【数学】直線のベクトル方程式,交点の位置ベクトルなど
対象:定期試験以上
今回は 直線のベクトル方程式 についてです
前提として 以下を参照しておくとよいと思います
直線のベクトル方程式 とは 直線上の点Pの位置ベクトル$${\vec{p}}$$が満たす式のことです
最初に出てきたのは 内分点・外分点の位置ベクトルでした

$${m}$$や$${n}$$が決まれば $${\vec{p}=\dfrac{1}{3}\vec{a}+\dfrac{2}{3}\vec{b}}$$ のようになり
これは点P$${(\vec{p})}$$位置を表しています
AP:PB=2:1 の内分点ですね
$${m}$$,$${n}$$を動かせば,Pはそれに伴って動いていきます
これが一般化され 直線AB上の点の位置ベクトルを表す式となっていきます
パラメータとして$${t}$$をよく用います

まとめると


どれも同じ式だという理解が必要です
特に③④では
「係数の和=1」となるとき,Pは直線AB上にある
となります よく使うので覚えましょう
ちなみに 最初に紹介した内分点,外分点の位置ベクトルも
当然 直線AB上にありますから「係数の和=1」を満たしています
逆に「係数の和=1」が成り立たないなら 直線ABとはなりません
別の直線となります
基礎ですが重要問題を2問ほど確認です


「Aを位置ベクトルの基準として考えよう」と問題文では言っています
また Pが「BE上」かつ「CD上」と書いてありますから
それぞれ別々に表して 連立方程式です
やっていることは 中2の2直線の交点をもとめる操作と 本質的には同じです
Qについても「AP上」かつ「BC上」とありますので同様です
また 次のようにうまく変形すると 連立方程式を回避することができます

是非この変形を身につけましょう
チェバの定理やメネラウスの定理を用いると解ける
というのは有名ですが
ベクトルの力をつけようとするなら 避けましょう
試験ではもちろん良いと思います
さて もう1問



(1)では「Aを位置ベクトルの基準としましょう」と言っています
(2)では原則通り「AP上にある」を用いましたが
次のように解答してもよいでしょう

係数の和が1でないので 係数の和が1 となるように
$${\dfrac{5}{10}}$$を分離して 変形したものです
共通テストでも 2次試験でもよく出題されるテーマですから
この2問はしっかり身につけておくべきです
