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【日報】おれは「上坂すみれの土曜闇鍋劇場」の公開収録を観てきた(キュアナイル)

よくきたな。おれはキュアナイルだ。
おれは普段からものすごい量の文章を書いているが誰にも読ませるつもりはない。
そして、この記事はいつものようにおれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)の記事でもない。
去る、1.24(土)に、声優である上坂すみれのラジオ番組「上坂すみれの土曜闇鍋劇場」の公開収録が行われるという話で、それの夜の部を観てきたのでお前たちにもシェアするべきだと思いこの記事を書いたという寸法だ・・・・・・・。

この記事は社会派コラムニスト逆噴射総一郎先生の文体を模しています。
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上坂すみれと藤田和之

上坂すみれの土曜闇鍋劇場を聴いてないやつは腰抜け

そもそもおまえは「上坂すみれの土曜闇鍋劇場」を知っているか?
これは声優の上坂すみれが土曜24:30からINTER FMで放送しているラジオ番組であり、多彩な魅力と趣味趣向を闇鍋のごとく詰め込み、毎回何が飛び出すかわからない、未知との遭遇を楽しむ番組だ。
とくに上坂すみれの創作サスペンスを披露する『土曜闇鍋劇場』コーナーに関してはよくわからなく、公共の電波に乗せるにはあまりに前衛的すぎる珍文が読み上げられる(ロビンマスク親方とおかみさんとウォーズマンの相撲部屋の話は本当によくわからなかった。)。

その番組の公開収録を行うというのだ。
おれは、そもそも土曜日は仕事でありこういうイベントは基本的に日曜日しか参加できない。なので、この公開収録の話が出たときは行くのは無理だと思っていたし、なんならこの日はインイタで学生プロレスのSWSの興行があり、飯ブシコシ幸太vs.最高足コキのタイトルマッチも行われるというし、そっちにも行きたかった。
ただ、このラジオの公開収録は昼の部、夜の部とあり、夜の部は19時スタートだ。
昼の部は無理だが、夜の部だけだったら17時に職場を出ればギリギリ間に合う。
逆にSWSは17:30スタートなのでたぶん間に合わない。
そして、ここのところの職場の環境から考えると監視の目をすり抜ければ17時よりも前に離脱が可能だと判断した。
そして、おれはこの公開収録の前日の23時半にチケットを抑え、半蔵門にあるTOKYO FMホールに行くことにしたのだ……。

TOKYO FM ホール

Tokyofm本社

職場の監視カメラの目を盗んで退勤したおれはわりと余裕をもって会場に到着した。
おまえは「え?INTER FMの番組なのにTOKYO FMの建物で収録するの?」と疑問に思ったかもしれない。
このことはおれも当日知ったのだが、INTER FMはTOKYO FMの子会社であり、同じビルの中に局が存在している。それの中にある多目的ホールが今回の会場という寸法だ。

到着したタイミングでは、まだ開場はされておらず、TOKYO FMのビルの出口付近には上坂すみれのファンと思わしきやつらが寒さに震えて待っていた。
特に列が形成されているわけでもないし、ただ、漫然と人だかりが出来ている。
おれは、この寒空の下で棒立ちするのはたぶんしぬと思い、まだ時間に余裕があったので近くを散歩することにした。
別のビルでは誰かの出待ちなのかキャンプでも始めるのかというくらいの装備で身を固めた集団がいたり、近くにTOKYO MXのビルがあることに気が付きその前を通ったりした。

5時に夢中の撮影などで使われる半蔵門スタジオ。よく一般人が映りこんだり、どこかの政党の党首がマツコ・デラックスに対して生放送中にケンカを吹っかけたところといえばお前にも伝わるかもしれない。

そしてようやく開場時間になり建物内に列が形成されてゆく。
グッズ売り場も設けられていたが、どうも夜の部の参加者の殆どは昼の部にも参加していて、昼に買い物を済ませていたらしく、夜はスムーズに買うことが可能だった。
おれはランダムアクキーを購入し会場に入った。
入口ではアンケート用紙が配られており、「あなたが今年かなえたい夢は?」というお題を書かされることになった。おそらく公開収録中に読み上げる系のコーナーで使うやつだ。
おれは「ジャン=クロード・ヴァン・ダムと2ショットが撮りたい」と記入し提出した。
(おれはヴァン・ダム推進委員会なので、万が一当たった場合のことも考えて推進活動を忘れない。)

TOKYO FMホール

会場の椅子の数的に300席より少しすくないくらいであり、おれは前日の23時台にチケットを購入したのもあり、割り振られたのは最後列でステージからはそれなりに遠かった。
座席は傾斜なしのフラットなアリーナ席というやつであるが、リングくらいに高さのあるステージがあり、ステージ上で収録するというので、前の席のやつの頭の角度次第であるが登壇すれば顔の識別は可能だ。

会場には今まで放送で流れた楽曲がメドレーで流れており、上坂すみれがアイアンマンヘビーメタル級王座を奪った平田一喜の入場曲でもある「TOKYO GO!(ただしオリジナル版)」も流れていた。(因みにおれもこの王座を保持したことがある。)
そして、机の上には酒瓶が並べられている。

上坂すみれ登場

時間になると、ラジオと同じくサーベルタイガーが流れ、ラジオパーソナリティが登場した。
同志(上坂すみれのファンの呼称)が「かわいい!!」と叫ぶと、上坂すみれは「はい、殺害します。遺族には謝罪をします。」といきなり殺害予告をしてきた。
混沌-CHAOS-・・・・・・・。
上坂すみれは「かわいい」と言われるのを忌み嫌っており、「毛深い」と言い換えるよう普段から指示をだしているが、指示を無視した者は容赦なく殺される。END OF MEXICO……。
これは、命令は絶対であるという上坂すみれからのメッセージであり、我々が如何に弱い立場であるのかを見せつけられた。

そして、机の上に並べられたアルクホールについて触れ始め、焼酎と唐辛子がセットで置いてあることに気が付いた。
上坂すみれは「これは『地元最高!』でやってたやつだ!!」とあの、治安の悪い漫画について語り始めた。


地元に遊びにきた上坂すみれ

よく考えたらおれが毎回サイン会に行く東京女子プロレスの桐生真弥もハイパーミサヲも地元最高!読者だし、おれが興味を惹く人間は大体あの漫画を読んでいることに気が付いた。

そしてゲストを呼び込んだ。
昼の部は声優の小倉唯がゲストだったが、夜の部はYOUTUBERの酒村ゆっけ、がゲストだった。
おれはストレートエッジであり、酒を飲まなく不勉強なのでこのYOUTUBERのことを全く知らなかったがかなりの飲酒をするYOUTUBERらしく、物凄いチャンネル登録者数を誇り金の盾も有しているチョー有名人だ。

挨拶もそこそこに机の上に並べられた酒を飲むということになり、酒瓶が次々に空けられてゆく。まるでメキシコのサルーンだ。
そして2人が以前飲んだときのエピソードなどが話され、カラオケ行ったときに酒村ゆっけ、は全く歌わないが、上坂すみれはソ連の国家を歌うとか二日酔いにはマクドナルドのチーズバーガーが効くとかそういう話をしていた。
おれは、真の男の食べ物であるバーガーキングを信頼しており、マクドナルドなどという暗黒メガコーポが提供するものなど口にしないようにしているので、2人とは根本的な思想が違うんだなと思った。

また、酒村ゆっけ、は最近劇団四季のバック・トゥ・ザ・フューチャーを観たという話をしたが、上坂すみれが『え?デロリアン役がいるってこと?』と言ってみたり、上坂すみれがゆで太郎に入店したことがないという話になったときに『そもそもゆで太郎って誰?』『もつ次郎も一体誰?』と言ったり無茶苦茶だった。

更には『テキーラは罰ゲーム的に飲むものではない。メキシコで作っているおばあちゃんに失礼だ』と言い、上坂すみれは真のメキシコ人であり、アジア人という壁を越えたニンジャなのだと思った。

ウェイウェイらんど!

トークに花が咲くなか、ウェイウェイらんど!なるすごろくが行われることになった。
これは酒村ゆっけ、が販売している酒を飲みながらやるすごろくで、それを番組用に改編し、リスナーから集めたエピソードを基に話を膨らますといった感じのコーナーだった。

細かい内容は忘れたが、100インチのTVを買ったというリスナーの投稿には『100インチのTVで放送大学とか観てみたい』とか『スマブラの神殿でもよく観えそう』とかそういうコメントをしていたし、ふるさと納税でだいぶ前に応募したシャインマスカットが忘れた頃に届いたという投稿には『バナナを勧めてくる声優(おれはあまり声優の私生活に詳しくないので、おそらく内田真礼のことだと思ったが、小倉唯のことだったらしい。)がいるが、全く共感できていない』と言ってみたり『酒飲みにはフルーツは不要』だという暴論も出てきて新日本第二の本隊と化していた末期のCHAOSよりも混沌としていた。

すごろくが途中だったが、番組のエンディングに差し掛かり一旦終了した体裁をとった。
そして、そのままAFTERトークとしてすごろくのコーナーは続行され、更には本物の鍋が出てきて2人は鍋を食べ始めた。
時刻は20時を回っており、おれの腹の狼-WOLF-は飢えからの遠吠えをあげようとしていた。
何故おれは5500円(+手数料)を払い、声優とYOUTUBERが鍋を食い、飲酒するところを観ているのだろう……と冷静になりかけた。
コーヒー農園で豆を採取させられている奴隷は、コーヒー豆がコーヒーになることを知らないから奴隷という立場を疑うことなく続けられるが、コーヒー豆がコーヒーという飲み物になることを知り、それを飲んだやつは奴隷という立場を受け入れられなくなる。
2人が鍋に何が入っているのか実況し始めたが、自分が奴隷と等しい立場でいることに疑いを抱かない為にも耳を塞ぎ、どんな鍋なのかを想像するのを辞めた。
もし、清野茂樹が実況していたらどうなっていたかはわからない。

節分

正月とバレンタインの狭間のイベントとして節分の豆まきを行うことになった。
イベント開始前に記入させた観客の願い事を読み上げつつ、座席番号の入ったクジを引き、そこに当たった観客に鬼の面を被せて2人が豆をぶつけるというのだ。
これは昼の部でもやったらしいが、あまりにも豆を撒きすぎて怒られたらしく、豆を撒く量を減らすようにスタッフから指示があった様子だ。
しかし、上坂すみれはそんな少量で済むわけがないと言い、多めに豆を撒いていた。
そして撒いた豆の掃除をファンにも呼び掛けていた。
女性声優と女性YOUTUBERに豆をぶつけられるファンと、律儀にその豆を拾うファンの姿を観て、おれはイヴ・タンギーの絵画を観ているときと同じような気持ちになった。

グッズ投擲

そして最後にこの日発売された番組グッズを客席に向かって投げ始めた。
上坂すみれは甲子園球場で始球式もやった経験があるからなのか、意外にも強肩であることが証明されていて、ライブでサインボールを投げるときも結構遠くまで投げるし、以前新宿で行ったこの番組の公開収録でもスカッシュの球を直球で投げ返していた。
この日も鍋敷きをフリスビーみたいに投げ、最後尾列を飛び越えて壁までぶつけていて危険だったし、ステージ上を物凄いスピードで左右に走り、あらゆる方向の客席にグッズを投げていた。

グッズを投げ終わると時計の針は21時近くを差しており、収録の終了を告げて上坂すみれは姿を消した。

上坂すみれで真の男になれ

会場で発売されたランダムアクキー

以上が公開収録の全貌だ。
そもそも様子のおかしい番組なのに、ゲストがいて、アルコールが入り、観客の存在もあり異様なテンションで行われた公開収録で混沌-CHAOS-としていたが、この混沌-CHAOS-具合は電波にのせた音声だけでは理解できないだろうし、おれがいくら細かく文章描写したところでこのイベントの危険な魅力はほんの少ししかおまえに伝わらないと思う。
様々な理由でこのイベントに行きたかったのに行けなかったおまえの為にこの記事を書いたが、この記事を読んでおまえが想像した100倍くらい上坂すみれは危険な魅力を醸し出していた。

おれは、上坂すみれのファンクラブにも入っていないし、そもそも上坂すみれが出演しているからという理由でアニメを観るという習慣もない。
おれの生活の一部と化しているプリキュアにユニ=キュアコスモ(もしくはマオ、あるいはブルーキャット)として出演したことがあったり、原作が好きな六道の悪女たちに出演していたり、紫藤めるの母親がロシア語を話しだしたかと思ったら上坂すみれだったとか、ミート君だったりしたことはあったが、上坂すみれが出ているからという理由でアニメを観る事はない。
立川ステージガーデンで行われたライブで『みんな!うる星やつらの最終回観てくれたかな~~???』といった観客への問いかけにも『すみぺ……ごめん……。』とおれはむせび哭くしかなかった。
おれの上坂すみれに対する認識が『変わった歌を歌う話が面白いお姉さん』なので、たぶん多くの上坂すみれファンとはスタンスが異なるとかもしれない。そもそも自信をもってファンと名乗っていいのかも怪しいところがある。
しかし、上坂すみれの様子のおかしさは「観ていたい」と人を引き寄せる何かがあり、なんだかんだで3回ライブを観ているし、トークSHOWも何度か観ている。BDもCDも買ったしfigmaも買った。
そして、今回の公開収録を経て、おれは更に上坂すみれのことが気になりだしている。

ケニー・オメガに掟破りのVトリガーを叩き込む上坂すみれ

上坂すみれは深淵であり底が見えない。AIや自動変換が及ばない凄さがあり、畏怖の念を抱くときもある。
その底の見えなさにおれやお前は驚愕することが今後もあるだろうが、上坂すみれの歌う独特な楽曲や彼女本来の危険な魅力がこの過酷なメキシコの地に生きる喜びを与えてくれるだろう……。
(キュアナイル)

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