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「何々ブーム」は高タンパクから高食物繊維になる

私は昨年、ファイバーマキシングについて述べたことがあります。

このファイバーマキシングが今年の最注目らしいというニュース(下記)を見かけました。
今回はこれについて述べます。

食物繊維が今年の次なる「注目栄養素」

上記にはこうあります。

ニューヨーク(CNN) たんぱく質はもう脇に置こう。食物繊維が今年の次なる「注目栄養素」になりつつある。
消費者、特にZ世代は胃腸の健康に強い関心を示しており、TikTok(ティックトック)では「ファイバーマキシング」と呼ばれるトレンドが広がっている。食事中の食物繊維量を最大化しようとする動きに乗り、大手食品企業は食物繊維に焦点を当てた新商品を投入している。
市場調査会社NIQの健康・ウェルネス分野の有識者、シェリー・フレイ氏は「消化や腸内環境の面で消費者ニーズがあり、それはここ数年見られている」と述べた。さらに、若い世代は消化器の健康が肌の改善や認知機能の向上と関連していることを理解していると付け加えた。

上記(CNN)より筆者引用。以下同じ。

「ここ数年見られている」消費者ニーズから私は上記を書きました。

そんなファイバーマキシングが今年の最注目で、既に商品化までされているのは今日初めて知った話なんですが。

「何々ブーム」は日米で同じ

ここ数年の消費者トレンドは食生活をどう変えることになるのでしょうか。

食品・飲料の調査会社データエッセンシャルは、このトレンドを知った消費者の52%が「ファイバーマキシング」を試してみたいと関心を示し、42%が「高食物繊維」と表示された食品はより健康的だと考えていることが分かったとしている。

フレイ氏はCNNに対し、食物繊維はこれまでの健康志向の消費者トレンドの延長線上にあると述べた。最初は水分補給で、「リキッド I.V.」や「エレクトロリット」といった製品の台頭に見られた。その後はたんぱく質で、いまも衰える気配はない。

これはアメリカのみならず日本でもありますね。
「何々ブーム」というものです。

糖質控えめ、高タンパク、そういった新商品が、次から次へと出てくるのは日米で変わりません。
その延長線上に高食物繊維があるという話です。

日本もアメリカも「何々ブーム」の機能性食品に飛びつく傾向は変わらないようです。

プロテインバーは繊維バーになる?

既にアメリカでは高食物繊維の新商品が出てきているようです。

消費者の食物繊維への関心は、すでに食料品店の棚に表れている。ホールフーズの2026年予測では、パッケージで食物繊維を前面に打ち出す表示が増えているほか、食物繊維を添加した製品も増えているとした。
会員制オンラインスーパーのスライブ・マーケットでは、過去1年で食物繊維関連用語が30%急増し、買い物客はスナックやバー、サプリメントを選ぶ傾向にあると広報担当者はCNNに語った。
大手食品会社もこの動きに注目している。ペプシコのラグアルタ最高経営責任者(CEO)は昨年10月の決算説明会で「食物繊維は次のたんぱく質になる」と述べた。

日本で見かけるプロテインバーのようなものが、アメリカでは「高食物繊維バー」として、既に出てきているということなんですね。

ペプシコーラにまで高食物繊維の波が押し寄せているようです。

ペプシコはすでに食物繊維を前面に打ち出した商品で清涼飲料部門を強化している。昨夏、ポッピの買収後に、食物繊維を追加した腸に優しいソーダ「ペプシ・プレバイオティック・コーラ」を発売した。さらに「サンチップス」やポップコーン「スマートフード」、水分補給製品「プロペル」の食物繊維強化版など、追加製品も投入される予定だ。

アメリカ版「からだWelcia」

では、新商品はどう出るか。

フレイ氏は、チップスやパフクラッカーなどのスナックが食物繊維の主戦場になると予測する。特に豆類を原料とする製品だ。ただし味は重要な要素であり、植物由来原料の場合はなおさらだ。
「消費者は一定の妥協をする用意があるが、味が伴わなければ必ずしも妥協するとは限らない」「景気動向にかかわらず、こうした製品には多少高くても支払う意思がある」と同氏は語った。

そこで登場するのが、大手食料品店が展開するプライベートブランドだ。これらも食物繊維強化製品でウェルネス分野に参入しているが、プレミアム価格ではない。
食品スーパーのアルディは自社ブランドを再始動し、「体に良い」とされるソーダやミールバーの類似商品を投入した。ウォルマートも植物由来原料を含む食品をそろえたシリーズを拡充している。

これはアメリカ版の「からだウエルシア」です。
ウエルシアはプライベートブランドで健康食品を展開していますからね。

野菜を食え

ただ、CNNではこう締めくくられています。

医療専門家によれば、推奨される食物繊維摂取量は成人女性で1日25グラム、成人男性では35グラムだ。そのため「全体として健康的な流れだ」と、管理栄養士のポール・クリーグラー氏は述べた。
ただし、店頭に並ぶ包装食品は、この不足を解消する万能薬ではない。食物繊維を摂取するなら、食料品店の青果・野菜売り場に向かう方が望ましいと同氏は述べている。
米政府が最近公表した食事ガイドラインも、「食物繊維が豊富な全粒穀物」を含む「本物の食品」を優先するとともに、高度加工食品の摂取を抑えるよう促している。
「長年クライアントに教えてきたのは、毎日、自分の頭ほどの山のような野菜を食べることだ」とクリーグラー氏はCNNに述べた。「皮肉なことに、『ファイバーマキシング』を助ける食品の多くはラベルすらなく、新鮮なものを自分で手に入れなければならない」

魅力的な新商品はこれから増えてくるでしょうがやっぱり野菜を食べるのが一番良い。
CNNはそういう結論に至っています。

私が勧めるのは、牛蒡、海藻、きのこ。
不溶性も水溶性もともに優れていますからね。

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