私の手に乗っている「一粒」が生まれた遠い国と「小さな奇跡」
今日午前中,
営業前の早い時間から
静かに焙煎機を回している時でした。
私の目の前にある「一粒の珈琲生豆」が
何かを伝えてくれているような気がして
じっと見ていました。
普段
何気なくカップに注がれ,皆様にお届けしている珈琲。
でも。
この一粒が今,
仙台の私の手元にあるのって
冷静に考えるとものすごい「奇跡」の連続なんですよね。
(どこがずれても,これはありえません)

日本からずっと離れた遠い国の農家さんが
毎日毎日
汗を流して大切に育ててくれた実。
それが丁寧に収穫され
選別され
袋に詰められ
大きな船に揺られて
長い長い長ーーーい時間をかけて海を渡り日本に届く。
本当にたくさんの人の手と想いを経て
今,私の目の前にあるんです。
今朝,たまたま手にしていたのが
2018年11月に訪れた「エチオピア」の珈琲豆だったんです。

エチオピアは珈琲発祥の地。
思い焦がれて,どうしても行きたくて行きたくて
やっと訪問がかなった国です。
長い時間飛行機に乗って
エチオピアの大地に降り立った時
私,あまりの感激で涙がつーっと流れました。
そんなエチオピアの豆だったのです。
そう思っただけで
焙煎機に向かう私の背筋は
自然とピンと伸びます。
生豆を麻袋から出すたびに
遠い国の生産者さんたちの顔が浮かぶような気がして。
一粒たりとも粗末には扱えないな,大切にしなきゃな。
とぴりっと身が引き締まるのです。
珈琲の焙煎をしている焙煎人の私たちができること,って
生産者さんたちの思いのバトンを
最後にしっかりと受け取り
(つまり,アンカーなんです💦責任重大だぁー)
その豆が持つ最高の美味しさを引き出してあげること。
そんな奇跡のたまものである珈琲豆を
今日もお客様が「美味しいね」と笑顔で飲んでくださる。
ご自宅へ持って帰って,
ゆっくりと味わってくださる。
珈琲の焙煎人として,これ以上の幸せはありません。
届けてくださった人たちへの感謝しかない思いを
今日も明日も明後日も,ずっとずっと
心を込めて,最高の一杯をお届けします。
今日も心穏やかで素敵な珈琲時間をお過ごしくださいね。

【追伸:ちょっと特別な裏話のお知らせ】
実は…
私のこれまでの約17年の珈琲人生の中で,
一番手痛かった大失敗の話と
そこから学んだ「プロとしての在り方」について
少しディープな舞台裏の記事を書きおろし,ご紹介しています。
いつものオープンな場所では
ちょっと書けないリアルな内容になっておりますので
「限定の裏話」としてお届けしています。
本気でお店作りやファン作りに興味がある方
そして
私の珈琲への想いの裏側を覗いてみたい方に届いたら
嬉しいなと思っています。
オープンな場ではちょっと書けない,限定の裏話
【あなたが育てた大切な珈琲豆を,私は今日,ボツにしました】
気になる方はこちら
👉https://note.com/mame1010/n/n76b9dde39447

