見出し画像

お盆が近づくと聴きたい曲♪『ブラザー軒』|高田渡とハンバートハンバートを聴き比べて感じる夏の記憶🎐とミルクセーキ🍹簡単ミルクセーキのレシピあり✨


このnoteに興味を持ってくださり、
ありがとうございます♪

お休みの方も、お仕事の方も、
ここへ、おいでいただき感謝いたします。


先日からのたくさんのスキ
フォロー、コメント。
さらにマガジンへの追加。


本当に、ありがとうございます♡


なかなか皆さまのところへ
伺うことが行き届かず、失礼しております。


それでも、また、こうして記事を
読んでいただけることを、
とても、ありがたく感じています。


今日は、久しぶりに聴き比べ音楽の話を♪


ここで一休み、
ゆっくりされたい方や
お時間に余裕のある方に向けた
マニアックな記事になります。

最後まで、お付き合いいただくと
ひんやり涼しく感じられるかもしれません🤭




夏の記憶をすくうように🍹


お盆が近くなると、
なぜか、聴きたくなる歌があります。


高田 渡さんの
「ブラザー軒」


初めて聴いたときから、
不思議な歌だと思っていました。


悲しい歌なのに、
悲しさを前面に出していない。


そこにあるのは
夏の夜の静かな風景。


風が吹いて、
風鈴が鳴って、
店の中には冷たい氷菓子がある。


そんなごく普通の夏の一場面。


なのに、その風景の中に、
もう会えない人がいる。


それが、なんとも言えず胸に残るのです。


𓂃𓈒𓏸



「ブラザー軒」は、
詩人・菅原克己さんの詩に、
高田渡さんが曲をつけた作品。

高田渡さんの「ブラザー軒」は、こちら👇


仙台の東一番丁にあった
「ブラザー軒」を舞台に、
七夕の夜、亡くなった父と妹が
現れるという物語です。🍧


二人は、そこにいる。


けれど、
生きている人と同じ世界にはいない。


主人公の前に現れた二人は、
昔と変わらないように、
静かに氷菓子を食べています。🧊


その光景が、あまりにも自然だからこそ、
不思議なんですよね…


「会えてよかった」

「ありがとう」

「ずっと会いたかった」

なんていう言葉は出てきません。


ただ、そこにいる。


それだけなんです。


やがて、二人は、いなくなる。


その静けさが、
この歌のいちばんの聴きどころです。


𓂃𓈒𓏸

ハンバート ハンバートが
カバーしたバージョンは、
こちらから聴くことができます👇



私は、こういう歌を聴くと、
人は「思い出す」というより、
ときどき「思い出の中に戻る」
のかもしれないと思うんです。


たとえば、昔、よく食べたもの🍝


昔、聴いていた音楽🎼


夏の夕立ちの匂い🌇


風鈴の音🎐


喫茶店の冷たい飲みもの🍹


そういうものに触れた瞬間、
時間が、逆戻りする。


「あの頃」に
戻ったわけではないのに、
心だけが一瞬、その場所にいる。


記憶って、頭の中に
保存されているものだけじゃないのかも…?


音や匂い、味、温度、感触。


そんな身体の感覚の中にも、
ずっと残っている。


だから、思いがけない瞬間に
蘇ってくるのでしょうね…


𓂃𓈒𓏸


長崎の夏にも、
そんな記憶を呼び起こすものがあります。


名物、食べるミルクセーキです。


長崎のミルクセーキは、
一般的な飲みものとは違っていて、
氷を使ったシャーベットのような食感。


グラスの中に入った冷たいミルクセーキを、
スプーンで、すくって食べます。


上には、赤いさくらんぼが、
ちょこんと可愛くのっている。


🍒


この小さな赤いさくらんぼを見ると、
なんだかレトロな喫茶店を思い出します。


風鈴が鳴っている。


暖簾が揺れている。


冷たいものが運ばれてくる。


スプーンで、すくって一口。


シャリッ。


暑かった身体に、冷たさが、
すーっと入ってくる。


たった、それだけのことなのに、
なぜか記憶になる。


きっと私たちは、
こういう小さな出来事を思っている以上に
大切に心の奥にしまっています。


𓂃𓈒𓏸


高田渡さんの
「ブラザー軒」を聴いていると、 
思い出は、過去に置いてきたものではなく、
今の自分の中に静かに
生きているものなのかもしれない。


…ということを考えます。


もう会えない人。


もう戻れない場所。


あの頃には、戻れない自分。


それらは、時間とともに
消えていくのではなく、
形を変えて残っていく。


ふとした音楽に呼び起こされたり、
懐かしい味に重なったり、
夏の風に混じって戻ってきたりする。


そして、少しだけ私たちの隣に座ってくれる。


「元気だった?」とでも言うように。


そんなふうに
記憶と再会できるときがあっても、
良いのだと思います。


𓂃𓈒𓏸

「ブラザー軒」と、お盆 🎇



なぜ私は、お盆が近づくと
この曲を聴きたくなるのだろう。


もしかすると、この曲には、
「そこにいるようで、もういない人」
の気配があるからなのかもしれません。


この曲を、よく聴くと、
過ぎてしまった時間や、
もう戻れない場所や、
会いたいけれど会えない誰かのことを、
ふっと思い出す。


お盆という季節は、
普段より「いなくなった人」のことを
考える時期でもあります。


長崎では、盆灯篭を飾って。


帰ってきた御霊を迎えて。


そして、また送り出す。


そんな日本の夏の空気の中で、
「ブラザー軒」の持っている不思議な余韻が、
いつも以上に心に残るのです。

こちらは別バージョン👇



同じ曲でも、歌い手によって表情が変わる。


声の温度。

歌い方。

間の取り方。

言葉の置き方。


そういうものが、ほんの少し変わるだけで、
同じ歌詞なのに、見えてくる景色が違います。



ハンバート ハンバートの
「ブラザー軒」も好き。


高田渡さんの「ブラザー軒」も好き。


どちらがいい、という話ではなくて。


同じ曲を聴き比べることで、
「ああ、この曲には、こんな顔もあったんだ」
と気づかされる。


音楽を聴き比べる楽しさなのかもしれません。

歌詞が「どういうこと?」のままでいい 😳


歌詞の意味が、
よく分からないまま残るものって、
とても豊かなのかもしれません。


答えを急いでしまうと、
その途中にあった感情まで
消えてしまう気がして。


だから私は、
「どういうこと?」と思いながら
聴く時間ごと、この曲を楽しんでいます。

今回の記事は、ちょっと自己満足🤏


ここまで読んでくださった
読者様を置いてきぼりにしていないか
不安です。


それでも。


お盆が近づいてきて、
久しぶりに、この曲を聴いていたら、
「やっぱり、この曲のことを書きたい」
と思ってしまいました。


noteって、
いつも誰かの役に立つことを
書かなければいけない場所でもないと
思うんです。


自分が好きなもの。


なぜか?心に残っているもの。


人には、説明しにくいけれど、
自分にとっては、大切なもの。


そんなものを書いてもいい。

そういった「個人的な好き」の中に、
その人らしさが出るのかもしれませんね。

いつもとテイストが違って、意外でしたか?

ゆるく、こんな感じの記事も
たまには良いですね♪




🌼おまけ

 
長崎名物「食べるミルクセーキ」


一般的なミルクセーキは、「飲む」ものですが、長崎のミルクセーキは、シャリッとした氷をスプーンですくって食べるのが特徴。


🌿 発祥と歴史

長崎のミルクセーキは、
大正末期から昭和初期ごろ、
長崎市で生まれた
とされています。


発祥については、九州で初めて
オープンした喫茶店「ツル茶ん」が、
長崎の暑い夏を涼しく過ごしてもらうため、
砕いた氷を加えたミルクセーキを
作ったことが始まりといわれています。 


その後、
長崎市内の喫茶店などに広まり、
現在では、長崎を代表する
ご当地スイーツになりました。


もともとは、夏季限定でしたが、
観光客にも人気となり、今では、
一年を通して食べられるお店もあります。

🥄 おうちで簡単「食べるミルクセーキ」



材料・2人分

  • 卵黄……1個

  • 牛乳……100ml

  • 砂糖……大さじ2弱

  • 練乳……大さじ1

  • 氷……150g

  • バニラエッセンス……少々

  • さくらんぼ……あれば2個 🍒


これは長崎県の郷土料理として
紹介されているレシピをもとにした分量です。

👨‍🍳作り方


① 混ぜる
卵黄、牛乳、砂糖、練乳、
バニラエッセンスをよく混ぜます。


② 氷と一緒に砕く
ミキサーに①と氷を入れて、
シャリシャリになるまで、かくはん。


ここがポイントです👇
完全に液体になるまで回さず、
氷の粒が少し残るところで止める。


これが「食べるミルクセーキ」の
食感になります。


③ 盛りつける
器に入れて、仕上げにさくらんぼを、
ちょこん🍒とのせ、スプーンで、
すくっていただきます。

🍒 長崎らしさの秘密

材料を見ると、とても素朴。


牛乳+卵+砂糖+氷。


そこに練乳などを加えて、
シャリシャリに凍らせる。


長崎のミルクセーキは、
特別な材料で作るというより、昔の喫茶店が
「暑い長崎の夏を、どう楽しんでもらうか」
と考えたところから生まれた
冷たいデザートなんですね。


だから余計に、どこか懐かしい。


冷たいのに、
卵と牛乳のまろやかさがあって、
最後に、さくらんぼが、ちょこん🍒


長崎では、
これを「飲む」のではなく「食べる」


その違いが、
長崎らしくて面白いところなのです。🥄✨



ここまで、お付き合いくださり
ありがとうございました♡



⬇️関連記事




#高田渡
#ブラザー軒
#ハンバートハンバート
#カバー曲
#日本のフォーク
#フォークソング
#夏の記憶
#お盆
#喫茶店
#音楽エッセイ
#聴き比べ
#音楽
#長崎
#ミルクセーキ
#レシピ

いいなと思ったら応援しよう!

まめ | だれかに喜んでもらうのが好き 励みになります。 応援ありがとうございます。

この記事が参加している募集