続・チキン南蛮くんと鮭フライくん
チキン南蛮くんが帰ってきたという噂を聞いた。
…そんな、まさか。
もう会えないと思っていたのに…
今になって、また会えるなんて。
いや、でも。
もう私には、鮭フライくんがいる。
チキン南蛮くんが帰ってきたって、関係ない。
「あいつ帰ってきたって、聞いた?」
いつものように手を繋いで海沿いの道を歩いていると、鮭フライくんが言った。
「…うん。」
一応なんでもないことのように答えた、つもり。
今、私どんな顔をしているんだろう。
「会いに行かないの?」
「え…っ」
「俺は、maroが会いたいなら会って来ればいいと思うけど」
「そんな…」
動揺を隠しきれない。
「…なんてな。ぶっちゃけ本音は会ってほしくないけど、俺が決めることでもないから。」
「鮭フライくん…」
「ぶっちゃけ」という言葉はその昔木村拓哉さんがドラマ「GOOD LUCK!!」内で使い、流行らせたと言われています
「maro!」
後ろから突然呼ばれた。もしかして、この声は…
「チキン南蛮くん!」
テトラポットの上に、チキン南蛮くんが立っていた。
「…久しぶり。」
ぴょんと飛び降りて、私たちのほうに歩いてくる。
「なんて顔してんだよ。」
チキン南蛮くんが笑う。
その笑顔を見て、いろんな思い出がよみがえった。
私の告白をOKしてくれた日、
初めてのデート、
ご飯を美味しそうに食べる顔、
そして、
チキン南蛮くんに嫌われないように、過ごしていた私。
…切なくはなったけど、胸にこみ上げたものは、
「思い出」でしかなかった。
私には今、鮭フライくんがいる。
落ち込んでいる時に励ましてくれた鮭フライくん。
いつも優しく寄り添ってくれる鮭フライくん。
この人を、
大事に生きていく。
「久しぶり!…またね。」
チキン南蛮くんに精いっぱいの笑顔を向けた。
「…おぅ。」
チキン南蛮くん、何か言いたそうにしてたけど…
「行こ、鮭フライくん。」
軽く手を引っ張って、歩き出す。
大丈夫。
私は大丈夫。
これからも、自分の足で立って歩いていく。
鮭フライくんといっしょに。
【あとがき】(?)
なんかまたわけわかめ状態ですが🤣
実在の人物、そして私がチキン南蛮をまた食べるかどうかとは、一切関係ありません!(ないんかい)
maroとチキン南蛮くんとの付き合い方、
前回とは少し変えてしまって…(誰も覚えてねぇわ)
付き合ってた時maroはちょっと無理してたという設定にしてしまいました。
その方が書きやすかったので…🤣
フタマタ、ダメ!ゼッタイ。
今回は、テトラポットに乗ってるチキン南蛮くんがオススメポイント(?)です!
そしてこれAIにレビュー聞いてみたところ…
「彼の懐の深さと人間味(揚げ物味?)を感じさせます」って褒めてくれましたー!
揚げ物味🤣
