笑い転げた帰り道の記憶
家の中は苦しい時間が多かった。
けれど、どんなに辛くても
遊ぶときは自然に楽しむことができた。
忘れっぽい性格だったのか、
小学生だからなのかは分からない。
けれど、私はずっと塞ぎ込むのではなく、
笑えるときには笑っていた。
「まだ私は普通」
そう思った。
それが、救いだった。
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帰り道、同じ方向に帰る男の子がいた。
特別仲が良いわけではなかった。
けれど、近すぎず離れすぎずの距離感でよく話をしていた。
私は普段あまり男の子と関わるタイプではなかったので、その子と帰る時間は少しウキウキする、特別な日課のようなものだった。
その子はサッカーをしていて、わざとボールや給食袋を落とし、私を笑わせようとすることがあった。
私が大笑いすると、帰り道はいつも二人で笑い転げた。
ボールが足元を転がる音が、私たちの笑い声に混ざって響いた。
あの時間は、本当に楽しい思い出だった。
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🫧この形の私

