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2026年1月12日(月)「未利用魚・ソコイトヨリ」

今日の東京も引き続き快晴。
朝の最低気温は-1.5℃、日中の最高気温は9℃弱。
先週の土曜日からは二十四節気小寒の次項、七十二候の「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」(凍った泉で水が動き始める時季)となりました。
厳冬期であるとは言え、自然界では春への準備が着々と進んでいるってトコロなんでしょうかね。さて、

先週末には「醗酵飲料(日本酒)・臥龍梅(三和酒造)」についてお伝えしましたが、本日は「未利用魚・ソコイトヨリ」についてお届けしたいと思います。

ソコイトヨリ。
イトヨリは聞いたコトがあっても、ソコイトヨリを知ってる或いは食べたコトのあるヒトは然程多く無いのでは無いかと思います。
イトヨリもソコイトヨリもイトヨリダイ科の中のイトヨリダイ属に属する3種のウチの魚なので(残り1つはモモイトヨリ)、お仲間ですし見てくれも非常に似通っているコトから、地方によっては区別されずに売られているコトがあるホド。
ただ、棲息域がソコイトヨリの場合イトヨリよりも深場(100~300m)であるコト、良く良く見てみるとソコイトヨリの方がややずんぐりむっくり(体高が高い)であるコト、お腹の下の縦縞が鮮やかな黄色の蛍光色であるコト等により、明確に区別は出来ます。

腹下の黄色蛍光色の縦縞が鮮やか!コレがソコイトヨリの特徴。

日本に於いては太平洋側・日本海側のドチラにも広く分布、特に西日本でよく漁獲されます。
が、上述の通りやや深場に棲息しているが為に、深海底引網漁が盛んな地域で比較的良く見られ(と言っても狙って獲れると言うよりも、混獲される場合が多い)、豊洲市場等の中央市場に出回るコトは殆ど無く、地産地消的な存在でもあるんですね。
だから、まぁ一部では利用されてはいるものの、全国レベルで見たら未利用魚、と言う位置付けになろうかと思います。
漁師さん的には纏まった量が獲れるコトもないので、イトヨリとほぼ同じような味だったりはするものの市場価値が付き難いと言う存在ですかね(コレがお安く入手出来るのであれば、ある意味ネライ目なおサカナであるとも言えます)。

味の方はと言うと、透明感があり且つほんのり甘みのある上品な白身魚であるので、どうやったって美味い。
刺身にするにゃあ少々身が柔らかいので昆布締めにしたり、湯引きにしたりするのが良いのだけれども、塩焼・煮付・唐揚・汁物等ナンでも御座れ。
小骨が多いのは玉に瑕ではあるけれども。

と言うコトで、今回は一色さかな村で小振りなモノも含め5匹500円で購入。
その朝水揚げからの売りモノだったので鮮度は抜群、なのに1匹100円って…(笑)。
今回は湯引き/昆布締め・塩焼・煮付にして食ってみましたが、何れも美味。
多分、イトヨリと味は殆ど変わらぬホド、上品で甘みのある美味しい白身でしたね。
コレならば、酒蒸しやマース煮なんかでも相当美味いと思います。

ソコイトヨリの昆布締めと湯引き。シンプルに、美味い。
ソコイトヨリの煮付。小骨が多いのは少々難点。塩焼写真、撮り忘れた(汗)。

と言うコトで、ソコイトヨリが安値で仕入れできたのならば、是非皆さんにもお召し上がりになって戴いたいと思います。

明日は「医食同源タンパク質について」お伝えして行きたいと思います。

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