1歳1ヶ月。娘の自我がにょきにょき伸びている
もうすぐ1歳2ヶ月になる娘。
1歳目前で自我の芽生えを感じて、1歳1ヶ月頃からその芽がにょきにょきと伸びているように感じる。
なかなか生えてこなかった上の2本の前歯も、ようやくにょきっと顔を出した。
ただただ「かわいい」と愛でるだけの赤ちゃん期も、少しずつ終わりを迎えようとしている。
怒りを声で表すようになった
娘は、お兄ちゃんによくおもちゃを取り上げられる。
そもそも、自分のおもちゃよりもお兄ちゃんのおもちゃで遊びたがるので仕方ないと言えば仕方ないのだけど。
「これはさわっちゃダメ!」
息子が娘の持っているトミカを取り上げる。
「ああ゛っ!」
娘は甲高い声で怒りをあらわにする。
それに怒った息子が、娘を軽くペシッと叩く。
「ああ゛っ!」
泣くでもなく、ただ怒りの声を上げる娘。
すると、また息子が娘を叩こうとする。
このままだとエンドレスになるので、さすがに私が仲裁に入る。
もちろん、取り上げられて泣くこともあるけれど、「私は怒っています!」というのを泣かずに声だけで表現できるようになったのね、と成長を感じる。
やられたらやり返す精神
ショッピングモールに行ったときには欠かせない、向かい合わせで2人乗ることができるカート。
娘が座って、その前に息子が立って乗るスタイルでお互いのパーソナルスペースはほぼゼロ。
すぐ触れる距離にいるので、娘は足でお兄ちゃんをとんとん触るようになった。
息子はそれが気に入らないようで「さわらないで!」と娘の足をつかんで怒る。
「ああ゛っ!」
すると、足をつかまれるのが気に入らない娘が声を荒げてお兄ちゃんの頭をペシッと叩いた。
息子も負けじと娘の頭をペシッと叩く。
娘もまたやり返す。
"おお、これが兄妹げんか!!!"
7つ離れた妹と喧嘩らしい喧嘩をしたことがない私は、目の前で繰り広げられる小突き合いの兄妹げんかに、珍しいものを見るかのように見入ってしまった。
「はいはい、もう叩きません!」
はっと我に返り、スポーツ観戦をする観客から審判へと役割を切り替えて仲裁をする私。
やられても泣かずにやり返す娘。なかなか強い。
そのうち息子の方が泣かされていそうだ。
してもらったらしてあげる精神
娘のおやつは赤ちゃんせんべい。
初めは、せんべいを渡すとぱりぱり良い音を立てて食べる。
だけど、途中から飽きるのか私にせんべいを差し出してくるようになった。
どうやら「あなたも食べなさい」と言っているようだ。
ちょっと湿った赤ちゃんせんべい。
少し戸惑いながらも、端っこが娘のよだれで溶けているせんべいをひとかじりすると、満足そうにして、「もっとお食べ」という顔でまた差し出してくる。
エンドレスである。
赤ちゃんせんべいは美味しいけれど、そこまでたくさん食べたいわけじゃない。
おやつならカントリーマアムやチョコパイを紅茶と一緒に食べたいところだ。
でも、きっと自分がいつもしてもらっていることを相手にもしてあげたい気持ちがそうさせてるのだと思うと、差し出されたせんべいはかじるしかないのだ。
10歩以上歩けるようになった
つたい歩きをし始めたのが10ヶ月の頃。
1歳目前で、支えなしで立とうとする意思が感じられるようになった。
そこから夫が、娘に歩いてもらいたい一心で、なんとか立たせようとしたり、歩かせようとしたりしていた。
そんなパパの思いとは裏腹に、娘は立たされてもすぐ座るし、歩くように促されてもすぐ手をついてはいはいをしてしまう。
意地でも立たない、歩かないスタイルを崩そうとしなかった。
私の実家に帰省したときも、「歩きたいから脇をちゃんと支えてて!」と無言の要求をして、大人たちの腰にダメージを与えていたくらいだ。
(こちらの記事を参照)
それが、夜の就寝時間のときのこと。
眠たい私をよそに薄暗い部屋で目がギラギラな娘。
いろんなところで立ち上がったりはいはいをしたりして、いろんなものを物色して遊んでいた。
すると、つかまり立ちをしていた娘が突然、布団に横になっている私の方に向かって2歩、3歩と歩き出したのだ。
「おー!すごい!すごい!」
あまり騒ぎすぎると娘が余計に覚醒してしまうので、音を立てずに拍手をしながら、小さな声で娘を褒めると、気を良くした娘は何度も繰り返し歩くようになった。(夜は寝てほしい)
そんな夜を繰り返すこと3、4日。
娘はあっという間に10歩以上歩けるようになった。
ドヤ顔で歩いているけれど、足はまだおぼつかなくて生まれたての子鹿のようにガクガクしているのがまたかわいい。
それから、歩くのが楽しくなったのか、よく一人で立ち上がって歩くようになった。
「俺が促しても全然やる気なかったのに」
そんな娘の姿を見て夫がぽつりと言った。
そうなんだよ。
娘は寝返りのときからマイペースなんだよ。
自分が「やりたい」と思わなければ、いくら大人が促してもやらないし、思ったら習得までのスピードは新幹線並みなのだ。
ただし、パパの駅には停車しない仕様らしい。
指差しブーム到来
目が合うと「お!あ!」と目を丸くしていろんなものを指差しして見せてくるようになった。
何か特定のものを指差しているときもあれば、何もない壁を指差しているときもある。
娘にしか見えていない何かがそこにいるのだろうか、と背筋がゾクっとするのをごまかすように「カレンダーだねぇ」などと無理矢理近くにあるものの名前を言ってみる。
抱っこしているときも、「う!う!」とあちこちを指差ししている。
「電気だねぇ」
「リモコンだねぇ」
「お空だねぇ」
「ママだよ」
これまたエンドレスである。
息子よりも発語は早そうだ。
自分で食べたい欲が出てきた
いつものようにご飯をスプーンであげていると、ブンブンと首を横に振るようになった。
代わりに私の持っているスプーンに手を伸ばしている。
ついにスプーンに興味を示し始めたのね、と短めの丸っこい木製のスプーンを娘に渡した。
すると、嬉しそうにスプーンでご飯をかき混ぜ始めた。
あああ、汚れる…
と思ったすぐあとに諦めの境地に入った。
今回は好きなだけやらせてあげよう。
次からはドロドロのご飯を用意するのをやめよう。
というわけで、次からは今までより少し水分を少なめにした白米と一口サイズに切ったバナナをお皿に乗せて娘に渡すことにした。
おかずは合間合間に私がスッと娘の口に運ぶスタイル。
思い思いに白米を鷲掴みにして、口へ運ぶ。
あっという間に顔中が米粒だらけになった。
あんなにガシッと掴むのに、どうして口に入れる量はこんなに少ないのだろう。
次の瞬間には、ズボンにご飯を食べさせたんですか?とツッコミを入れたくなるくらいの仕上がりになっていた。
更に、テーブルはねじくられてこびりついた米粒でいっぱいだった。
白米は失敗だった…
息子にはあまり手掴みをさせていなかったので、こんな基本のキすら頭になかった。
さて、手掴み食べに持ってこいの食材は何なのか考えなくては。
イヤイヤ期の片鱗なのかもしれない
お兄ちゃんにおもちゃを取り上げられたときや、叩かれたとき以外にも、自分の思い通りにならないことがあると「ああ゛っ!」と怒る娘。
例えば、ハンカチをひらひらさせて遊んでいるときに上手く広げられない、だとか、絵本が上手くめくれない、だとか。
本人はいたって真剣なのだろうけれど、見ているこっちとしては実にかわいい。
そんな娘が、ついにあのポーズをとるようになった。
私が洗濯物を畳んでいたとき。
畳んで並べてあった洗濯物を娘が崩してくるので、娘が触ろうとするものを次々と手の届かないところへ移動させていた。
触ろうとするものをどんどん取り上げられていく状況に怒った娘は、例のごとく「ああ゛っ!」と奇声を上げた。
と、次の瞬間、バタンと床に突っ伏したのだ。
おやおや?もうイヤイヤ期ですか…?
そのときは、驚きとあまりのかわいさに笑ってしまったのだけど、これから始まるイヤイヤ期のことを考えると、うかうか笑ってもいられないのでは?と危機感を覚えるのだった。
お腹の中の子が女の子だと知ったときには、穏やかな女の子育児ライフを思い描いていたこともあった。
だけど、今の状況を見ている限り、そんな育児ライフはやってこないのだと確信できる。
マイペースで気が強くて豪快なところもある。
なかなかのおてんば娘になりそうだ。
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