テイカーは可能性を考慮できない
前回は、テイカーの口癖について述べました。
テイカーは雑談をクイズやテストに変えてしまう傾向があり、採点する側に回ろうとします。
テイカーが「お前もたまにはいいこと言うな」と言って、たまにしか正解を出さない人間であると査定するのは、マイクロアグレッションを混ぜているからです。
今回は、テイカーが全くしていないことについて述べていきます。
「考えが浅い人」というよりもテイカー
今回の執筆時に、参考にしたのは下記です。
上記にはこうあります。
「考えが浅い人」に共通する特徴
田丸雅智氏:いやあ、どうでしょうねぇ……(苦笑)。
強いて言うなら、自分でちょっと考えたり相手のことをちょっと想像したりしてみる前に、脊髄反射のような感じで穴を突こうとしたり、反論したりするような方でしょうか。何ならちょっと攻撃的に。
これは明らかなテイカーの特徴です。
テイカーは重箱の隅が大好きで、単語を拾ってはダメ出しに転じようとします。
テイカーにとって、会話は攻撃材料を探すため、または、攻撃そのものをするために為されているものです。
テイカーは単語を拾っているだけなので、前後の文脈に関係なく、重箱の隅を広げようとします。
テイカーは攻撃さえできれば、あとのことなんてどうでもいいからです。
上記は、考えが浅い人に共通する特徴を聞かれているものなんですが、私には考えが浅い人というよりも、テイカーの特徴であるように思います。
「考えが深い人」はどうか
上記には続きがあって、考えが深い人についても述べられています。
逆に言えば、たとえば、
「ここについてはAやBやCなどが考えられる中で、あなたはあえてAを選んでいるのだと思うのだけど、その理由を教えてほしい」
「あなたがこれを選んだのが腑に落ちていないのだけど、何かこちらが想像できていない事情がある?」
みたいな方は、個人的には好きですね。
これはテイカーが絶対に言わないことです。
テイカーにとっては唯一かつ絶対の正解があり、そこから外れたものは全て不正解だからです。
テイカーならこう言うでしょう。
なんで A を選んだんだ。
なんで B を選ばなかったんだ。
普通は B を選ぶのが当たり前じゃないか。
常識的に考えてBしかないじゃないか。
テイカーは理由や事情を尋ねているようでいて、尋ねていません。
テイカーにとっての正解を選ばなかったことを、ああだこうだと言っているだけなんです。
テイカーは、自分が正解側、お前は不正解側、とマイクロアグレッションをしているだけなので、如何なる理由があろうとも理由になっていないと思いたがります。
ゆえに、テイカーは、何故か理由を教えてほしいと言いながら近寄ってきて、理由が正解でないと感じたら、言い訳なんか聞きたくない、と攻撃を始める、というわけなんです。
テイカーは可能性を考慮できない
理由を聞きに近寄ってきたテイカーが、言い訳は聞きたくないと言い始めるのは何故か。
テイカーは可能性を考慮できないからです。
上記にはこうあります。
「こういう可能性もあるよね」「何か背景があるかもね」というのを、ちゃんと自分の中で考えられているか。
テイカーには、Bという正解があるので、Aという不正解が正解である可能性を考慮できません。
テイカーからすれば、正解を選ばないといけないのに、不正解を選んだ言い訳をしてくるなんて、とんでもないということなんです。
世の中は、正解か不正解かに二分できるものではありません。
世の中は二分できるものじゃないか、何を言っているんだ、と考えているなら、あまりにも考えが浅いと思いますし、テイカーであると思います。
私は世の中を二分しません。
考えが深いから、というわけではなくて、私にはテイカーのような思考様式が出来ないからです。
