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初めてのMLB観戦!シティ・フィールドでNYメッツ戦を満喫(2025.4観戦)

 アメリカに来て3週間がたった。引っ越しの荷物が届いておらず、肝心の住環境は整えられないでいる。しかしながら、アメリカでしかできないことをしなければもったいない。野球観戦は趣味の1つだが、メジャーの試合は生で見たことがない。家から行きやすく、日程的にも都合がよかったニューヨーク・メッツ戦のチケットを購入し、球場へ足を運ぶことにする。




NYメッツ対STLカージナルス(4/20)


地下鉄で球場へ向かう

 ニューヨーク市地下鉄7系統に乗り、メッツ本拠地のシティ・フィールドに向かう。7系統は球場に直結する駅であるメッツ・ウィレッツ・ポイント駅を通る路線だ。試合開始の約2時間前に到着する電車だったが、車内にはちらほらとメッツのユニフォームを着たファンの姿がある。なかには家族3世代という感じの人たちもおり、雰囲気は和やか。日本では馴染みのないプラスチックむき出しの固い座席に痛みを感じ始めたころ、最寄り駅に着く。

 ぞろぞろと降りていくメッツファンの流れに沿って改札を出ると、レンガ造りのアーチが折り重なったデザインが特徴的な球場が目の前に現れる。大きい。収容人数4万5000人という巨大球場だ。テレビで見たことがあっても、グラウンドがどんな光景なのかを想像するとワクワクする。


駅を出ると目の前に現れる球場。折り重なる大きなレンガのアーチが目を引く


にぎやかな球場周辺

 駅から球場入り口までの動線には子どもが遊べそうなアトラクションやDJブースなどがあり、エンターテインメント性が高い。ホームランが出た際にバックスクリーン下から出現する名物のホームランアップルのモニュメントもあり、多くの来場者が写真を撮ってにぎわっている。


球場周辺に掲出されていた選手のフラッグ。千賀投手もあった


 試合開始までは時間があるが、球場入口ではそれなりの人数が行列を作っていた。「NO BAG LINE」と書かれた列があり、手荷物がない人とある人で並ぶ列が違うようだ。私は荷物を持っていたので通常の列に並ぶ。周りを見ると、日本よりも手ぶらの人が圧倒的に多いことに気づいた。日本では応援グッズを持っていく人が多いからか?


「NO BAG LINE」の看板が置かれた列


上品な雰囲気の球場エントランス

 アメリカらしく厳しめの手荷物チェックを受け、無事に球場の中へ入る。エントランスホールは吹き抜けになっていて、入って右奥に球団の公式ショップがある。観客席へはエレベーターや階段で上がる。整然とした作りで、お洒落な雰囲気の駅のようだ。

 このホールは黒人選手として初めてメジャーリーグでプレーしたジャッキー・ロビンソンを顕彰する場所で、「ジャッキー・ロビンソン・ロタンダ」と呼ばれているらしい。入口の頭上には有名な言葉「A life is not important except in the impact it has on other lives」が刻まれていた。意味についてはMLB公式のこちらの記事を参照していただきたい。



エスカレーター横から入口方面。入口は円形で、人が中央に集うような形で球場に入っていく


飲食も楽しめるレイアウト

 観客席は階層化されており、それぞれの階に食べ物やドリンクを販売する店が配置されている。通路と売店が一体化されているのは日本の球場と同じか。


通路の左側が売店で、右側は観客席


 エントランスホールの上階と思われる部分は大きな庭のようなスペースになっており、椅子やテーブルが置かれている。こうした作りは私が行ったことのある日本の球場では見たことがない。客席以外でゆっくりできる場所があるのは魅力的だと感じた。


屋外スペース。中央には椅子やテーブルが置かれ、周囲には飲食店が並ぶ


いざ観客席へ

 試合開始時間が近づいてきたので売店でチーズバーガーとポテトを買い、座席に向かう。試合が見やすそうな位置かつ比較的安い席を探し、3塁寄りのバックネット裏4階席を選んでおいた。


スタンド入口の空しか見えないこの場所を通るときは、ワクワクした気持ちになる


 階段から観客席エリアに出ると、景色が一気に広がる。芝生が青いな~と感心しながら席を探す。着席後、さっそくバーガーをいただく。パンはしぼみ気味で、ポテトもしんなり。まずくはないが、17ドル以上(約2400円)したと考えると何とも言えない気持ちになる味だった。まあ、そんなことは考えてはいけない。選手のアップを眺めながら、気持ちを切り替える。


チーズバーガーとポテトのセット(コンビ) 


試合はメッツの主力選手が活躍

 この日はメッツ対カージナルスの4連戦の最終日。メッツの千賀滉大投手は前日に登板済みというタイミングだったが、カージナルスには前回WBCで日本代表として活躍したヌートバーがいる。メッツにもリンドーアやソト、アロンゾら日本でも知られる超有名選手が多数在籍しているため、こうした選手に注目して試合を楽しむことにする。


アップするヌートバー(右から2人目)ら。使っているのはミズノ製の緑色のグラブか


 日本と同様にスタメン紹介や監督同士のメンバー表交換を終えると、いよいよ試合開始という雰囲気になる。MCの紹介に合わせてダグアウトからメッツの選手が登場すると、球場は拍手や歓声でヒートアップ。日本と違って太鼓やトランペットの音がないが、これはこれで良さがある。しかし、音がないので淡々とプレイボールする。注意して見ていなければ、気づかないうちに試合が始まっていそうだ。


フィールド全景。メッツの選手たちが各自の守備位置に散った


 試合はリンドーアの先頭打者HRやニモのHRキャッチ、アロンゾ、ソトのタイムリーヒットなどスター選手が攻守にわたって活躍し、メッツが勝利した。先発のホームズは6回1失点。一方、カージナルスのヌートバーも最終打席にタイムリーヒットを放つ活躍を見せた。野球ファンとしては満足度の高い試合だったが、守備の名手として知られるカージナルスのアレナドが出場していなかったのは、仕方がないが少し残念だった。試合中の主要な場面はMLBのYouTubeで見られるので、ぜひ。


スクリーンに掲示される打者の情報。ビジターチームの選手でも詳細だ
子どもの声援に応える?打席前のリンドーア。尊敬を集める選手のファン対応はすごい
リンドーアのHR後に出現したホームランアップル


感じたNPBとの違い

 日本にいた時はNPBの試合をよく見ていたが、プレーの面で1番違いを感じたのは守備だ。捕球や送球の確実性、強度にはレベルの高さを感じさせられた。ミスをする雰囲気がほとんどない。

 試合進行の面では、ピッチクロックがあるのでとてもスムーズ。帰宅時間が遅くなりすぎないので観客目線ではありがたい。テレビ中継を見ていても、長すぎるのは少々つらくなってくる。

 イニング間にはNPBの試合と同様にさまざまな催しがあった。着ぐるみキャラクターの徒競走やカラオケなど観客を飽きさせない工夫がなされていた。球場の外縁部にはかなりの密度でスピーカーが設置されていたせいか、音響も良いように感じた。


日本ではベイスターズのチアリーダーとファンの競争が有名だが、こちらは着ぐるみ対決
バズーカで客席にグッズを打ち上げる。神宮球場ではつば九郎がやっていたような
バックスクリーン下部には字幕表示もあった


帰途・まとめ

 試合終了後、ソトのヒーローインタビューが終わると多くの観客が帰り始めた。私も席を立ってぞろぞろと階段を下り、流れに沿って再び駅へ向かう。


奥の構造物が鉄道。駐車場が隣接しているが、地下鉄での来場者も多い
メッツ・ウィレッツ・ポイント駅の入口。日本よりもユニホームのまま帰る人が多いような


 帰りは午後5時前の電車に乗った。当然、車内は混雑していて座れないが、日本ほどの詰め込み乗車はしないため不快感はない。ただ、手すりの位置が高い上、発車する際の衝撃がすごい。駅の数が多く、停車と発車を繰り返すので腕が少し疲れた。

 疲労感はあるものの、非常に楽しいMLB初観戦となった。他球場でも観戦したいと考えているので、その際にはまた記録を残したい。



以下は、シティフィールドでの2回目の観戦記です。

その他の観戦記



番外編・球場から見えるアメリカの航空各社の飛行機


 シティ・フィールドの約2㌔北西にはニューヨーク・ラガーディア空港(LGA)があり、球場からも飛行機がたくさん見えた。日本では見かけないアメリカの格安航空会社の飛行機も多数飛んでいた。客席や球場周辺で撮影できた機体をアップしておく。ピントが合っていない写真もあるが、ご了承を。。


アメリカン航空
デルタ航空
サウスウエスト航空
ジェットブルー航空
フロンティア航空
スピリット航空

 最後までご覧くださり、ありがとうございました。


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Takaaki Ueno 最後まで読んでくださってありがとうございます。今後もいろいろなテーマで書いていく予定ですので、応援いただけると大変励みになります。