#1|必要なスペックを見積もろう!SASUKEのタックルで鍛える逆算思考
「とにかく全力で頑張る!」
「限界まで努力を重ねる!」
何か新しい目標に挑戦するとき、
このように感覚的になっていませんか?
しかし、
目標を達成するための
必要なスペックを把握しないまま
挑戦することには、
2つの重大なリスクがあります。
1つ目は、
単純に目標未達で失敗する、
「スペック不足」
2つ目は、
無駄に全力を出しすぎる、
「オーバースペック」
こうなってしまっては、
挑戦の仕方が正しいとは言えません。
では、
必要なスペックを把握するには
どうしたら良いのでしょうか?
次のYouTube動画をご覧ください。
SASUKEの挑戦者が、
巨大なタックルの車を
必死に押しています。
タックルの車の重量は次の通りです。
男性選手向け(合計: 860 kg)
1つ目の車: 240 kg
2つ目の車: 300 kg
3つ目の車: 320 kg
女性選手向け(合計: 300 kg)
1つ目の車: 80 kg
2つ目の車: 100 kg
3つ目の車: 120 kg
これを見て、
うちの子は言います。
「何百キロも押すなんてスゴイ!」
確かにスゴイ。
しかし、
物理の視点から考えると、
「重力に逆らって上に持ち上げる力」と
「前に押し出す力」は違います。
では実際、
タックルに目標タイムを設定したら、
少なくとも どれくらいの力で
前に押し出す必要があるのでしょうか?
ちょっと気になりませんか??
もし何も考えずに
タックルで全力を出しすぎると、
筋力を使い果たしてしまい、
次の「そり立つ壁」を
登れなくなってしまいます。
まさにこれが、
「オーバースペック」のワナ
闇雲に走り出す前に、
目標値から逆算して、
必要なスペックを見積もり、
そこから作戦を考える。
この一連の中で、
必要なスペックを見積もる過程 を
一緒に考えていきましょう!
それでは、
どうやって必要なスペックを
見積もれば良いのか?
ここで強力な武器になるのが、
数理モデルによるシミュレーション
です。
一般的にシミュレーションは、
「未来がどうなるか」を
予測するものだと思われています。
しかし、その真価は
「目標を達成するために、
どんなスペックが必要か」
を、逆算できることにあります。
たとえば、
「目標タイムを〇〇秒にするなら、
少なくとも△△kgの力で
押し続けなければならない」
という必要スペックを、
事前に把握することができます。
もし、その必要な力が
現実的ではない数値だったら、
目標タイムを見直せないか考えて、
すぐに再計算すれば良いだけ。
このように、
スペック(パラメータ)を調整して
計算を何度でもすぐに繰り返せるのが、
数理モデルを作成して
シミュレーションするメリットです。
✔︎ 次回予告
次回は、
「目標タイム」から
少なくとも必要な「車を押す力」を
見積もるための準備をします。
その準備とは、
対象とするタックルについて調べ、
所要タイムに関わる情報を集めること。
どうやって数式化への
一歩を踏み出すのか?
お楽しみに!
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🔗 次の記事につづく
連載: #なんでも逆算思考
お題: #物理がすき #学問への愛を語ろう
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