人を救おうとしていた私が自分の傲慢さに気づくまで〜救世主になりたかった私が学んだ、本当の優しさ😿〜追記あり|メサイアコンプレックス🍀|自己理解|『ナタリー』聴いてみて🎵
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ありがとうございます♡

『蝶が、サナギから出ようとしていました。
小さな隙間から必死にもがきながら、
少しずつ体を押し出そうとしている。
その姿を見ていた人は思いました。
「こんなに苦しそうなら手伝ってあげよう」
その後、サナギを少し破ってあげました。
蝶は簡単に外へ出ることができました。
けれど…
その蝶は飛ぶことができなかったそうです。
本来なら、
狭い殻を自分の力で押し広げる過程で、
羽に必要な力が送られるはずでした。
苦しそうだからと手伝ったことが、
結果的に
蝶から飛ぶ力を奪ってしまったのです。』
この話を初めて聞いたとき、
私は、心に引っかかりを覚えました。
🦋 ┈┈┈┈┈┈┈┈ 🦋
なぜなら、
それまでの私は、ずっと、
人を助けることを良いことだと
思っていたからです。
昔の私は、
その気持ちを疑ったことが
ありませんでした。
困っている人がいたら力になりたい。
苦しんでいる人がいたら助けたい。
迷っている人がいたら道を照らしたい。
それが優しさなんだと信じていました。
正直に言うと、
そんな自分のことを
誇らしくも思っていました。
誰かの役に立てる自分。
誰かに必要とされる自分。
誰かを前に進ませることができる自分。
そんな自分に
価値を感じていたのです。
でも、今、振り返ると、
その優しさの中には
気づきたくないものも、混ざっていました。
それは、傲慢さでした。
もっと正確に言うなら…
「救世主になりたい自分」
だったのだと思います。
ある友人の話をします。
いつも同じことで、悩んでいる人でした。
仕事のこと。
人間関係のこと。
病気のこと。
将来への不安。
会うたびに相談を受けました。
私は、真剣に話を聞きました。
自分の経験を伝えました。
参考になる本を紹介したり、
考え方を共有しました。
「あなたなら大丈夫」
「まず一歩踏み出してみよう」
そんな言葉を何度もかけました。
本気で、友人の力になりたいと
思っていたからです。
少なくとも私は、
友人のことを救いたい一心でした。
けれど、数か月経っても
何も変わりませんでした。
また同じ悩み。
また同じ相談。
また同じ苦しみ。
ある日。
相手の話を聞きながら、
自分の中に湧き上がる感情に
気づいてしまったのです。
私は同情をしていたにも関わらず、
イライラしてしまっていました。
「また、その話か」
「前にも伝えたじゃないか」
「どうして行動しないんだろう…」
「本当は、変わる気がないんじゃないか」
自分の心の声が、聞こえてきました。
その瞬間、私は自分に愕然としました。
私は、相手を助けたいんじゃなかったのか?
それなのに、なぜ怒っているのだろう?
なぜ失望しているのだろう?
しばらくして気づきました。
私が苦しかった理由は、
相手が苦しんでいたからでは
ありませんでした。
相手が私の期待通りに
変わらなかったからです。
ここに、私の傲慢さ(エゴ)がありました。
私は、相手のためと言いながら、
どこかで自分の思い描く方向へ
進んでほしいと思っていたのです。
「こうすれば、うまくいくのに…」
「なぜ、その選択をするんだろう…」
「その考え方だから、苦しむんだ」
相手を見ているつもりで、
本当は、まったく見ていませんでした。
見ていたのは、
“正しいと思っている自分”
だったのです。
さらに、
深く見ていくと、
もっと見たくないものがありました。
私は、誰かを救いたかったのではなく、
誰かを救える人間になりたかったのです。
感謝されたかった。
必要とされたかった。
認められたかった。
価値がある人間だと思いたかった。
今だから言えます。
私は人を助けながら、
自分の価値を探していました。
誰かを救うことで、
自分を救おうとしていました。
あるとき、ふと、思いました。
救世主になりたがる人は、
過去のどこかで
救われたかった人なのかもしれない。
私が、そうでした。
理解してほしかった。
認めてほしかった。
助けてほしかった。
でも、その願いは
満たされることはなかった。
だから今度は
自分が救う側になろうとした。
救われなかった自分を、
誰かを救うことで、癒そうとしていたのです。
このとき、
友人に、こう言われました。
「まめは、自尊心が高すぎる」と。
自分の中では、
自尊心が高いとは
思ってはいなかったけれど。
そういうふうに受け取られたのです。
✧・゚: ✧・゚: :・゚✧:・゚✧
ここで、誤解してほしくないことがあります。
この話は、
誰かを分析したいわけでも
評価したいわけでもありません。
あくまで、以前の私自身の話です。
そして。
同時に、
これまで私が出会ってきた
大切な人たちの姿から
学んだことでもあります。
義母もそうでした。
いつも誰かのために動き、
自分のことは後回し。
頼られれば手を差し伸べ、
困っている人がいれば
放っておけない人でした。
最近、また、ある人のことで
きっかけで、この記事を作成しています。
それは、義母の姪っ子さんです。
彼女は、長い人生の中で、
本当に、たくさんの人を支えてきました。
結婚し、子育てをし、
孫育てをし、介護をしながら
家族を支え続けてきました。
ご主人を支え、家族を支え、
自分よりも誰かを優先することが
当たり前のような人生だったように思います。
最近、大切な弟さんを亡くされました。
弟さんは、農家を営みながら、
パーキンソン病とうつ病を抱えていました。
私は、うつ病のことは、知っていたけれど
パーキンソン病だとは知らずにいました。
なので、最近、私の日常が慌しかったのは、
その(家族がお見送りしていた)ためでした。
私は、病の話を聞いたとき、
胸が締めつけられるような気持ちに
なりました。
「もっと何かできなかったのだろうか…」
そんな思いが頭をよぎりました。
でも、その瞬間、
昔の自分を思い出したのです。
何でも自分が背負おうとしていた頃の自分を。
どれだけ、愛しても。
どれだけ、願っても。
どれだけ、力を尽くしても。
届かない場所が、人生にはあります。
引き受けることのできない苦しみがあります。
その現実の前で、人は無力です。
だから、思います。
私たちは誰かを救うために
生まれてきたのではない。
誰かを支えることはできる。
寄り添うこともできる。
力になることもできる。
でも、相手の人生を代わりに
生きることはできません。
相手の苦しみをすべて
引き受けることもできません。
それは決して
冷たさではないと思うのです。
もしかしたら
相手の人生を尊重することなのかもしれません。
私は、人のために生きる人たちを
心から尊敬しています。
実際に、
そういう人たちからたくさんのことを
学んできました。
優しさ。
責任感。
思いやり。
献身。
どれも本当に尊いものです。
ここに、付け加えたいことが
あります。
誰かを大切にすることと同じくらい、
自分自身も大切にしてほしい。
誰かを支えることと同じくらい、
自分自身を労わってほしい。
自分が倒れてしまうほど
抱え込むことだけが、愛ではない。
自分を犠牲にし続けることだけが
優しさではない。
私は長い間、
誰かの役に立つことで
自分の価値を証明しようとしていました。
誰かを救うことで、
自分を救おうとしていました。
…ですが、今は思います。
人は、救うものじゃない。
信じるものなんだ、と。
✧・゚: ✧・゚: :・゚✧:・゚✧
相手にも、その人の人生がある。
私にも、私の人生がある。
今は、もう、
誰かの人生を背負おうとは思いません。
その代わり、
その人が自分の力で
立ち上がることを信じたい。
それ以上は、踏み込まない。
そして、
私自身も、自分の人生を生きたい。
誰かを大切にするように。
自分のことも大切にしながら。
それが、今の私なりの優しさです。
※追記
メサイアコンプレックス(救世主妄想)とは?
「不幸な人を救うことで、
自分の価値を実感したい」という心理のこと
です。
・ポイントを3つ解説
・動機は「相手のため」ではなく「自分のため」
一見、親切で優しい人に見えますが、
本音では「誰かを救うことで、
自分の寂しさや劣等感を埋めたい」
「人から感謝されて『必要とされている』
と安心したい」という欲求が隠れています。
・相手をダメにしてしまうことがある
相手が自立して元気になってしまうと、自分が「必要とされない存在」に戻ってしまうため、無意識のうちに相手を依存させ続けよう
(コントロールしよう)とする傾向があります。
・感謝されないと激怒する
「自分自身の価値を証明すること」が
目的なので、相手から期待通りの感謝や
見返りがないと、
「せっかく助けてあげたのに!」と
強い怒りや不満を抱きます。
💡 簡単な見分け方
🐱純粋な親切
相手がハッピーになれば、自分は一歩引いて満足する。
😿メサイア
相手がハッピーになっても、自分が感謝の主役でないと気が済まない。
「誰かを助けていないと自分には価値がない」
という自信のなさが、過剰なお節介や依存関係を生み出してしまう心理状態です。
✧・゚: ✧・゚: :・゚✧:・゚✧
この記事が、
かつての私のような
責任を背負いすぎている
誰かの心を軽くできたなら、
とても嬉しく思います😌
最後まで
お読みいただき
ありがとうございました🙏
🦋 ┈┈┈┈┈┈┈┈ 🦋
🎧今日のおすすめ🎵
『ナタリー』
ハナレグミ


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