX 750~10xx(RTX 40xx 以下で利用可)
▼ 4-4. ComfyUI 本体のインストール
前項で作業フォルダに移動したバッチファイルを、ダブルクリックで実行します。

下記のようなセキュリティの警告が表示される場合があります。これは、インターネット上からダウンロードした未署名のファイルを実行しようと(開こうと)しているためで、挙動としては正しいです。
今回はそのまま「実行」をクリックして進めてください。セキュリティ上、「このファイルを開く前に常に確認する」のチェックは入れたままにすることをおすすめします。

実行すると下記の画面が表示されます。内容を確認してからインストールを進めてください。途中で問題が発生した場合はメッセージを表示しますので、内容を確認してください。


最後まで実行された場合、このバッチファイルが必要無ければ削除しても構いません。
▼ 4-5. ComfyUI Manager のインストール
ComfyUI Manager は本体や拡張機能の管理等にかかわる重要な拡張機能で、インストールを強く推奨します。こちらもインストール用のバッチファイルを用意しました。
(Last update 2026-4-19)
これを、ComfyUI フォルダの一つ上のフォルダ(作業フォルダ)に移動して実行します。先ほどと同様にセキュリティの警告が表示されますので、そのまま「実行」を選択して進めてください。


最後まで実行された場合、このバッチファイルが必要無ければ削除しても構いません。
再インストールしたい場合は、事前に「ComfyUI-Manager」のフォルダ(ComfyUI\custom_nodes\ 内)を削除してください。
▼ 4-6. Visual C++ 再頒布可能パッケージのインストール
筆者の調べでは、「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」がインストールされていないと ComfyUI が起動しない可能性があります。既にインストール済みの場合も、最新版へ更新するためにインストールをおすすめします。
参考まで、0-1. に記載したコマンドでもインストールが可能です。お好みで選んでください。
下記の URL へアクセスします。下にスクロールすると「すべてのダウンロード」があるので、「その他の Tools、~」をクリックして展開します。その中にある「Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をダウンロードして実行します。
Microsoft Visual Studio のダウンロード
https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/

未インストールまたはバージョンが古い場合は「インストール」のボタンが表示されます。チェックを入れて進めてください。

既に最新版がインストールされている場合は「修復」のボタンが表示されます。現状で問題がなければ「閉じる」で終了してください。

■ 5. 起動のテストと終了
▼ 5-1. 概要
ComfyUI のインストールが終わったら、起動ができることを確認します。5. では、起動と終了の手順を説明します。
▼ 5-2. ComfyUI 起動用のバッチファイル
下記のファイルは、ComfyUI を起動するバッチファイルです。いずれかをダウンロードして作業フォルダへ移動してください。
(Last update 2026-04-21)
ファイル名が「auto」の方は、ComfyUI が起動したときに Web ブラウザを開きます。「no-auto」の方はWeb ブラウザを開きません。両者は起動オプションの違いのみです。
このままでは実行するたびにセキュリティの警告が表示されるため、使用前にこれを解除します。ファイルを右クリックして「プロパティ」を選択します。

ファイルのプロパティが表示されるので、下の方を確認します。

セキュリティの項目がある場合は、「許可する」にチェックを入れて「OK」をクリックします。これで、実行してもセキュリティの警告が表示されなくなります。

▼ 5-3. ComfyUI の起動
前項のバッチファイルをダブルクリックして、ComfyUI を起動します。コマンドプロンプトのウインドウが開くので、開いたままにしてください(最小化することは可能)。閉じてしまうと ComfyUI の実行が終了します。
(1) 使用したバッチファイルが「auto」の場合
ComfyUI が起動すると、Web ブラウザが起動して操作画面が表示されます。ただし、http のリンクが関連付けされていない場合は下記のウインドウが表示されます。使用する Web ブラウザはお好みで選択してください。「常に」を選ぶと、このウインドウは再表示されません。

(2) 使用したバッチファイルが「no-auto」の場合
コマンド プロンプト(コンソール)の画面に、下記画面の中央のように「To see the GUI go to: http://127.0.0.1:8188」と表示されていれば起動が完了しています。Web ブラウザで指示された URL にアクセスすると操作画面が表示されます。

▼ 5-4. ComfyUI 起動後の画面
現在の Web ブラウザで ComfyUI を一度も表示したことがない場合は「テンプレート」が表示されると思います。こちらは右上の「×」で閉じてください。画面左側の「テンプレート」で再表示できます。

既に利用中の場合は最後の状態が復元されます。これにより、中断した作業の続きが行いやすくなっています。この設定は Web ブラウザごとに保持されます。

▼ 5-5. ComfyUI の終了
ComfyUI を終了するには、起動時に表示されたコマンド プロンプトのウインドウを閉じてください。

ComfyUI の操作画面のタブも閉じて構いません。先に説明したように、次回に利用するときは最後の状態に復帰できます。

■ 6. ComfyUI の更新(アップデート)
▼ 6-1. 概要
ComfyUI を活用するために、さまざまなメンテナンスが必要になります。6. では最小限の説明として、更新(アップデート)の方法を記載します。
▼ 6-2. ComfyUI 本体の更新(Manager を利用)
ComfyUI 本体の更新によって、バグの修正や新しい機能の追加が行われます。まずは、操作画面の右上に「Manager」のボタンがあるのでクリックします。

ComfyUI Manager が表示されます。中央の下の方に「Update ComfyUI」のボタンがあるのでクリックします。

下記の表示になった場合は更新が行われたので、「RESTART」をクリックします。

次の表示で「確認」をクリックすると ComfyUI の再起動が行われます。そのままお待ちください。

変更を反映するため、Web ブラウザのリロードも必要になります。「確認」をクリックしてください。

以上で ComfyUI の更新(アップデート)は完了しました。なお、この手順では PyTorch の更新が行われることはありません。
■ 7. 拡張機能のインストールと更新
▼ 7-1. 概要
ComfyUI を活用するために、拡張機能が必要となる場合があります。本項では最小限の説明のみを行います。あくまで手順の例示なので、この場で実際に行わなくても構いません。
▼ 7-2. ワークフローの読み込み
ここでは、GGUF 形式のモデルに対応するための拡張機能をインストールします。ComfyUI を活用する上で必要になる可能性が高いため、こちらを選びました。
容量の大きなモデル(画像等を生成するために必要なデータ)は、そのまま利用しようとすると VRAM が不足してしまいます。そのため、GGUF 形式で量子化して容量を減らした状態で配布されていることがよくあります。しかし、ComfyUI 本体はこの形式に対応していないため、拡張機能が必要というわけです。
ワークフローが含まれた下記のファイルをダウンロードして、ComfyUI の画面にドラッグ&ドロップしてください。
このワークフローには標準では利用できないカスタムノードが使用されているので、下記が表示されます。「今はスキップ」をクリックしてください。表示されなかった場合も次項へ進んでください。

▼ 7-3. 不足している拡張機能のインストール
ComfyUI では、問題のあるノードが赤枠で表示されます。今回の場合、該当するノードを利用するための拡張機能が不足していることが原因です。「Manager」のボタンをクリックしてください。

ComfyUI Manager の中央の上の方に「Install Missing Custom Nodes」のボタンがあるのでクリックします。

必要な拡張機能が特定されると一覧が表示されるので「Install」をクリックします。一部、この方法だけではインストールできないものがありますので頭の片隅に置いてください。

バージョンの選択は、通常は「latest」のままで「Select」をクリックして進めます。

インストールが終わると ComfyUI の再起動を促されます。左下の「Restart」をクリックします。

次の表示で「確認」をクリックすると ComfyUI の再起動が行われます。そのままお待ちください。

変更を反映するため、Web ブラウザのリロードも必要になります。「確認」をクリックしてください。

ノードの赤枠が消えて利用できる状態になりました。ネット上で見つけたワークフローを読み込んだときに同様の現象が発生したら、本項の手順を試してみてください。

▼ 7-4. 拡張機能の更新(アップデート)
拡張機能は後から更新される場合があるので、ときどきチェックしてみてください。
まずは、ComfyUI Manager の中央の上の方に「Custom Nodes Manager」のボタンがあるのでクリックします。なお、「Update All」で ComfyUI 本体と拡張機能の更新を同時に行うこともできます。
次に左上のプルダウンメニューで「Installed」を選択すると、インストールした拡張機能のみが表示できます。

右下に「Check Update」があり、クリックすると更新があるかどうかの確認ができます。必要に応じて更新を行ってください。

また、拡張機能に対して、個別に「Try update」などの操作を行うこともできます。

■ 8. 画像生成のテスト
▼ 8-1. 概要
ここまで単調な作業が多く、まだ何も生成していないのに多くの時間が経過したことと思います。おつかれさまでした。
最後に、動作確認を兼ねて画像の生成を行います。こちらを試さずに、他の記事を参照して別の種類のメディアを生成することもできます。いずれの場合も、さらに準備が必要となります。無事に成功しますように!
▼ 8-2. モデルのダウンロード
画像を生成するためにはモデルが必要です。モデルは多数存在し、目的や好みによって選択が異なります。
本記事では、最近の新しいアーキテクチャではなく、多くの画像生成 AI 利用者に長く親しまれた SDXL を利用します。生成を高速化するための LoRA を適用して、さらに生成を2段階にすることで解像度を高くしています。
まずは、下記の URL にアクセスしてください。閲覧には Google 等のアカウントでのログインが必要です。civitai.red は NSFW コンテンツ(成人向け)を含むサイトなので、念のためご注意ください。
WAI-illustrious-SDXL v16.0
https://civitai.red/models/827184/wai-illustrious-sdxl?modelVersionId=2514310
これより新しいバージョンも出ていますので、そちらを選んでも構いません。
右側にダウンロードのアイコンがあります。このファイルをダウンロードしたあと、「ComfyUI\models\checkpoints」へ移動してください。ファイルサイズは 6.46GB です。


次に、下記の URL へアクセスしてください。こちらは画像の生成を高速化するために利用します。
Phased Consistency Model
https://huggingface.co/wangfuyun/PCM_Weights
説明が表示されるので、「Files and versions(タブ)」「sdxl(ディレクトリ)」の順に進んでください。
一覧から「pcm_sdxl_normalcfg_8step_converted.safetensors」を探して、右側のアイコンからダウンロードします。このファイルは「ComfyUI\models\loras」へ移動してください。


▼ 8-3. ワークフローの読み込みと生成
ComfyUI を起動するか、既に起動している場合は操作画面が表示されているタブでリロードを行ってください(後から追加したモデルを認識するため)。
ワークフローが含まれた下記のファイルをダウンロードして、ComfyUI の画面にドラッグ&ドロップしてください。
下記の画面のように、赤枠のノードが表示されなければ問題ありません。
このワークフローではポジティブプロンプトの入力欄が二つあり、クオリティタグとその他のタグを分けて設定することができます(「BREAK」相当)。また、PCM(Phased Consistency Model)を利用することで生成を高速化して、ネガティブプロンプトも設定できるようにしています(ただし、効果は未確認)。

最後に「実行する」をクリックすると、画像の生成が始まり、進行状況がグラフィカルに表示されます。処理が終わり、下記の画面と同じようになれば成功です。問題がある場合は処理が中断されます。

生成した画像は「ComfyUI\output」に保存されます。

このワークフローでは、T2I(Text to Image)の処理で解像度 1024x768 の画像を生成してから、1.5 倍に拡大して、解像度 1536x1152 で I2I(Image to Image)の生成を行って精細な画像に作り替えています。

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view from above, face close up,
young 1girl, solo, black frill short camisole, small cleavage, bare stomach, black simple skirt, pale gray hair, twin low pigtails, medium braid pigtails hair, light green eyes, round eyes, black short boots, polished silver star necklace,
smile, blush cheek, open mouth, :d, looking at viewer, standing on huge rock, tilt head, knees together, pigeon-toed stance, w arms, raise hands, loose squeeze fingers,
nature sheer cliff, distant green mountain, small lake, blue sky, daytime, sunlight,
さらに「実行する」をクリックすると、異なるシード値で生成を行います。ボタンの隣にある数値を上げると、1回の実行で複数回の生成を行うこともできます。

筆者の環境(GeForce RTX 5060Ti 16GB)では、1回目は13秒、2回目以降は1枚あたり9秒で生成ができました。高速化したことで品質が犠牲になる一面もありますが、時間をかけずに気軽に試すことができます。
ComfyUI を終了する場合は、コマンド プロンプトのウインドウと操作画面のタブを閉じます。詳細は 5-5. を参照してください。
▼ 8-4. Tips
ワークフローは、生成したメディア(画像等)にも含まれています。ComfyUI で生成された画像等のファイルを操作画面にドラッグ&ドロップすると、生成したときの設定を含めて再現されます。

現在のワークフローを保存したい場合は、左上のアイコン(ComfyUI のロゴ)をクリックして「ファイル」へ進みます。

「保存」の場合、ファイルは「ComfyUI\user\default\workflows」のフォルダに記録されます。「エクスポート」の場合はファイルがダウンロードされます。
■ 9. 最後に
▼ 9-1. 筆者より
本記事では以前に公開した「25年8月版」を参考に、ほとんどの内容を書き直しました。情報不足だった部分を追加することができた反面、かなりのボリュームになってしまいました。
ただし、記事の量を多くしたのは意図的なものです。多くの方は、本記事を何度も読まれることは無いと思います。基本的に、インストールに成功した後は読む必要が無いからです。なるべく、多くの方がつまづかないように努めたつもりです。
2025年の終わりまでに、ComfyUI に関係する多く(?)の記事を書きました。2026年になってからは3ヶ月以上も何も手につかず、やっと初めての技術的な記事が書けました。休んでいる間も様々なアーキテクチャが公開されており、これらのフォローができていません。
今後は、まだ不足している ComfyUI 本体に関する記事を書きつつ、新しいアーキテクチャに触れていきたいと思います。取り扱いに癖のあるポータブル版への対応も行いますので、またの機会にお付き合いいただけると幸いです。
▼ 9-2. 記事の更新内容
記事の修正内容を記載します。内容に大きく影響しない、文言等の細かな修正は対象外です。
>2026-04-30
簡易ver. の記事を別途公開しました。
>2026-04-26
紹介したモデルが Civitai から消され、CivitAI.red のみになったので修正しました。
>2026-04-21
「5-2. ComfyUI 起動用のバッチファイル」の2ファイルを修正しました。「python main.py」の後に「@echo off」を付け忘れていただけなので、動作上の影響はありません。
■ 10. その他
私が書いた他の記事は、メニューよりたどってください。
ComfyUIに限定した記事の一覧もあります。
記事に関することで何かありましたら、Xの@riddi0908までお願いします。
