50代フリーランスもひたすら共感した、言葉にならない気持ち#読書の秋2025
ライティングを仕事の一つにして21年が経ちますが、「文章」について、さほど勉強はしてきませんでした。
そうした中、一冊よく立ち返る本があります。以前のnoteでもご紹介したことがありますが、梅田悟司さんの『「言葉にできる」は武器になる』。
ただいま、noteさんが開催している読書感想コンテスト #読書の秋2025 の推薦図書のなかに、梅田さんの本を見つけ、さっそく手に取ってみました。
(Amazon.co.jpアソシエイトを利用しています)
今年5月に出版された、梅田さんの最新刊です。
タイトルにもあるように、日々の生活の中で感じる「言葉にならない気持ち」。
それはどんなものかと言えば、目次の冒頭はざっとこんな感じ。
1章 生活編 LIFE
こんなに服があるのに、着たい服がない。
おなかはすいていないのに、惰性で3食、食べてしまう。
急いでもないのに、つい「閉」ボタンを連打してしまう。
ね。誰もが、一度は「もやもや」としたことのある気持ちではないかと。
そうした「もやもや案件」が、人間関係、仕事、育児やSNSなど分野別にずらっと並び、梅田さんがうまいこと「言語化」してくれています。
梅田さんの本業は、コピーライター。本書の「はじめに」でも触れられていますが、コピーライターの仕事は、単に「キャッチコピーを書く人」にあらず。
それは、「まだ言葉になっていないことを言葉にすること」です。生活者の心の奥底にある気づきや本音を見つけ出し、言語化すること。
この一文を読んで思ったのです。「生活者」を「自分」に変えたら、noteじゃんって(笑)
続けて、『言葉は「心のもやもやを整頓する道具」でもあるのです。』とありますが、この道具を手に入れているのが我々noter、クリエイターというわけです。
では、梅田さんをはじめとするプロと、アマチュアの境がどこにあるかといえば、プロは「自分」ではない他者の「もやもや」をも、さも自分事のように言語化できること。
これには、「言語化」以外に、別のスキルも必要になってくる。
私も、ライティングのプロの端くれとして20年以上活動してきましたが、「文章を書く」というプロセスの中で、「言語化」は一つのスキルであって、そこに至る「情報収集・観察・分析・考察」が、より重要だと思っています。
これについては、以前こちらの記事で触れました。
そういった意味で、ヒトのあらゆる感情の「情報収集・観察・分析・考察」の権化(!)の手にかかると、日常の誰もが感じる、けれど言葉にできない「もやもや」はどのように言語化されるのか。
興味津々で拝読。
だよね~。うんうん。あっ、やっぱり~。
そんな「相づち」を、しきりに打ちながらの読書時間となりました。読後は、とてもスッキリ!
そして、ひとりで執筆を続けているnote。その狭くなりがちな「視野」や「思考」をちょっと広げたい・・・という我々noterの期待にも応えてくれる一冊ではないかと。おススメです!
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