雑談に正解があってはならない
カシワさんの下記を拝読しまして、思うところがありましたので、今回、テイカーの口癖について述べたいと思います。
雑談はクイズではない
上記にはこうあります。
文章を書くのが楽しいとき、苦痛なときを思い返すと、楽しかったのは自由に表現できて周囲にも楽しんでもらえた実感があるとき、苦痛なのは、「こういう枠組みで書け」と何者かのお気持ちによって書くべきものが決まっていて、それにそぐわないと詰められるときです。
これは大なり小なり、人間にはあることだろうと思います。
私が特に問題視しているのは、ただの雑談を装いながら、言うべきものが決まっていることです。
ハラスメント加害者は、ただの雑談であろうと、「そんなことを言う奴なんてどうたらこうたら」と言います。
この「どうたらこうたら」には攻撃が入ります。
ハラスメント加害者はテイカーであることが多いからです。
そんなことを言う奴なんて通用しない。
そんなことを言う奴なんて常識がない。
雑談には正解がないはずですが、テイカーが想定している正解から外れると、攻撃を浴びせてくるということなんです。
正解のあるクイズにしてしまうようでは、自由な雑談にはなりません。
そんなものは雑談を装っていますが、テイカーの攻撃材料探しと攻撃そのものに過ぎません。
雑談はテストではない
似たようなことを、ダイヤモンド編集部が記事にしています。
「何を話せば正解なんだろう」「変なことを言って嫌われたくない」。そんな不安から、言葉が出なくなった経験はありませんか。『言語化だけじゃ伝わんない』では、その原因を「テスト感」という言葉で説明しています。人との会話が苦しくなる理由を紹介します。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
正解探しをさせられているテストのような会話になっていれば、言葉が出なくなるものです。
これは能力の問題ではなくて、正解があるものに参加させられているからそうなるのです。
つまり、言葉が出なくなる原因は、語彙力不足ではありません。
「正解を言わなければならない」と思ってしまうことです。
会話なのに、いつの間にか試験問題を解いているような気持ちになってしまう。
だから自然に話せなくなるのです。
だから、人を不快にしてしまう人は、知らず知らずのうちに相手を試すような質問をしたり、正解を求めるような話し方をしてしまうのです。
テイカーが口癖とするもの
私はふと思い出したことがあります。
会話を正解のあるクイズやテストにするテイカーには、共通した口癖があるということです。
お前でもたまには良いこと言うな。
お前が良いことを言うなんて珍しい。
ただの雑談でこれを混ぜてくる人間は、テイカーであることが極めて多いんです。
お前はたまにしか良いことを言わない人間だ。
そんなお前が良いことを言うなんて珍しい。
そういう意味だからです。
そういう暴言を言い放つことで、人間を査定する側に回っているということなんです。
これはパワハラでなくても生じます。
ただの同期であっても生じるからです。
テイカーは、人間の価値を毀損することが極めて上手で、マイクロアグレッションを自然に混ぜてきます。
ゆえに、ただの同期に対しても、たまにしか良いことを言わない人間であると平気で言えるということなんです。
私は人様に対して、お前はたまにしか良いことを言わない人間である、なんてことは言えません。
そんな言葉が浮かぶことが無いからです。
ゆえに私には、テイカーになる才能がないのだと思います。
翻して言えば、そんな暴言が口癖である人間にはテイカーの才能があるので、考え方から根本的に改めてほしいと思います。
