2026年2月27日(金)「醗酵飲料(日本酒)・磯自慢(磯自慢酒造)」
今日の東京も終日曇り。
朝の最低気温は7℃、日中の最高気温は17℃弱。
15℃を超えて来ると、流石に温かいと迄は行かぬものの、寒くはなかったですね。さて、
昨日は「醗酵食品・2026年 自家製豆味噌の仕込み」についてお届けしましたが、今日は「醗酵飲料(日本酒)・磯自慢(磯自慢酒造)」について書いて行きたいと思います。
磯自慢。
まぁ、静岡を代表する地酒、静岡吟醸酒の象徴的存在、と言っても過言じゃあないでしょうね。
その磯自慢を造るのは、静岡は焼津 にある創業1830年(天保元年)の磯自慢酒造サン。
焼津の中でも清水港の近くに立地していると言うコトもあり、古くから海運業者や舌の肥えた漁師、料理人等から愛される質の高い地酒としての歴史を積み上げ、今日に至ると言うワケであります。
ただ、その磯自慢とて最初っから静岡を象徴するような酒であったワケでなかったのだそう。
日本酒業界は戦後の経済成長期には消費量を伸ばし続けたものの、バブル期に他のオシャレ系のお酒や高級品志向・ホンモノ志向の酒が伸長するのに反比例して消費量が減少、日本酒は完全にその波に乗り遅れてしまったらしいのです(業界全体として、です)。
そんな状況に危機感を抱いた磯自慢は先代社長(現会長)と今の社長である八代目の寺岡洋司サンが『これからの時代、自分たちの酒を高品質化しなければとうてい生き残れない…』と考え、当時の横山福司杜氏、現・多田信男杜氏らと共に、従来の方針を変更してホンモノの佳い酒を造り続けた結果として今の磯自慢がある、と言うコトのようなのです。
ココの酒造りの特徴は「徹底した選別」と「静岡吟醸の美学」。原料選定と処理から麹造り、醗酵管理に至る迄細部に妥協が無い点。
仕込水には南アルプス系の軟水を使用、コレにより醗酵を穏やかに進め、繊細で透明感のある酒質を生み出す。
酒米は兵庫県東条地区の特A地区(「西戸(さいと)」・「常田(つねだ)」・「古家(ふるけ)」の3ヵ所を指定)で穫れる「東条山田錦」をメインに使用(コレはテロワールを意識してのコトらしい)、その粒の大きさ・心白の美しさ・溶け方の均一さは、磯自慢の味わいには欠かせない要素。
また、麹造りも静岡吟醸らしく、香りを引き出しつつも過度に主張しない「穏やかな麹」。このバランス感覚が、磯自慢らしい上品さを支える。
そのような材料を使い、八代目が自ら考案・設計された全館冷房ステンレス造りの蔵や高性能洗米機等の最新の設備を駆使しつつ、キレイで円く軽快な静岡吟醸酒を目指し、常に品質向上の為の酒造りをしておられるのだそうです。
今回訪問した際には、直売所のスタッフの方達もとっても親切で、好印象。
取引店重視と言う姿勢もあって、直売所では特に珍しい酒やソコでしか買えない酒等は売られてませんでしたが、近所の酒屋さんを紹介して戴きました。




ソコで仕入れて来たのが、「特別本醸造 磯自慢」。
他のヤツも色々とあったのだけれども、磯自慢って、上述の通り良い原料を使ったり最新設備で丁寧に造られたりしているせいなのか、全般的にお高いんですよね~(泣)。
で、まだコレも飲んでないんです(笑)。

ネットなんかでは、「磯自慢としては求めやすい本醸造のラインナップですが、上位ランクの酒にも負けないこだわりです」とか「黄桃やバナナ、洋梨、ベリーを思わせる爽やかな香りと、特A地区の山田錦が持つ旨味が口中に広がり、バランス感のある味わいです」とかのコメントがありますね。
楽しみです。
と言うコトで今週はコレにて。
週末は両日共に晴れ予報で、気温も20℃は超えないもののまぁまぁ上がるようです。
来週明けには「未利用魚(?)・ハチビキ」についてお届けする予定です。
ソレでは皆さま、良い週末をお過ごし下さりませ~!
