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【スペイン留学記録㉚】ベネルクス旅行/アムステルダム・ハーグ編

2025年の夏からIE UniversityのLLMに留学している6年目の弁護士です。今回は、2月に行ったベネルクス旅行のアムステルダム・ハーグ編について書こうと思います。



1. アムステルダム・ハーグとは

アムステルダムはアムステル川の河口に築かれたダムが由来のオランダの首都で、17世紀には世界で最も裕福な都市でした(オランダ東インド会社の設立が1602年)。

今はアムステルダム中央駅を中心に市内に網目状に広がっている美しい運河と、レンブラントをはじめとする巨匠の作品が納められた美術館で人気の観光地になっています。

ハーグはオランダ第3の都市(といっても人口50万人ほど。第2位はロッテルダム)です。首都はアムステルダムですが、国会議事堂などの実質的な首都機能はハーグにあります。

2. 観光の所要時間

今回はアムステルダムとハーグを2泊3日で周るという弾丸旅行だったので、アムステルダムに滞在できたのは30時間弱でした。一番行きたかった市内の観光スポット2つとザーンセ・スカンスの風車を何とか周りきれましたが、美術館を巡るのであれば恐らく丸2日はあった方がよいと思います。

ハーグについても夕方に到着して翌日の昼過ぎにはブリュッセルに向かうという弾丸観光だったので、メインどころ数個しか行けていませんが、アムステルダムよりも都会で高層ビルもありながら、オランダらしい可愛らしい小さい建物もあったりして、街ブラにはいい感じの雰囲気だったのでもう少し滞在したかったなと思います。

3. 行った主なスポット

アムステルダム・ハーグで私が行った主なスポットは以下のとおりです。

(1) アンネフランクの家(アムステルダム)

日記で有名なアンネフランクが身を隠していた家です。もともとアンネはドイツのフランクフルト生まれで、ドイツでナチスの勢いが増してきた頃にアムステルダムに亡命してきました。

亡命後にいきなり隠れ家に住みだしたのではなく、ドイツがオランダを占領し(1940年)、オランダでも反ユダヤ主義が急速に加速してきた頃(1942年)から隠れ家に住み始めたとのことです。この隠れ家はアンネの父親が経営していた運河沿いの貿易会社の建物の後ろについていた離れ家をベースとして作られたものです。

隠れ家にはフランク家(父、母、姉、アンネの4人)のほか4人の合計8人が暮らしていましたが、1944年8月にナチスに見つかって全員が強制収容所に送られました。生きて帰ることができたのはアンネの父親のみで、のちに父親が、アンネが隠れ家時代に書き溜めていた日記を『アンネの日記』として公開することになります。

あいにく内部は撮影禁止なので写真はないのですが、めちゃくちゃよかったです。無料の日本語音声ガイドが付いており、しかもガイドの質が非常に高い(音声ガイドにありがちな機械翻訳のような日本語ではなく、ちゃんとした日本語/音声が明瞭/ガイドを各スポットに設置された番号にかざすと自動でそのスポットの案内が始まるので、音声とスポットの対応関係が明瞭)ので、大変おすすめです。

なお、ヨーロピアンユースカードがあれば半額で入ることができます。

中央の建物(の後ろについていた離れ家)がアンネの家

(2) ハイネケンミュージアム(アムステルダム)

オランダで一番有名なビールであるハイネケンの醸造所です。

小さいグラスで1杯、普通サイズのグラスで1杯の合計2杯の試飲付きツアー(所要時間1時間くらい)で25ユーロとかなり割高ですが、ツアーは単にビールの作り方やハイネケンの歴史を学ぶのではなく、一部は没入型の映像アトラクションのようになっているのと、試飲場所もいい感じのクラブみたいな雰囲気でチルできるので、ビール好きな方は行ってみるとよいのではないかと思います。

一杯目はツアー参加者全員で乾杯
2杯目はバーエリアでしっぽりと

(3) ザーンセ・スカンス(アムステルダム)

アムステルダム中央駅から電車で20~30分くらいのところにある風車の村です。17世紀のオランダ黄金時代には製材や染料粉砕のために約1000基の風車があったようですが、蒸気機関の出現により次第に数が減り、今は約10基を残すのみになっています。

周りは湿地になっていて野生?の鴨がいたりして牧歌的でかわいかったです。

もう少し天気が良ければ絶景なんだが…
可愛い鴨ちゃん

(4) 国際司法裁判所(ハーグ)

法曹の端くれとして行ってきました。国際司法裁判所は国連の主要機関の1つで、国家間の紛争解決のための裁判所です。

一部の事件を除いて原則として裁判は公開されているらしいので、時間のあるLLM留学生はぜひ傍聴しましょう。

かっこよすぎ

(5) マウリッツハイス美術館(ハーグ)

フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』やレンブラントの『テュルプ博士の解剖学講義』があることで有名な美術館です。『真珠の耳飾りの少女』は2026年8月下旬~9月下旬にかけて大阪の中之島美術館で展示されるらしいです。ハーグは遠いので見たい人はこの機会に大阪に行きましょう。

なお、学生であれば入場料が半額になります。

教科書で見たことあるやつ①
教科書で見たことあるやつ②
個人的に好きだったもの

(6) 食べ物系

・Hans Egstorf
アムステルダム中心部にあるストロープワッフルの店。味は申し分ないが、かなり高いのがネック(1つ7.5ユーロ!)。

美味しいけど、これで7.5ユーロは高すぎませんか…

・Cannibale Royale Handboogstraat
アムステルダム中心部にある肉料理の店。YouTuberのしげ旅さんが行ってたので訪問。クラシックバーガーにポテトを付けてビール2杯で30ユーロ。バーガーは肉厚ジューシー・ボリューミーでビールとよく合う。安定のハイネケンを飲んだが、他にもクラフトビールが色々あるっぽい。

 ・Seafood Sloterdijk
ハーグ行きのバスが出発するAmsterdam Sloterdijk駅近くにあったシーフードスタンド。オランダ名物のキベリングとハーリングもある。キベリングを注文したがめちゃ美味かった。ちょうど昼休みの時間で近くのオフィスで働いていると思われるオランダ人がたくさん来ていたので人気店っぽい。

スパイシーな調味料がかかっているのでそのまま食べても美味しいが、マヨネーズを付けて食べるとさらに美味しい。これをビールなしで食べるのは拷問である。

・Dungelmann Nieuwe Passage
ハーグ在住の先輩に教えてもらったサンドイッチ屋さん。クロケットも有名。11時頃に行ったら常時5人くらい人が並んでいる状態だったので人気店だと思われる。

一番シンプルなやつで3ユーロ。中はビーフシチューみたいな感じ。これをパンに挟んで食べるスタイルもある。

・Dudok Den Haag
ハーグ在住の先輩に教えてもらったカフェ。アップルパイが美味しいとのことで注文したら激うま。生クリームは大量だが甘すぎないので全くリンゴを邪魔しない。量が多いのでできればシェアを推奨。


ということで、今回はベネルクス旅行/アムステルダム・ハーグ編について書きました。次はブリュッセル編について書きたいと思います。

追記:ブリュッセル編はこちら


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