2026年5月27日(水)「醗酵食品・新島のくさや」
今日の東京は終日ほぼ曇り。
朝方の最低気温は19℃、日中の最高気温は29℃弱。
あじさいも真っ盛り、何となくではありますが、そろそろ梅雨入りの気配も?さて、
昨日は「医食同源・酒に纏わるアレやコレや⑥(飲み放題)」についてお伝えしましたが、今日は先週末に訪問して見て、味わって来た「醗酵食品・新島のくさや」についてお届けしたいと思います(冒頭画像は「池太商店」店頭で焼かれていたくさや)。
くさや。
コレについては、約3年前の「醗酵食品・くさや」と約2年前の「醗酵食品・くさや再び」でその概要等についてはお伝えしてたので、詳細は割愛。
今回は、朝一緒に泳いでいるヒト達が参戦してた新島トライアスロン2026の応援もあり、以前から一度行ってみなきゃイカんと思っていた新島を訪問。
東京島酒の「嶋自慢」を造る㈱宮原 新島酒蒸留所に行くコト、くさやを製造・販売しているお店に行くコトを目的として(ん?応援が目的?島酒・くさやが目的??)、行って来たのでありました。
従い、前回お伝えしてたよりも、より掘り下げた内容のモノをお伝え出来ると思います。
そもそも、くさやってのは伊豆諸島が誇る醗酵食品の一つなワケで、その強烈なニオイによって大好きなヒトと大嫌いなヒトが極端に分かれてしまう、日本に於いては言わば究極のクサものの一つでもあります。
自分は、日本でコレほど美味いクサものはあまり無いと言うコトもあって、昔っから見付けては買い、酒のツマミにしておった訳です。
でも、その場合には特殊モノを売るスーパーだったり、島の出先機関@都内だったり、或いは通販等で買ったり、取り寄せたりしないとイケませんでした。
従い、やっぱりいつかはくさやを作っているトコロを訪問し、お話を聞かせて貰ったり、食べさせて貰ったりしたいな、と思い続けておりました。
そんな折から、早朝スイミング仲間が上述のトライアロン大会に複数名参戦されると言うコトが分かったので、その応援+打ち上げに参加させて貰うついでに(?)、今回新島のくさや屋サン巡りをして来たのでありました(但し、4軒中1軒(丸五商店サン)はお休みだったので、訪問は3軒のみ)。
コレはあまり知られていないと思うのですが、くさやが伊豆諸島の特産品であり、実際神津島や式根島、利島なんかでも作られてはいるようなのですが、製品として製造・販売しているのは今や新島と大島・八丈島の3島だけなんですよ(三宅島のくさや作りは2000年の噴火で壊滅(泣)。
他の島では家庭では作られてはいても、製品としての販売はしてないんです)。
今回新島を訪問する前には神津島にも行って来たのですが、「居酒屋たつみ」で小アジのくさやを、「Hyuga Brewry」では店主のお婆ちゃん自作のくさやをトッピングしたピザを食べて来ました。何れも、自家製です。


その新島でも、作り手の高齢化・後継者問題や、原料となるクサヤモロ等のムロアジの漁獲高減による入手困難等の要因により、現在製造・販売をしているのは「池太商店」・「菊孫商店」・「丸五商店」・「吉山商店」の4軒のみ(少し前迄新島の「梅藤水産」・「みや藤商店」もやってたようですが、最近止められてしまったようです。また因みに、大島では「くさやの小宮山」・「まるい水産」の2軒)。
新島の4軒については、吉山商店サンは自家工場ですが、他3社は製造過程で出るニオイ問題や製造工程効率化等のコトもあって「くさやの里」と言うやや人里から離れた場所(工場)で製造しておられるようです(勿論、製造する際のくさや液や方法等は各社毎に分別)。












自分は今回各店を訪問した際に、くさや液(くさや汁?)を分けて貰えないかとお願いしてみたのですが、全てのお店から断られてしまいました(涙)。
だって、自作のくさや作ってみたいですよね~?(笑)
勿論、長年培って来た秘伝のタレ?じゃあないですが、ソレを門外に出すコトで模倣されたりするコトを恐れてと言うのもあるのですが、そもそもくさや汁は管理するのも難しいし、このくさや汁は気温・湿度等の微妙な変化でも敏感に反応するようで、他の場所に移しても同じ味は出せない/出ないのだそうです。
ソレが証拠に(?)くさやの里へと製造拠点を移された一軒の方は、移転後味が変わったと自分達でも感じたし、お客さん達からもそのように言われた、と仰ってました。
日本酒の酒蔵や味噌蔵の蔵付き酵母じゃあないのですが、くさやも醗酵食品の一つなのでその家々の常在菌の働きってのもあるようなんですね。
従い、秘伝のくさや汁をお分け出来ないんです、との由。
そう言われちゃあ、諦めざるを得ませぬ。
今回は、トライアスロン後表彰式のパーティでも、お宿に戻ってからの2次会や3次会、東京に戻る際のさるびあ丸の甲板上宴会でも、(イヤがらせのように?)くさやを皆さんにも提供したのですが、やっぱり好き嫌いが明確に分かれてました。
キライなヒトは見るのもイヤ、好きなヒトはバクバク食べる(と言うのは自分だけだったか?)、ニオイは良くないけど味は悪くないと言ってチョットだけ食べるヒト等、反応は様々でした。
が、結局自分が用意したくさやは結構余ってて、最後は自分で全部片付けた、と言う結末なのでありました(笑)。
くさやと島焼酎のマリアージュも良かったんですけどね~。
他の島のくさや(自家製のモノでも)も食ってみないとイケませんね。
明日は「有害鳥獣(狩猟)・タヌキ肉はホントに臭いのか?」について書いて行きたいと思います。
