【56アカデミー】第73話『血が足りない!? 乾燥・めまい・不眠の正体「血虚」を知ろう!』
中医学で「血(けつ)」は、全身に栄養とうるおいを届け、心や身体を養う大切な存在です。
この血が不足して、身体や心に十分な栄養が行き届かなくなった状態を「血虚(けっきょ)」と呼びます。
「顔色が悪い」「めまいがする」「眠りが浅い」「髪や肌が乾燥する」…。
そんな不調は、血不足のサインかもしれません。
今回は、「血虚」が起こる仕組みと、どの臓腑が関係して、身体にどんな変化が現れるのかを、血ちゃんたちと一緒に見ていきましょう!




第73話『血が足りない!? 乾燥・めまい・不眠の正体「血虚」を知ろう!』
【今回のテーマ:血虚(けっきょ)】
中医学で「血(けつ)」は、全身に栄養とうるおいを届ける大切な存在です。
この血が不足した状態を「血虚(けっきょ)」といいます。
血は、脾が食べ物から栄養を作り、肺が清気を届け、腎が精で支え、心の温める力によって生まれます。
そのため、これらの働きが弱くなると血を十分に作れなくなります。
また、大量出血・慢性的な出血・長く続く病気などで血を失うことも血虚の原因です。
血が不足すると、ふらつき・めまい・顔色が白い・疲れやすい・眠りが浅い・目の疲れ・髪や肌の乾燥など、全身に「栄養不足」のサインが現れます。
今回は、「なぜ血が不足するのか」、そして「どうすれば血を増やせるのか」を、56アカデミーのみんなと一緒に見ていきましょう♪
【4コマの解説:血虚(けっきょ)の病機】
1コマ目:血が足りないサイン
血は全身に栄養とうるおいを届ける大切な存在です。
不足すると、立ちくらみやふらつき、顔色の悪さなどが現れます。
「なんとなく疲れる」「元気が出ない」と感じるのも、血虚の代表的なサインです。
2コマ目:血が作れない・失われる
血虚は、血を十分に作れないことや、血を失うことで起こります。
脾の働きが弱ると血液の材料を作れず、さらに大量出血・慢性的な出血・長く続く病気でも血は不足します。
体に必要な血液量が減ることで、全身の栄養不足につながります。
3コマ目:血が不足すると全身に影響
血は五臓を養い、それぞれの働きを支えています。
血が不足すると、心では眠りが浅くなり、肝では目の疲れや筋肉のこわばり、脾では疲れやすさや食欲低下などが現れます。
症状は全身に少しずつ広がっていきます。
4コマ目:補血で元気を取り戻そう
血虚の養生は、血を補うこと(補血)が基本です。
血を養う食材を取り入れながら、脾の働きを整えて血を作りやすい体を目指しましょう。
十分な睡眠と休養も、血を養うための大切な養生法です。
【56アカデミーワンポイント中医学:気と血は仲良しコンビ♡】
中医学では、「気」が血を作り、「血」が気を支えると考えます。
どちらか一方が不足すると、もう一方にも影響が及びます。
だから、「元気(気)」も「栄養(血)」も、どちらも大切!
毎日の食事・睡眠・休養で、気血を一緒に養っていきましょう♪
【キャラからのメッセージ:血ちゃん】

【56アカデミー編集後記】
「最近、なんだか疲れやすい」「立ちくらみが増えた」「眠ってもスッキリしない…」
そんな不調は、年齢のせいだけではなく、"血不足"**が関係していることもあります。
中医学では、血はただの血液ではなく、全身に栄養とうるおいを届ける大切なエネルギーと考えます。
毎日の食事を大切にして、しっかり休み、血をコツコツ養っていきましょう♪
次回は、血が滞って流れにくくなる**「血瘀(けつお)」**のお話です。お楽しみに!
