"直感"を裏付ける。私が同棲わずか2ヶ月で夫を見極めた3つのチェックリスト
前回の記事で、「出会って半年、同棲2ヶ月で自分からプロポーズした」という話を書いた。
「よくそんなスピードで決断できたね」「ギャンブルすぎる」と言われるスピード感。
でも、私の「この人と結婚する」という直感の裏付けは、スピ的な感覚だけではない。
実は、付き合う前の半年間と、同棲した最初の1ヶ月間で、私は彼のことを恐ろしいほど冷徹に見極めていた。
結婚とは、人生の共同経営だ。
いくら顔がタイプ(ここは大前提だが)でも、経営方針やリスク管理の価値観がズレていたら、ものの数年で破綻する。
では、当時24歳の私が、彼のどこを見て"この人ならいける"と確信したのか。
私が実際に使っていた3つのチェックリストをシェアしたい。
チェック①:年上のプライドを捨てて"アドバイスを素直に吸収できるか"
世間が"不毛なセフレ期間"と呼んで切り捨てる半年間、私は彼の家を"未来の共同経営者のポテンシャルを測る実験場"としてフル活用していた。衛生観念のチェックはもちろん、何より重要だったのは"彼が自分の伸び代を素直に認める人間かどうか"
私の方が料理や家事が得意だと知った彼は、私が「こうするとめっちゃやりやすいよ」とアドバイスした時、変なプライドを一切見せずに「なるほど!」と素直に聞き入れてくれたのだ。
彼は3歳年上。
くだらない年上プライドが邪魔をして、年下の女からの意見に不機嫌になる人種はごまんといる。
しかし彼は違った。
自分のスキルアップに繋がることであれば、誰からであっても吸収する度量があった。
この"素直さ"と"学びの姿勢"がある男は、結婚後に生活のルールが変わっても、一緒にアップデートしていける。
チェック②:気分の波がゼロで、「モラハラの逆」をいく精神的 成熟度
同棲生活を始めると、やはり人間の"素"が出る。
私が最も重視したのは、彼の精神的な成熟度、一言で言えば"モラハラの逆をいく人かどうか"
彼はとにかく、気分の波が本当に少ない。
イライラしていても、その圧力は私の1/10程度。
「え、どんな聖人…?」という穏やかさである。
世の中には、不機嫌を撒き散らして周囲をコントロールしようとしたり、「言わなくても察してよね?」とエスパーを求めてくる地雷人間が多すぎるが、彼にはそれが一切なかった。
さらに、相手を傷つけるもの言いを絶対にしない。
そして、私が何をしても、どんな小さなことでも、必ず「ありがとう」と言葉にして労ってくれる。
「不機嫌で人を支配しない」「察してを求めない」「言葉で感謝を伝える」。
この3つが揃っている男との生活は、信じられないほどストレスフリーだ。この精神の安定感こそが、スピード婚でも不安が1ミリもなかった最大の理由である。
チェック③:冷蔵庫の中に"デルモンテのケチャップ"があったこと
最後は、私の"思想"が最も色濃く出た決定打。冷蔵庫の中に"デルモンテのケチャップ"があったことだ。
初めて彼の家にお邪魔した時、得意料理のナポリタンを作ってくれた。ケチャップで味が左右されるナポリタンに、彼はどのメーカーのケチャップを入れるのか…好物ゆえに注目していたら、冷蔵庫からデルモンテのケチャップを取り出したのだ。
これを見た瞬間、「あ、この人と価値観が大きくズレることはないな」と直感した。
デルモンテ以外のケチャップは許せないレベルでデルモンテを愛する私だが、これは単にケチャップのブランドの話ではない。
"生活のディテールに、どの程度のこだわりとコストを割くか"という、生活水準の調和を見極める、最も高尚なリトマス試験紙である。
これが、もし安さだけを求めた塩気ばかりのケチャップだったら、あるいは逆に、こだわりが強すぎて1本数千円のオーガニック高級ケチャップしか許さない男だったら、私の価値観とはズレていただろう。
生活の端々にある"なんとなくの心地よさの基準"が、デルモンテという絶妙なラインで一致している。
この小さなディテールの積み重ねが、"この人と暮らす未来"をリアルに引き寄せた。
【裏テーマ】完成品を品定めするな、「伸び代」に投資せよ
ちなみに、私は結婚相手を選ぶときに"相手の年収"は一切気にしなかった。
もちろん、年収を条件にする婚活が間違っているとは1ミリも思わない。生活していく上で経済力は間違いなく大切な要素に違いない。
現に、私はそれまで、自分と家庭環境や育った経済状況が近しい人、つまり価値観のギャップが最も少なく済む、育ちの予測がつく相手とばかり付き合ってきた。
しかし、彼という存在は、その条件を軽々と飛び越えてきた。
私が彼に見たのは、現状のスペックという"既製品の価値"ではなく、"この男には、ここからどれだけの伸び代とキャパシティがあるか"という投資価値だ。
条件が最初から完成している男を品定めするだけの婚活は、ギャンブルと同じでいつか疲弊する。
大切なのは、スペックの美しさではない。
相手の意見を素直に受け入れ、自分の価値観をアップデートしていける"器の広さ"があるかどうかだ。
どれだけ高年収でも、器が狭くて他人の意見を拒絶する男との経営は、確実に数年で破綻する。
結婚して、2人で苦楽を共にしながら一緒に成長していく。
それこそが、他人と人生をわざわざ共有する最大の楽しさであり、面白さだと思っている。
あなたが欲しいのは、条件の揃った、いつでも替えが効く"都合のいい男"だろうか。
それとも、不完全でも共にビジョンを語り、人生という事業を面白くしていける"最高の共同経営者"だろうか。
私の直感は、ギャンブルではない。
デルモンテのケチャップの赤の中に、私は彼との、確実で揺るぎない未来の経営計画書を見ていたのだ。
それでは、また次の投稿で☺︎
mana
