見出し画像

生成AIと「臆病さ」

フォローさせていただいている、武智倫太郎さんの新連載「オドロ13」を読んでコメントさせていただいた件で、追加で考察したことがあり、自分でも記事にまとめようと考えました。

ゴルゴ13を想起させる今回の主人公、もしAIだとしたら、デューク・東郷と同じように、「臆病さ」があるはずで、そしてそれは現代の生成AIには持ち合わせていない特性だろうと考えました。

アンソロピックにせよオープンAIにせよ、開発した生成AIが「暴走」して、外部組織のシステムに不正侵入を試みた、あるいは不正侵入したというニュースで持ち切りです。

そこには、人間ならば「侵入したあとの法的ペナルティ、良心の呵責など」が想像でき、一旦は躊躇するのでは、と考えますが、生成AIにはそれが見当たらないのです(個人的感想です)。
そこには「特攻」というか「イケイケドンドン」というか。ふいに昔の映画「大脱走」の1シーンが出てくる感じを覚えました。


一方のゴルゴ13。自身で「ラビットのように臆病」と表現しているとおり、依頼相手の素性調査、任務の下準備、任務実行後の幾重にもわたる逃走経路の確保まで、用意周到さは徹底しています。

漫画のなかで、自分のなかで印象に残った言葉があります。

10%の才能と20%の努力、・・・30%の臆病さ・・・残る40%は・・・”運”だろうな。

ゴルゴ13 第218話から引用

これはゴルゴが考えるプロフェッショナルの条件ですが、才能や努力よりも、臆病さの割合が高いことに驚いたものでした。
ですがよく考えると、これがあるからこそ、急変する環境の変化にも対応できるし、なによりプロとしての仕事を長く続けることができるのだろうと思いました。


EUが本日、8月2日から、生成AIの開発企業に対する監督を強化し、安全性や透明性の確保が不十分であれば、制裁金を科すというニュースも入ってくる昨今、これからの動向に注目していきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
※タイトル画像は、みんなのフォトギャラリーからお借りしました。

参考文献


いいなと思ったら応援しよう!