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親の介護は突然始まる|親を見送った私が伝えたい、介護が始まる前にできること

親の介護は、まだ先のことだと思っていませんか。

50代になると、自分のこれからについて考える時間が増えます。 仕事、この先の働き方、副業や収入への不安、老後への備え。私自身もこれまで、人生後半をどう生きるか模索しながら記事を書いてきました。

私もずっと、自分の生活を整えることに精一杯で、親の老いについて深く考える余裕はありませんでした。

けれど、ある日突然、その現実はやってきます。 転倒、入院、骨折、認知機能の低下――きっかけは本当に突然です。

私も、父と母、二人の親を見送りました。 父は私が10歳のときに脳卒中で倒れ、左麻痺が残りました。母はその後も元気に暮らしていましたが、転倒による大腿骨骨折をきっかけに介護が現実になりました。

あの頃の私は、自分の人生を立て直すことに必死で、十分に関われていなかったという思いがあります。 だからこそ今、伝えたいことがあります。

介護準備 は、介護が始まってからでは遅いこともあるということです。

この記事では、親を見送った経験と介護職として働いた視点から、介護が始まる前にできることをお伝えします。

この記事を読むことで、次のことがわかります。

  • 親の介護が始まるきっかけになりやすい出来事

  • 介護が必要になる前に確認しておきたいこと

  • 家族で話しておくと後から困りにくい内容

  • 介護職の視点から見た、慌てないための準備

  • 完璧を目指さず親と向き合う考え方

これから親の介護に不安を感じている方にとって、少しでも心の準備につながればうれしいです。

親の介護は本当に突然始まる

介護は、少しずつ始まるイメージを持つ方も多いかもしれません。
ですが実際には、ある出来事をきっかけに一気に生活が変わることがあります。

私の場合、母の転倒による大腿骨骨折がそのきっかけでした。
それまで兄夫婦と孫たちに囲まれて暮らしていた母でしたが、骨折後は入院とリハビリ生活になりました。

それまで「まだ元気だから大丈夫」と思っていたことが、一瞬で変わるのです。

介護現場でも、よく見てきました。

  • 転倒による骨折

  • 脳梗塞や脳出血

  • 認知症症状の進行

  • 肺炎などでの入院

こうした出来事をきっかけに、家族の役割も生活も大きく変わります。

だからこそ、まだ元気な今こそ準備が必要なのだと感じています。

私が介護職になった理由

母の骨折をきっかけに、介護は他人事ではなくなりました。
兄夫婦に支えてもらいながらも、自分は十分関われていないという思いがずっとありました。

そんな時、40代を過ぎて、失業保険受給中に職業訓練で介護職員基礎研修の募集を知りました。
次の仕事を考えていたタイミングでもあり、これからの自分にも必要な知識かもしれないと思い、早速応募しました。

結果として、5か月の研修を受け資格を取得し、介護の現場に入りました。
認知症専門療養棟の老健で2年間学び、その後は住宅型有料老人ホームで働くことになります。

そこには、第一号の入居者として母も入居しました。
その頃にはすでに要介護5 で、ほぼ寝たきりの状態でした。

もっと早く関わりたかったという気持ちは今でもあります。
それでも、最後の時間を母のそばで過ごせたことは、私にとって大きな救いでした。

今振り返ると、この時の選択が母との時間を取り戻すきっかけになったのだと思います。


介護が始まる前に準備しておきたいこと

介護職として多くのご家族を見てきて感じるのは、準備している人ほど慌てにくいということです。

親の情報を把握しておく

最低限、以下は確認しておくと安心です。

  • かかりつけ医

  • 持病

  • 飲んでいる薬

  • 保険証や診察券の保管場所

  • 緊急連絡先

急な入院時、これらがわからないだけでかなり混乱します。

家族で役割分担を話しておく

介護では、家族間の温度差が大きなストレスになります。

  • 誰が病院対応するか

  • 金銭管理は誰がするか

  • 緊急時の連絡先

事前に少しでも話しておくだけで、負担感はかなり違います。

相談先を知っておく

困ったらまず相談できる場所を知っておきましょう。

  • 地域包括支援センター

  • 市区町村窓口

  • ケアマネジャー

一人で抱え込まないことがとても大切です。

完璧な介護はできなくてもいい

私は、父の最期には立ち会えませんでした。
安らかな顔を見て、ほっとしたことを今でも覚えています。

一方で母は、最後まで見守ることができました。
入退院を繰り返しながらも、兄夫婦や孫たちもよく面会に来てくれていました。

介護に正解はありません。
ずっと付き添える人もいれば、仕事や距離の問題で難しい人もいます。

だからこそ伝えたいのです。

完璧 を目指さなくてもいい。
できる形で関わることに意味があると。

私自身、後悔がゼロではありません。
でも、できる範囲で母のそばにいられたことは、今の自分を少し救ってくれています。

まとめ

親の介護は、誰にでも突然やってくる可能性があります。

だからこそ、まだ元気な今だからこそできる準備があります。

  • 親の健康情報を知る

  • 家族で話しておく

  • 相談先を把握する

  • 一人で抱え込まないと決める(←これ一番大事)

これだけでも、いざという時の不安は少し軽くなります。

私も、もっと早く知っていればと思うことがたくさんあります。
でもその経験があったからこそ、今こうして伝えられることがあります。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

もし同じように親のことや介護に不安を感じている方がいたら、ひとりで抱え込まずにいてください。よろしければスキ やフォロー、コメントであなたの思いも聞かせていただけるとうれしいです❤

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