ナイルの休日 2025.12.7フクアリ→KFCホール→後楽園ホール
よく来たな。おれはキュアナイルだ。おれは毎日物凄い量のテキストを書いているが誰にも読ませるつもりはない。
しかしながら、去る12月7日。この日はおれが肩入れしている女子プロレス団体である東京女子プロレス(TJPW)が後楽園ホールでハロプロのアイドルグループであるオチャノーマとのコラボ興行を行うというので、後楽園ホールに行って・・・・・・来なかった。
そう、この日はそれどころじゃなかった。いくらおれが肩入れしていると言ってもそれよりも優先するべきことがあったのだ。

そうです。J1昇格プレーオフです。
私は千葉で生まれ育った人間なので、ジェフ千葉のファンであり、なんだかんだで20年以上の付き合いです。いくら東京女子が好きとはいってもTJPWとの付き合いは3年程度であり関わってきた長さが違います。
今シーズンは序盤から調子がよく、一時期は首位を独走。
国立で大宮に敗れて以降失速するものの、上位をキープし最終的にはリーグ戦を3位でフィニッシュ。J1昇格プレーオフに参加することになったわけです。
現在、私は大宮に仮の拠点を構えているのですが、家族にチケットを確保してもらったので、6日夜に実家へ。
そして翌朝蘇我に向かうわけであります。


というわけでフクアリ。
チケットは完売なので黄色いユニフォームを着た人で溢れかえっています。


有志のファンの方々がホーム全席にコレオ用のペーパーをセットしています。
前半15分くらいまではジェフペースで試合が進み、カルリーニョスの動きもキレキレでいつ得点してもおかしくないと思いましたが、なかなか決めきれず、逆に大宮が先制。
更にロングシュートを貰って0-2。
このあたりから大宮は明らかに時間稼ぎをしていました。
更に更に後半開始早々にもエリア外からの虚をつかれたようなロングシュートを決められて0-3。
配信だとわからないと思いますが、ジェフサポの声量もダウン。大勢が駆け付けたフクアリですがあきらめのムードが少し漂っていました。
しかしながら、カルリーニョスが後方からの浮き球をボレーで流し込むという難易度の高いゴールを決めると、たて続けにエドゥアルドがこぼれ球を叩き込み2-3。
ジェフは引き分けでも勝ち上がれることもあり、このゴールでフクアリは息を吹き返しました。この流れだったら1点取れると黄色いシャツを着た人間は全員そう思いましたし、それを実現させるべくチャントの声量も明らかに大きくなりました。
そして、U-17W杯帰りで、今日がJデビュー戦の姫野誠が相手DFを2人背負いながらも抜け出し、ループシュートを決めて3-3!
この時点でゲームを閉めるというプランは崩壊した大宮は攻めの姿勢に出ますが、コーナーキック時にカウンター狙いで3枚前線に残したのでマークの枚数が足らず、そこを突いた河野がCKからヘディングを叩き込んで大逆転!!
サッカーにおける大逆転劇は今まで目にしたことはあるけれど、ここまで興奮したのは初めてかもしれない。
本当にとんでもない試合でした。


デビュー戦で勝負を左右する同点ゴールを決めた姫野誠。
新たなるヒーロー誕生の瞬間を目にしました。(姫野、ちょっとFANZAい勇jizz. comに似てるなぁ。)

この大一番に17歳のトップチームで試合経験のない選手を投入した小林監督の度胸も凄い。
もしかしたら、J2最終節の富山-秋田で富山の18歳の亀田歩夢が4点目を決めて、熊本との得失点差を+1にして残留に成功した事例を思い出して、そのイメージで姫野を起用したのかなと思ったり。
ただ、これだけ大きな仕事をやってのけても、あともう1回試合を制せなければJ1には上がれないのがプレーオフの怖い所。
この夢物語を終わらせないでくれ……!!
試合終了時間が思ったよりも早く、後楽園ホールでのNOAH 清宮海斗10周年興行に間に合うと判明して、蘇我で家族と分かれて水道橋へ。
その道中、東京女子プロレスの特典会が両国KFCホールで行われていることに気が付き、ダッシュすればハイパミの特典会は行けずとも、桐生真弥と文りんの回には間に合う可能性があることが判明し、水道橋の前に両国で下車。
そして、おれは両国駅を降りて左に曲がり、メキシコのように乾いた空気の街を走り抜け、お馴染みにKFCビルに向かったのだ……。
おれはタルサドゥームの追手から逃げ、息を切らしながら会場に駆け込み、サイン会の状況を確認した。
ベイブはサイン会の開催途中であり、今ならば間に合う。
文りんは次の回だから余裕だ。そして、2人のポートレートを購入しておれは列に並んだという寸法だ。

ベイブは「あれ?今日はいないはずじゃ……。」と発言し、何故かおれの予定が把握されている。
そして、フクアリでの試合を興奮気味に話した後、思い出したかのように
「高崎での凱旋興行の試合前はオチャノーマではなくカプセルが流れていたのは何故だったんですか?」と聞いたら「え?なにそれ、知らない。」と言われた。
「確かに私はカプセル好きだけど、それ誰にも言ってないしな……どうしてだろ。」と真相は深淵へと潜っていった。

そして、文りんレフェリーのところに行くと「あれ?今日は来られないはずじゃ……。」とこちらにも何故か自分のスケジュールが把握されており、あまりにも情報が筒抜けなので不安になり、どうしてそこまで知られているのかと聞いたら、Twitterのおすすめ欄に流れてくるかららしく、イーロン・マスクのアリゴリズムのせいで、Twitterを通しておれのスケジュールが把握されているという恐ろしい現状が明らかになった。
あとは慶應義塾大学の三田際に行った話とかをした。

そして、後楽園ホール。
いろんなご縁があり、結構良い席をお譲りいただきました。
(カメラで写真とりたかったなぁ。)

第1試合は清宮がデビュー戦の相手である熊野準と対戦。
コスチュームはデビュー当時の緑パンツ。
コンセプトが学生プロレスの龍神部屋興行と一緒だ……。


龍神部屋興行でデビュー当時のコスチューム(エースに至っては素顔)で登場した「あの頃の龍神部屋」。




凄かったのが小柳勇斗デビュー戦である小田嶋大樹vs.小柳勇斗。
元教師の小柳のバックには元教え子と思わしき観客がついており、会場からは大小柳コール。
リングインの段階で小柳は涙。しかし、いざゴングがなると表情が一変。
大学までグレコローマンをしていたという小柳は、序盤のレスリングの脚の取り合いの技術が本当にすごかった!
そしてそれを丁寧にやり返す小田嶋。
デビューして1年ほどしか経っていない小田嶋ですが、後輩のデビュー戦を真向から受け止め、小柳の良さを引き出しつつそれを凌駕する姿はベテラン選手のようです。



3試合目の新人同士のデビュー戦。高橋碧vs.鶴屋浩斗もなかなか良かった。
両者とも身長が高く、恐ろしいほど太ももが発達しているのがわかる。
まだ、完璧な試合ではないけれど、今後を楽しみにさせるには十分な試合で、引き続き応援していこうと思いました。




メインの清宮海斗vs.拳王の60分アイアンマンマッチ。
日本ではなかなか見られない試合形式だけに、興味深かったですが、どちらもひたすらすごい。清宮に関してはこの日3試合目。
拳王はこの試合だけとはいえ60分も試合するのは凄い。
南場外で乱闘するかと思いきや、そういうのはリングサイドで最小限に抑えつつ、ひたすら削り合う二人。フラフラになりながらも立ち上がる両者。
プロレスラーの凄さが凝縮されたような試合でした。
結果的に清宮は自身の周年興行を勝利で締めくくれませんでしたが、NOAHを心から愛していることがビンビンに伝わってきて、とても良かったです。
しかし、ここ最近のNOAHは気持ちよく終わらせてくれません。

ドク・ギャローズとカール・アンダーソンが乱入し、清宮を強襲。
主役の清宮がKOされて大会が終わるというBADなENDを迎えましたが、これは昨年齋藤彰俊引退興行で最後にOZAWAが清宮を裏切った場面と同じであって、「次」を見せてくれたのだと思っています。
実力者のタッグチームですし、今後もNOAHから目が離せません。
と、以上が12.7の出来事した。
かなり予定がつまりましたけど、どれも素晴らしく楽しかったです。
ジェフはもう1試合あるので、そこで負けてはこの大逆転劇も無意味になってしまいます。
もう、J2生活は嫌だ。今度こそJ1に昇格してくれ!!
オチャノーマとのコラボ興行は未だ観れてないけれど、評判が良いのでPPV視聴が楽しみです(今週忙しくて全然観れてない。)
NOAHもギャローズ&アンダーソンに清宮とジャック・モリスがタッグ戦で挑むということなのでこちらも楽しみ。
楽しみが増え続ける休日なのでした。
(キュアナイル)
