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#2|これが10円玉の動く理由! モデリング前の思考プロセス


本記事は、こちら👇 の連載シリーズの一部です。



耳だけで楽しみたい方は、こちら👇の音声解説を再生してください😊

✨漢字の読み方など、すこし間違ってます。


前回 は、懐かしのコックリさんを振り返り、

あの特徴的な動きは、
数式で再現できるかも?

と思ったキッカケについて、お話しました。

目指すゴールは、
高校までの数学と物理を使って、
あの特徴的な10円玉の動きを
理論的にアニメーション化すること

そこで、
今回はコックリさんについて調査し、
その原理を整理してみようと思います。

AIでイメージ動画を作りましたが、
思い通りにはいきませんでした…
※音楽が流れるのでご注意ください。


はじめに
コックリさんの謎について、

10円玉は、
①なぜ動くのか?
②なぜ答えを語るのか?


という、
2つの視点に分けて
考えることにしました。


まずは、
①なぜ動くのか? から。

これは単純に、
10円玉が指先から
力を受けているからですね。

もし本当に霊の力だけで動くのなら、
指先を乗せる必要なんてありません。

指先で触れずに動く方が、
よっぽど霊の仕業として流行ったはず。

それに
指先で触れずに硬貨を動かせるんなら、
賽銭泥棒に流用されていたことでしょう。

では
なぜ自分ではなく、
ほかの何かが動かしている感覚に
なるのでしょうか。

それは
10円玉を通して、
自分より大きな力を感じるから。

自分より大きな力を
10円玉から感じると、
『自分は力を入れてない!』と
錯覚してしまいます。(主体性の錯覚)

この錯覚により参加者全員が
自分は力を入れてないと主張するので、
『ほかの何かが動かしている!』
という結論になるわけです。

だから
コックリさんは、
自分より大きな力を
10円玉から受けられるように
3人以上でやった方が良いですね。


次に、
②なぜ答えを語るのか?

こちらは心理学的な要因がメインで、
私の専門外なので色々と調べてみました。

次の3つが主要因のようです。

  • バーナム効果・確証バイアス:

    • 自分に都合よく解釈すること。

    • 意味不明な動きは無視して、文字の中間で止まっても都合の良い文字を選んだり、動きが遅くなるだけで『ここに止まろうとしている!』と意味を見出したりする。

  • 同調圧力・感情伝染:

    • 周り(の期待)に合わせなくてはいけないという雰囲気。

    • みんなで指を置いていると、誰かの『動いた!』という声に引きずられたり、1人のドキドキが周りにも伝わって、自分もついその場の空気に合わせて指を動かしてしまう。

    • 集団ヒステリーやパニックを引き起こすことがある 。

    • かつて多くの学校でコックリさんが禁止されたのも、こうした精神的な混乱が連鎖し、収拾がつかなくなるリスクを避けるためだったかも。

この要因は、
SNSの炎上にも当てはまります。

誰かの『許せない!』という怒りが一瞬で周りにうつり(感情伝染)、さらに『みんなが叩いているから自分も加勢しなくては!』という空気(同調圧力)が生まれます。

コックリさんで10円玉が勝手に動いてしまうように、SNSでも個人の冷静な判断を超えて、集団がひとつの方向に暴走してしまうことがあります。

※2026.2.18時点だと、Threadsで煽り運転について炎上しています。
  • 観念運動現象(イデオモーター効果):

    • 思いが動きに現れること。

    • 動かそうと思っていなくても、頭で考えたイメージが、指先のわずかな筋肉の動きとして伝わってしまうことがある。

      • スポーツのイメトレと同じ原理。動きを強くイメージすると、脳の指令で筋肉が勝手にピクッと動くことがある。これは思いが体の動きに現れるためで、上達に役立つ練習法として知られている。

    • 『あっちに動くかも』という期待によって、無意識に少し偏った力を10円玉に加えてしまう。

この観念運動現象については
次のような検証結果もあります。

  • 目は10円玉より先に動く:
    計測装置で視線を測ると、10円玉が動くよりも先に、参加者の目が『次に行くべき文字』を追いかけていた。

  • 目隠しをすると10円玉が迷走する:
    参加者全員に目隠しをしてもらい、文字を見えない状態にすると(無意識の誘導が止まり)10円玉は意味のある言葉を作らなくなった。

  • だれも答えを知らない質問でも迷走する:
    誰も答えを知らない難しい問題(例:知らない国の大統領の名前など )や、誰も理解できない言語で質問すると、10円玉は迷走した。


なるほど。

これで10円玉が、

①なぜ動くのか?
②なぜ答えを語るのか?

は、分かりました。

特に、この中の
バーナム効果・確証バイアスと
同調圧力・感情伝染は、
『ただの思い込み(期待)』
といっても良いかもしれません。

つまり、
コックリさんの原理は

💥10円玉が受ける力
💥10円玉の動きへの期待

という2つに分けられますね。

目指すゴールは、
あの特徴的な10円玉の動きを
理論的にアニメーション化すること。

なので、
参加者の期待にまつわる原理は置いといて、
『10円玉が受ける力』に焦点をあてて
考えていきます。

次回は、
この『10円玉が受ける力』について、
大枠を可視化してみようと思います!

🔗 次の記事につづく



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