母を見送った後の生き方|50代から人生を見直して選び直したこと
親を見送ったあと、ふとこんなことを考えたことはありませんか。
「これからの人生、私は何をして生きていけばいいのだろう」
やりきったはずなのに、なぜか心は満たされない。
介護に追われていた日々が終わり、時間だけがぽっかりと空いた瞬間。ほっとした気持ちと同時に、言葉にできない虚無感や喪失感に包まれる——そんな経験をした方も多いのではないでしょうか。
これまで必死に向き合ってきた時間が終わった途端、自分の人生の“次”が見えなくなってしまったのです。
もし今、同じように「この先どうすればいいのか分からない」と感じているなら、この記事はきっと役に立つと思います。
なぜなら私は、立ち止まったからこそ「これからの人生をどう生きるか」を見直し、自分なりの答えを見つけることができたからです。
この記事では、50代で母を見送った私が、人生を見直し、選び直していった過程と気づきをお伝えします。
きっとあなたの中にも、「もう一度、自分の人生を考えてみよう」と思えるヒントが見つかるはずです。
母を見送るまでの時間が、私のすべてだった
母は90代で、要介護5の状態でした。
私は友人と立ち上げた有料老人ホームで母を引き取り、日々のケアに深く関わる生活を選びました。
仕事としての介護でありながら、同時に“娘としての介護”でもある。
その境界線はあいまいで、だからこそ一日一日がとても濃い時間でした。
食事、排泄、体調管理、声かけ。
小さな変化を見逃さないように、常に気を張っていたと思います。
大変だったはずなのに、不思議と「やらされている」という感覚はありませんでした。
それはきっと、母のそばにいられる時間を大切にしたいという気持ちがあったからです。
母を見送ったあとに訪れた「静かな喪失感」と空白の時間
介護が終われば自由になれる——そう思っていた時期がありました。
でも実際は違いました。
そんな日々が終わったとき、私の生活から一気に“役割”が消えました。
時間はあるのに、何をしていいか分からない。
やりたいことがないわけではないのに、動く気力が湧かない。
いわゆる燃え尽き の状態だったのだと思います。
何もしたくない日が続いた
朝起きても、誰かのために動く必要がない。時間はあるのに、何をしていいのかわからない。そんな日々が続きました。
これまで当たり前にあった日常がなくなり、心が追いついていかなかったのです。
「頑張らなきゃ」と思うほど、動けなくなる。
そんな状態でした。
でも今振り返ると、この時間は必要だったのだと思います。
全力で向き合ってきたからこそ、心が休もうとしていたのかもしれません。
「このままでいいのか」と自分に問い直した
ある日、ふとこんな思いが浮かびました。
「このまま、なんとなく過ごしていいのだろうか」
母のために生きてきた時間が終わり、これからは“自分の人生”を生きる番。
そう気づいたとき、少しだけ視界が変わりました。
後半の人生は、自分で選びたい
これまでの人生は、どちらかというと「誰かのため」に時間を使うことが多かったように思います。
それは決して後悔ではありません。
でもこれからは違う。
自分で選ぶ人生 を生きたいと思うようになりました。
そのとき思い出したのが、「書く仕事がしたい」という昔からの気持ちでした。
人生を見直して、私が選び直したこと
とはいえ、いきなり理想の働き方に飛び込む勇気はありませんでした。
そこで私が選んだのは、小さく環境を変えることでした。
パソコンに触れる仕事へ転職
ノートパソコンは持っていたものの、できるのは簡単な入力程度。
だからまずは、「毎日パソコンに触れる環境」に身を置くことにしました。
これが結果的に、大きな一歩になりました。
日常的に触れることで、自然と操作にも慣れていきました。
副業でライターに挑戦
そして並行して始めたのが、副業ライター への挑戦です。
最初はうまくいかないことばかりでした。
書けない、採用されない、自信がなくなる。
でも、それでも少しずつ続けていく中で、「書くこと」が自分の中に戻ってきた感覚がありました。
気づいたのは「大きく変えなくていい」ということ
人生を見直すというと、大きな決断が必要なように感じるかもしれません。
でも実際は、そんなことはありませんでした。
小さな選択の積み重ねでいい
私がやったことは、
・環境を少し変える
・興味のあることに触れてみる
・無理せず続ける
それだけです。
でも、その積み重ねが少しずつ人生の方向を変えていきました。
完璧じゃなくていい
そう思えるようになったことで、気持ちがとても楽になりました。
50代からでも人生は選び直せる
「もう遅い」と思うことは、何度もありました。
でも今は、はっきりと言えます。
まだ遅くない
むしろ、これまでの経験があるからこそ、選び直せることもあると感じています。
介護の現場で過ごした時間、母と向き合った日々。
そのすべてが、今の私の土台になっています。
大切なのは、いきなり大きく変えようとしないこと。
まずは小さな一歩からで十分です。
まとめ
母を見送ったあと、私は人生の大きな節目に立ちました。
何もないように見えたその時間は、実は「これから」を考える大切な時間でした。
人生は、一度決めたら終わりではありません。
何度でも見直し、選び直すことができます。
これからも、自分の気持ちに正直に、小さな選択を重ねていきたいと思います。
追記:このあと、さらに大きな出来事がありました!続きは、次回にお話ししますね❤
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
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