【パリ建築散歩】『ノートルダムの鐘』の世界へ。再建された大聖堂に響く、祈りの音色
【導入:物語を予習して、シテ島へ】
こんにちは。ロンドン在住のMahoです。
2025年12月のパリ旅行記。
今回は、セーヌ川に浮かぶシテ島の象徴、
「ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)」を訪れた記録を綴ります。
今回、訪れる前にどうしてもしておきたかったのが、ディズニー映画『ノートルダムの鐘』の予習です。
【大人になって知る、物語の深さ】
子供の頃に見た時は「感動するお話」という記憶でしたが、大人になった今、改めて見返すと印象がガラリと変わりました。
人種差別やルッキズム、宗教的葛藤……。
想像以上に深く、現代社会にも通じるテーマを描いた作品だったのだと驚きました。
主人公カジモドが、大聖堂の彫刻(ガーゴイル)たちとおしゃべりするシーン。
今見ると、それは孤独な彼が心の中に作り出した、優しい「妄想」のようにも見えて胸が締め付けられます。
そんなパリの歴史と物語を胸に、大聖堂へと向かいました。
【幻想的な夕暮れと、カジモドの視線】
大聖堂に到着したのは、ちょうど日が落ち始める夕暮れ時。


ライトアップされた大聖堂が浮かび上がる姿は、言葉を失うほど幻想的でした。
ふと見上げると、そこには映画で見たそのままの姿をしたガーゴイル(石像)たちが!
「カジモドも、ここからパリの街を見下ろしていたのかな」と思いを馳せずにはいられませんでした。
💡豆知識:
この石像たちは、単なる装飾ではなく「雨どい」の役割も果たしているんです。
屋根に溜まった雨水を、口から遠くに逃がすことで外壁を傷めないように設計されています。
意匠と機能が一体となった、中世エンジニアリングの知恵ですね。
【荘厳な鐘の音と、静寂の聖堂内】
予約なしでの訪問でしたが、30分ほど並んで中に入ることができました。


並んでいる最中、何度も頭上で響き渡る重厚な鐘の音を聞くことができ、その振動が体に伝わってくるたびに、ここが何世紀にもわたって祈りの場であったことを実感しました。
一歩足を踏み入れれば、そこは厳かなカトリックの世界。
高い天井と美しいステンドグラス(バラ窓)から漏れる光に、心から癒やされる時間でした。
【おすすめのフォトスポット】
外に出るとすっかり日が暮れていて、とても幻想的な外観を見ることができました。


私のおすすめは、セーヌ川越しに大聖堂を望むスポットです。

川の流れと大聖堂の全景を一度に収めることができ、まさに「パリの縮図」のような1枚が撮れますよ。
Profile|maho
29歳でキャリアを一度お休みし、夫のロンドン駐在に帯同中。元エンジニアの視点で、ロンドンの日常や欧州旅行の記録を等身大に綴っています。
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